強強アフターコロナ銘柄とは
コロナの脅威もワクチンの登場で徐々に薄まりつつある昨今ですが、株の世界ではアフターコロナ銘柄に資金が集まりだしています。
アフターコロナ銘柄とは、コロナの影響によって壊滅的な被害を被った業種の銘柄のことですが、当然復活はほぼ約束されています。
主な所で言うと、航空会社や飲食店、ホテル業などが挙げられ、人の往来数に比例した業種がほとんどです。
では強強アフターコロナ銘柄とは何かと言うと、その中でも更に売り上げを期待できそうな銘柄の事を指します。
よく考えると、コロナ前とコロナ後では業績の復元はあれど、業績の更なる伸長は基本的に見込めません。
それどころか、テレワークや巣ごもりが定着してしまうことで、コロナ前までの業績回復すら怪しいとすら言えます。
そこで数多あるアフターコロナ銘柄の中から更に業績の期待が出来そうな銘柄を探して紹介してみたいと思います。
多分に主観が入っていますので、参考程度にご覧いただければ、と思います、それではどうぞご覧ください。
不動産関連銘柄
まずは不動産関連です。
コロナ前、コロナ後では不動産に際しても若干の変化があると考えます。
それは『都心の一等地の人気減少』
テレワークが可能と分かった企業は、都心の一等地にオフィスを構える必要はなく、より小規模で賃料の安い地域へ移転が考えられますね。
また同様に従業員も引っ越し機会として考える方も増えるのではないでしょうか。
いずれにせよ、人の移住は相当活発になると考えます。
そこでこんな銘柄はいかがでしょうか?
サカイ引越センター(9039)です。
ド直球のように思いますが、現在株価は200MAを下回っており、物色されていないことがわかります。
小口、大口、個人、法人問わず、必ずと言っていいほど利用する引っ越し屋さん。
おそらく活況になると思いますので監視銘柄に加えてみてはいかがでしょう?
飲食関連銘柄
人の往来が減り、外食産業は相当なダメージを負いました。
中でも店内が狭く、パーソナルスペースの取りにくいファミレスなどは個人的にもかなり敬遠したのも事実です。
もちろんファミレスも徐々に復活してくるとは思いますが、コロナの後遺症は案外残るような気はします。。
外食産業でわたくしがおすすめしたいのはこちら↓
インターネット&漫画喫茶を展開しているランシステム(3326)です。
衛生面の徹底や、個室によるパーソナルスペースの確保、漫画業界の盛り上がり、そしてテレワークの活動場所としてなど、以前よりも更に飲食の場、エンタメの場、仕事の場として需要が増すように思います。
一部を除いてファミレスは運動会状態なのに対し、漫画喫茶で聞こえるのはそよ風のようなBGMといびきくらいなものですw
それもヘッドホンをしてしまえば気にならず、食事も読書も仕事もゆったりと行うことが可能です。
昨年夏に1000円を突破した株価も今は落ち着いて500円弱です。
他にも漫画喫茶関連はありますが、児童発達支援業にも期待が出来そうなので当銘柄を選びました。
旅行関連銘柄
コロナの呪縛から解かれたらまず考えたいのはやはり旅行、ですよね。
しかし、衛生面やコロナ対策をどのように取っているか分からない海外は、綺麗好き民族の日本人にとってコロナ前よりも少し敬遠する方も増えると考えます。
また検疫や税関、搭乗に至るまで今までよりも搭乗者チェックの時間はかかるでしょう、そういった煩わしさも含め、近場でサクッと行ける国内旅行の人気はコロナ前よりも高まる気がします。
今後、アメリカが景気回復やインフラ資金の投入の為に米国債発行が続けば、アメリカは金利高となり円が売られ円安となり、ますます国内旅行に需要が傾きやすくなる可能性もありますね(あくまで妄想の範囲です…)
そこでわたくしがお勧めしたいのがこちらの銘柄↓
沖縄でスーパーなどを展開しているサンエー(2659)です。
国内旅行と言えばやはり行きたい沖縄!!
インバウンドとしても海外旅行者からも人気は高く、関連としておすすめできます。
チャート的にも200MA、75MAの下を推移しており、物色はまだの模様。
海外を選択肢から外した日本人は、やはり日本でありながら海外の雰囲気も味わえる沖縄は旅行先の第一候補となりえますね。
また、信用売りもかなり溜まっており、超絶売り長になってるところも株価の下支えになって良いと思います。
中座
今回は3銘柄紹介いたしました。
安直に考えられる銘柄はやはりすでに物色されているものが多く、もはや手遅れ感があります。
少し思考を先に走らせ、アフターコロナ後に決算が出た時にどんな銘柄が意外性の好決算を出してくるかな?と考えるのは楽しいと思います♪
まだまだ考える余地は多分にあるテーマなので、次回第2回も作成したいと思います。
皆様も空想にふけって銘柄を掘り当ててみてくださいね。