買うならやっぱり好決算!!
日経平均が上昇を続けています。
月足で見ると過去10年、ここまで移動平均線と乖離してしまっているのは過去類を見ないわけですが、じゃあ50000円行かないか?暴落するか??と言われると誰にも断言出来ないわけです。。
だからって『今買う』のって、とっても怖いですよね~、Me too です。。
しかしここから40000円、45000円とステージを上げ続ける可能性もある以上、買わないのはやはり機会損失になりかねません、これが個別株の難しい所ですね。。
しかし積極的な空売りはおすすめ出来ません、明確な下げトレンドを確認するまでトレンドに逆らってもいい事ないです。。
こんな日経スッ高値状態でじゃあ何を買うのか?と言われればやはり『好決算銘柄』が無難ではないでしょうか??
基本的に年4回もある決算ですが、ナメてはいけません。。
好決算を出した銘柄には『次回決算の好成績』と『上方修正発表』という、ダブルの期待で買いが入りやすい状況を演出します(配当性向を設定してる会社なら増配期待、なんかもありますね)
仮に日経がどん底であろうと急落しようと、好決算銘柄ならばダメージは軽減されます、個人投資家が狙うはやはり好決算銘柄が無難だと思いませんか??
というわけで今回は『買いにくいけどこれなら検討出来る!!』という好決算銘柄をいくつかPUします、第2回もやるかどうかは今回の反応を見てw
① グリムス(3150)
3Q進捗率は90.9%、前年比+65%と好調。
主であるエネルギーソリューション事業が絶好調のようです。
また配当予想も前回予想の37円から46円に増配しております。
現状、業績は上がり続けているものの、23年春ごろに付けた最高値には遠く及ばず、かつ200MAをも割り込んでいます。
期待相場から業績相場に移行し、ここからは上昇への上値は重いでしょう。
しかし、4Qまでに200MAへの挑戦権は獲得したと考えます。
そして、来期予想次第でしっかりと200MAを超える可能性もありますが、やはり4Qまでは200MAまでがやっとのように感じますね。
上方修正期待の買いも入りやすく、安心感は他の銘柄よりも高いでしょう。
② エル・ティー・エス(6560)
今期予想は前年比+52.7%の大幅増益予想。
また、この記事を書いている2/27に発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合 0.78%の自社株買いを発表、ちょっと割合少ないような気もしますけどw
ちなみに同じく自社株買いを発表したブリッジ(7039)は上限4.27%のようです、まぁ時価総額が倍以上違うから何とも言えませんけど。。
今後の見通しも力強さを感じます、手ごたえがありそうな感じです。
おやおや、想像よりもチャートは良くありませんでした。
元々織り込まれていたようなチャート推移ですが、将来性を考えると、ここから大きく株価が下がるイメージはありませんので暫くは200MAへの上の動きになりやすいのではないかと思います。
23年5月につけた窓を埋めた格好にも見えます。
信用買いも思ったより溜まっていないので、上値はそれほど重くないと考えます。
③ SBSHD(2384)
最後にちょっと時価総額大きめの銘柄ですが、SBSHD、通期予想は+3.8%の増益予想です。
一見するとショボそうですが、コンセンサスは更に上を見ている事、価格転嫁が期待できる物流関連銘柄であること、燃料代がこれ以上は上がりにくそうなどの要因で、株価は下げ止まったのではないかと考えています。
昨年の夏ごろから株価はずっと調整を続けていました、PERはついに9倍にまで落ち込んでいます。
チャートを見るとまだちょっとアレですが(アレなんかいw)2番底を確認したら反発開始と考えます。
また、年々しっかりと増配も繰り返しており、株主還元の意識も高めに思います。
個人的には下げ止まったと考えますが、信用買い残が52万弱溜まっており、少し上値は重いかもしれませんね。。
しかし、監視銘柄に入れる価値はあると考えます。
あとがき
今回の趣旨としては『この3つを買え!!』というわけではなく、決算期待の高い銘柄を中心に購入対象にすると負けにくいよ、と言いたかったのです。
地合いの良し悪しに関わらず、決算期待の低い銘柄はどうしても買いが入らない→株価動かないどころか下がる→下がるから売りが増える、の連鎖が起きやすくなってしまいます。
また、反発時にも被害者が上から抑え込みの売りをしてくるので、結果的に上値はひたすらに重くなりがちです。。
また、チャートだけ見て好決算銘柄を読み解くのは不可能です、テクニカル派も面倒ですが決算進捗は確認した方が鬼に金棒でしょう。
買いのみの個別株投資家には是非とも覚えておいて頂きたい大切な事だと思っています。
でも決算は年に2回で良い!!(もしくは発表日を分散してけろw)