2020年11/9おすすめ決算銘柄

雑記

決算を受けて、これは次回決算まで株価の上昇に期待が持てそうだと思った銘柄をピックアップするコーナーです。

銘柄ピックアップ条件はこちら…

  1. 時価総額300億円以下
  2. 昨年通期よりも今期は増益予想
  3. 今回の決算発表が昨年同期よりも好印象である
  4. 不動産関連は除く

採点もしていますが、あくまで主観なのでその点ご了承願いますね~。

採点項目と点数配分はこちら(前回とは配分が若干異なります)↓

  • 決算内容:40点満点・・・文字通り決算の内容評価点です
  • 信用データ:15点満点・・・信用取り組み具合を採点。いくら決算が良くても信用買いが多ければ売られやすいため
  • 業種:20点満点・・・次決算まで期待度が継続する業種かどうか
  • 株価位置:25点満点・・・現在の株価位置。基本は翌日成行買い出来るかどうか、を採点

ちなみに『場中決算発表銘柄は省略』させて頂きます。

既に株価が反応してしまっているため、鮮度が無いためです。。

それではどうぞご覧ください↓


通期予想が昨年を上回り、かつ高進捗決算な銘柄


セントケア・ホールディング (2374) 60点/100点

決算内容 35点/40点
株価位置 0点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点

前年1360百万⇒今期2400百万と76.5%増益予想
今回は2Q発表で1424百万59.3%の進捗、昨年2Qは698百万

訪問介護、入浴主体。訪問看護や小規模多機能、看護小規模多機能など医療系サービスを育成中

四季報より

上方修正同時提出済み。
かねてより当ブログでもおすすめした銘柄で、わたくしも所持しており、大変うれしい結果。
上方修正の要因として、想定以上の集客と経費削減が奏功した、とある。
詳細はあまり書かれていないがとにかく好調なのが文面からも良くわかる。
施設の拡大はこの状況なので慎重にならざるを得ないとは思うが、非常に今後も楽しみな業種なので期待したい。
残念ながらかなりの高騰を見せた後なので、今から新規で買うにはちょっと怖いだろう。
かといって深く押す可能性も低いので、75MAが株価に追いつくのを待ってから購入が吉か、置いていかれたら諦めるくらいの気持ちで監視しよう。

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リスクモンスター (3768) 65点/100点

決算内容 25点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点

前年547百万⇒今期550百万と0.5%増益予想
今回は2Q発表で444百万
80.7%の進捗、昨年2Qは323百万

東京商工リサーチの情報活用しネットで審査、与信管理サービス提供。教育やBPO事業も

四季報より

決算書を読むと、目がチカチカするほどの取り組み実施アピールがあり、しっかり仕事があるのだとわかる。
情報社会の現代では、かなり需要のある業種ではないか、と思う。
BPOサービス事業にて大型案件を受注したことがかなり売り上げに貢献したようだ。
毎年売り上げはしっかり増えており、財務も完璧、PERも19倍弱と指標は全く文句なし!!
ぜひ欲しいところだが、PTSでかなり買われているようだ、ちょっと手がだしずらい。。

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デジタル・インフォメーション・テクノロジー (3916) 55点/100点

決算内容 20点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 5点/15点
業種 15点/20点

前年1357百万⇒今期1358百万と0.07%増益予想
今回は1Q発表で407百万30.0%の進捗、昨年1Qは355百万

独立系情報サービス会社。ソフトウェア開発の比重が9割超。金融、通信などに顧客企業多い

四季報より

業種や取扱商材はとにかく今後を期待させるものばかりだ。
特にITセキュリティは需要の持続はかなり期待できる。
逆に自動車関連の組み込み開発案件についてはやや期待薄か。。
売上高順調増、財務も完璧、ではあるが少々派手さには欠けるので、徐々に階段を上っていく堅実系IT企業として長期投資用としておすすめしたい。
ただ、配当がそこまで高くない点には注意。

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サンエー化研 (4234) 65点/100点

決算内容 25点/40点
株価位置 20点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点

前年-161百万⇒今期400百万と黒字転換予想
今回は2Q発表で245百万61.3%の進捗、昨年2Qは206百万

プラスチック複合加工製品メーカー。軽包装、産業資材、液晶関連の機能性材料が3本柱

四季報より

一見良い決算に見えるが、投資損失の減少によるもので、本業は軒並み不調のようだ。
売り上げも横ばいよりやや減少気味なので、あまり期待は出来ない。
良さげな材料として、抗ウイルステープの拡販が期待度高いが、その他がやや頼りなく、判断が難しいところ。。
ただ、配当が現状で3.2%あり、高配当銘柄としておすすめ出来そうだが、今後の成長を確信してからの方が無難だろう、なお、10年チャートはすごくキレイ。。

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トーアミ (5973) 60点/100点

決算内容 20点/40点
株価位置 20点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点

前期247百万⇒今期340百万と37.7%増益予想
今回は2Q発表で157百万46.2%の進捗、昨年2Qは77百万

建設・土木向けコンクリート補強用溶接金網トップ。全国営業。害獣防止柵も。1887年創業

四季報より

130年前からある超老舗銘柄だ。
目立った材料は特にないが、災害関連に多少カスっているか。。
好決算の要因は、原材料価格の安定とコスト削減によるもの、為替差益によるところが主なので、特筆すべき点は特にない、スルーで。。

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タツモ (6266) 65点/100点

決算内容 35点/40点
株価位置 5点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点

前期911百万⇒今期1823百万と200.1%増益予想
今回は3Q発表で1620百万88.9%の進捗、昨年3Qは408百万

半導体装置が主軸。液晶用塗布装置で高シェア。M&Aで洗浄装置、プリント板装置なども追加

四季報より

まさしく上振れている好決算だ、上方修正も同時提出済み。
半導体メーカーの設備投資が意欲的で、洗浄装置部門、コーター部門は前倒しで売り上げが立った、などが好決算の要因のようだ。
週足チャートが教科書のような美しさで、非常に狙いどころが絞りやすくて素晴らしい。
株価位置が若干高いので少し押すだろうが、かなり狙いやすい銘柄なので要監視をおすすめしたい。
半導体関連は向こう3か月限定であればおそらく堅調推移すると思われるので、狙うのも良い判断だろう。

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TOWA (6315) 70点/100点

決算内容 35点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 5点/15点
業種 15点/20点

前期647百万⇒今期2450百万と378.7%増益予想
今回は2Q発表で1227百万50.1%の進捗、昨年2Qは-283百万

封止や切断加工など半導体後工程用製造装置大手。精密金型製作に競争力。中国等に生産拠点

四季報より

70点獲得、半導体関連おそるべし!!
本日、上方修正も同時発表済み。
ただ売上高は下がっているので、手放しで喜べないが、そんな中でも利益をしっかりと取れる商品を取り扱っていることが評価大だ。。
株価位置も悪くなく、前述したとおり向こう3か月は堅調さが維持されると想定されるので、次回決算まで株価好調を維持できる可能性は高いと見る。

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今回、70点以上の銘柄は1件でした。

A&Dに関しては、ものすごい張り付き方をしていて、並んでもおそらく買えなかっただろうと判断、明日以降寄った価格を初値とすることにします。

11/9は日経が500円越えの大幅上昇の日となったのですが、上記銘柄は何故か不振なものが多かったです、資金が他に行ってしまっていた感じです。。

Nフィールドは個人的にも今日狙おうかと思ったのですが、持ち株のNPCがS高して舞い上がってましたw

今後、数週間様子見てここぞというところで購入したいと考えています、が、まぁ地合いやタイミング次第ってところですかねぇ。。

明日以降も日経は上昇の可能性高いですが、毎度毎度で申し訳ないですが、日経の絶好調はこのコーナーにはあまり関係ありませんw

淡々とデータを取って、皆様に自信をもってご紹介できる手法としてブラッシュアップすることを目的としていますので、ブレずに公平な評価をもって銘柄を選んでいきます、今後ともよろしくお願いいたします。

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