決算を受けて、これは次回決算まで株価の上昇に期待が持てそうだと思った銘柄をピックアップするコーナーです。
銘柄ピックアップ条件はこちら…
- 時価総額300億円以下
- 昨年通期よりも今期は増益予想
- 今回の決算発表が昨年同期よりも好印象である
採点もしていますが、あくまで主観なのでその点ご了承願いますね～。
採点項目と点数配分はこちら↓
- 決算内容：40点満点・・・文字通り決算の内容評価点です
- 信用データ：20点満点・・・信用取り組み具合を採点。いくら決算が良くても信用買いが多ければ売られやすいため
- 業種：20点満点・・・次決算まで期待度が継続する業種かどうか
- 株価位置：20点満点・・・現在の株価位置。基本は翌日成行買い出来るかどうか、を採点
ちなみに『場中決算発表銘柄は省略』させて頂きます。
既に株価が反応してしまっているため、鮮度が無いためです。。
それではどうぞご覧ください↓
今期通期予想が前年を上回っている銘柄
ＣＩＪ 4826 65点/100点
決算内容 20点/40点
株価位置 20点/20点
信用倍率 15点/20点
業種 10点/20点
前年1534百万⇒今期1600百万と4.3％増益予想
独立系２次請けシステム開発。ＯＳ周辺で高い技術力。日立製作所とＮＴＴデータ向けが４割弱
四季報より
割安で業種もまずまず期待が持てそうな感じだが、割と四季報の評価が低いので業種面でちょっと減点してしまいましたw
通期予想が昨年を上回り、かつ高進捗決算な銘柄
不二ラテックス 5199 60点/100点
決算内容 30点/40点
株価位置 10点/20点
信用倍率 10点/20点
業種 10点/20点
前年33百万⇒今期88百万と166.7％増益予想
今回は1Q発表で46百万と52.3％の進捗
コンドーム大手。旧岡本理研から独立。緩衝器との２本柱。医療製品や販促用ゴム風船も展開
四季報より
巣ごもりでも出来る対戦型格闘スポーツといえばアレであり、今後も期待度は高い業種だと思うが、反対にホテルなどの消費は減っていないのかは若干の懸念点ではある。。
日本電子材料 6855 70点/100点
決算内容 35点/40点
株価位置 10点/20点
信用倍率 5点/20点
業種 20点/20点
前年993百万⇒今期2200百万と121.6％増益予想
今回は1Q発表で758百万と34.5％の進捗
半導体検査用プローブカード大手。ブラウン管カソード等から出発。海外生産比率向上に注力
四季報より
やはり半導体関連は軒並み好決算のようだ。
しかし、やはり織り込まれており、株価位置も高く、信用もそこそこ溜まっており、一度下落を待ちたい。。
デイトナ 7228 60点/100点
決算内容 20点/40点
株価位置 15点/20点
信用倍率 15点/20点
業種 10点/20点
前年705百万⇒今期714百万と1.2％増益予想
今回は2Q発表で384百万と53.8％の進捗
２輪車部品・用品の企画、卸売りを手がける。小売店も３店展開。インドネシアに進出。独立系
四季報より
通勤スタイルも電車やバスから自家用車、2輪車、徒歩など、ソーシャルディスタンスを意識したものに変わりつつあり、今後期待できる業種かもしれないが、決算自体は特に驚くべきところはないので、スルーで問題ないだろう。。
ＢＥＥＮＯＳ 3328 85点/100点
決算内容 40点/40点
株価位置 15点/20点
信用倍率 10点/20点
業種 20点/20点
前年1713百万⇒今期2700百万と57.6％増益予想
今回は3Q発表で2718百万と100.7％の進捗
主力は越境ＥＣ事業。ブランド品の宅配買い取りや国内外でのベンチャー投資・育成事業も展開
四季報より
驚愕の決算で、コロナがなかったら更に伸びていたと思うと凄まじいポテンシャルを感じざるを得ない。
信用倍率も株価の位置も以前見たときよりも改善しており、安い時に保有しておきたい銘柄筆頭だ。
ビジネスエンジニアリング 4828 80点/100点
決算内容 30点/40点
株価位置 15点/20点
信用倍率 15点/20点
業種 20点/20点
前年1577百万⇒今期1600百万と1.5％増益予想
今回は1Q発表で781百万と48.8％の進捗
ＥＲＰで自社製ＭＣフレーム、独ＳＡＰ製品など扱う。筆頭株主ＴＥＣが１８年春持株全部売却
四季報より
IT銘柄として有望かつ楽しみな銘柄で、決算内容もかなり良い。
順当に行って上方修正も期待できよう。
特に問題はないが、強いて言えば出来高が死んでいる(結構な問題かw)
テノ．ホールディングス 7037 65点/100点
決算内容 20点/40点
株価位置 20点/20点
信用倍率 10点/20点
業種 15点/20点
前年460百万⇒今期581百万と26.3％増益予想
今回は2Q発表で341百万と58.7％の進捗
認可保育所と企業内保育所運営が２本柱。首都圏で認可保育所、九州で企業内保育所を展開
四季報より
保育所関連は非常にデリケートな商材で、国の意向で大きく収益などがバラつく懸念があるが、国にとって子供が大事なんてことはいくら固まった脳の持ち主であろうと明らかなので基本的には心配いらないだろうと思っている。
株価位置が買いやすいので買って置いておくにはなかなか良い銘柄だ。
ジェイリース 7187 75点/100点
決算内容 40点/40点
株価位置 20点/20点
信用倍率 5点/20点
業種 10点/20点
前年105百万⇒今期150百万と42.9％増益予想
今回は1Q発表で135百万と90％の進捗
九州地盤の住居・事業用家賃保証の中堅。大都市中心に全国展開。外国人向け賃貸仲介にも注力
四季報より
決算内容は文句なしだ。
信用が若干溜まっており、上値は重そうだが、株価位置が低く、これは上への余地が大幅に残されている、情報修正もほぼ確定的なところも良い。
コロナの影響で家賃保証などの需要が先細らなければ良いが、1Qの貯金は相当大きいと思える。
今回は比較的高得点が多いイメージでした。
コロナで株価の高低にだいぶ差が付き始めており、下手な逆張りは身を滅ぼす危険性があるので、銘柄購入はよく吟味して行いましょう♪
