長期投資を行うにあたり、個人的に重要視するポイントを3つあげたいと思います。
今回はNISAの非課税期間である5年後に売却すると仮定し”値上がり益”に特化した考え方とします。
もちろん、その時に日経平均や景気がどうなっているか知るすべはありません。
そのことを加味しつつ銘柄を選ぶ必要がありますので、難易度は高いですが参考にして頂ければ、と思います。
STEP1 財務
天災や今回のような世界的な感染病の流行などによって、いくら良い銘柄でも会社自体が危ぶまれるような財務では安心して保有は出来ません。
”自己資本比率”と”有利子負債”を必ずチェックしましょう。
STEP2 業種
5年後の未来はどんな世の中になっているか?
可能な限り連想して、その時点で隆盛を極めていそうな業種に投資をしましょう。
一例としては…
- 自動車のEV車化に伴う関連業種
- AIの台頭を恩恵に預かれる業種
- 働き方の変化を支援する業種
などなど、連想しだすとキリがないほど出てくるのではないでしょうか?
もちろん、こういった業種は競争も激しいので、銘柄選定は困難を極めると思います。
しかし、斜陽産業に投資するよりは確実に株価への反応は良いので、買い方や株数の調整などでうまくバランスをとっていけばいいでしょう。
STEP3 成長性と特異性
株価向上には会社の成長力が最も影響します。
成長力が実績に現れてからでは株価は既に高い状態にあるため、投資妙味は薄れてしまいますね。
成長力を見極める方法は様々あります、例えば…
- ROEなどから経営手腕を判断する
- 取扱商品や独特の技術を持っている
- 店舗拡大のペースを予想する
- 海外展開や提携、などに期待する
ここからは個人個人のセンスや考え方によって大きく選定基準が変わると思います。
自信がない銘柄であれば、NISAは使えませんが、S株などで1単元ではなく少量ずつ購入したりする工夫をするといいでしょう。
こういった銘柄を探すには、普段の生活で様々なことにアンテナを張りつづければ少しずつ精度を上げていくことができます。
ただし、情報が氾濫している時代なので、踊らされないように気を付けないといけませんね。
まとめ
成長株長期投資はとても楽しい投資手法です。
今回は値上がり益に特化した手法の紹介でしたが、配当を重視したインカム複利投資法もご紹介しておりますのでそちらも是非ご一読いただければ、と思います。⤵
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