小型株分析122 バイク王&カンパニー 3377

小型株分析40点以上

バイク王&カンパニー 3377 時価総額:29億

中古2輪車買い取り最大手。小売り併設の『バイク王』全国展開。査定から買い取りまで標準化(四季報より)

<採点>

売上高伸び率(7/10点):着々と伸ばしていたが、20年は減少予想

ROE(4点/10点):今期予想は4.4%

ROA(6点/10点):今期予想は2.8%

配当(4点/5点):今期配当予想は年5円で利回りは2.6%&バイク購入割引き券の優待あり

決算進捗率(6点/10点):1Qは赤字だったが昨年よりもその幅は縮小されており、悪くない進捗といえる(6/30上方修正入りました)

業種(7点/10点):バイク人気は不変のものではあるが、今後の若者世代が所有したいと思えるかが売れ行きを占うだろう

テクニカル(5点/10点):なんとも言えないチャートをしており、判断が難しい。バイク購入予定者は優待目的で選択肢に入れても良いだろう

信用倍率(1点/5点):信用倍率は20.6倍、買い残346000と重い

TOTAL:40点/70点

総評:知名度と時価総額がこれほどかけ離れている会社も珍しいと思えるほど、有名な会社だ。
実際、バイク乗りで知らない人もいないし、お世話になっている人も多いだろう。
今の10~20代前半の若者が足として購入するにはなかなか魅力的な選択肢だろうが、マンガやその他の影響が最近はあまりにも少なく、憧れて購入したいと思えるような材料がないのも事実だ。
更にはひとりっ子世帯も多く、事故の多くが重症又は死に至るケースが多いバイクは子を想い、各家庭で禁止されがちな風潮だ。
ただ配当も悪くなく、業種として大崩れがなさそうなので、購入の検討はしても問題ないだろう。

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