2022年夏おすすめ決算銘柄詳細分析 FIG (4392)

雑記

① 各指標

PERは18.09倍PBRは1.33倍と、普通。

ROE予想は6.5%と普通~若干低め。。

自己資本比率43.7%、有利子負債8713百万円、流動比率(流動資産/流動負債×100)は327%と全く問題ない。

配当は本日増配発表し年間5円→10円と倍化、配当利回りは2.5%となり、1500株以上保有から優待ポイントも付いてくる。。

ただし増配分の5円は記念配当なので注意である。。

指標の上からは特に魅力を感じないが、本日通期上方修正と増配発表をしており、今後に期待できるのか?はたまた一過性なのか?気になったので分析することとした。。

とりあえず指標上の評価はニュートラルとしておこう。。

② 四季報評価

四季報は『上振れ』で当企業を評している。

モバクリの親会社なのか、知らんかった。。

気になるのは敬老乗車パスの文言。。

横浜市で40万人が10月から利用出来るようで、これはかなり大きな材料。。

また3年後に新セグメントとしてペイメントとロボット事業を加えるとしており、今後はここに力を入れていくことが分かる。。

近未来では当たり前になるであろう2事業なので、収益性の期待はなかなかのものだろう。

NISAで投資してみたくなる会社、そんなイメージに少し変わった。

③ 業績推移

売上高は順調増、利益面も20年こそ赤字ではあったが、そこからV字回復どころではない快進撃が続きそうな予想だ。。

3年後のセグメント追加も相まって、中長期的にかなり期待ができそうな雰囲気だ、下手すると化けるか??

④ 直近決算

今期予想は962百万円(上方修正後)で、前年比+67.9%でとてつもない伸び率だ。

直近決算は2Qで610百万円、前年比+77.3%とこちらも凄まじい上昇率。

一体何が好調の要因なのか凄く気になります、わたし、はい。。

⑤ 各セグメントの業績

セグメントは3つに分類されるようだ。

IoT
・マシーン
・スマートシティ

各セグメントの売上高前年比は以下の通りだ↓

・IoT +25.7%
・マシーン -21.1%
・スマートシティ
※前期売上計上なし

各セグメント毎の売上高比率は7:3:0となっており、利益比率に関してはIoTがほぼ9割を稼ぎ出している。。

そのIoT部分の説明を抜粋しよう↓

塩コショウすら振ってないあっさり味であるw

これではよくわからないので決算説明資料を覗きに行ってみた、まずはこちらの画像を御覧いただきたい↓

サブスクリプションの売上高がかなり好調のようで、今後の伸び率にもかなり期待が持てそうである。

これにより、不安定な業績懸念は払拭され、比較的投資しやすい会社であることがわかった。。

続いて2枚連続で画像をご覧いただこう↓

キャッシュレスプラットフォームの詳細説明である。。

今や全てを把握しきれないほど世に溢れているキャッシュレス手段だが、果たして今後の導入は順調に進むのか?また定着するのか?に注目である。。

敬老バスのICカード運用は素晴らしいと思う。。

利用者数、コアタイムなど詳細なデータ分析が容易に出来るようになり、より合理的な運行予定が立てやすくなるだろう。

これが上手くいけば全国から導入依頼が舞い込んでくるかもしれない、期待度は高い!!

次も2枚連続で画像をご覧いただこう↓

泣く子ももっと泣く『新株予約権発行』である。。

新規投資資金調達用の前向きな新株発行ではあるが、約10%の希薄である。。

また、マッコーリーバンクリミテッドはオーストラリアの投資銀行であり、間違いなく株価上昇時には売り圧力として立ちふさがってくるだろう、奴らも商売だ。。

14億円というのもかなりの金額である、時価総額100億円の会社としては。。

もちろん、業績がこの懸念を忘れるくらい伸長すれば良いだけの話ではあるが、結果が伴うには少し時間が必要に思う。。

従って現状の業績だけを見て飛びついても思うように株価が上がらない…といったジレンマに長期間悩まされる可能性もあるので、精神衛生上、十分納得のいく価格まで引き付けて購入、更に複数回ナンピンする覚悟で購入検討すべきだろう。。

また、ここまで分析をして正直な感想を言うと、確かに商材、業績など申し分ない。。

ただしライバルが多い商材が多いこと、革新的なオンリーワンな部分は見当たらないこと、などの理由から、かなり株価が調整してからでないと購入は控えたいと思った次第だ。。

ライバル企業が多いと価格競争&サービス競争が激化し、単価の下落、人件費や販管費の増加、などが懸念される。。

基本的な株価の動きは上を目指すとは思うが、爆発力、という意味ではあまり期待できないかもしれないと考える。。

これはあくまで個人的推察であり、想定外に導入実績が積み重ねられ、凄まじい業績の右肩上がりが続くかもしれないが、そこに期待するのははギャンブル的側面が強いと感じた。。

個人的最終評価はやはり『ニュートラル』としておこうと思う、が、今後の業績推移次第でちゃぶ台ひっくり返す可能性はモリモリある、とだけは言ってお茶を濁しておこうww

⑥ 週足チャート

400円台という低価格故に、上昇が少し続くと上ヒゲが多めにつき始める、握力のない人は手を出さないほうが無難だろう。。

しかし2ヶ月以上上がりっぱなしは見事だ。。

一応、PTSも38円ほど上がっているが、個人的には下手すると明日は陰線で終わる可能性があると思っている。。

おそらく上方修正はサプライズに近いとは思うが、株価には一旦織り込まれていると考える。。

しかし上昇トレンドなのは間違いないので、押したら買えば良い。。

買い方としては25MAに当たったところで一回目、割って反発の陽線が出たところで2回目、万が一200MAまで来たら多めに3回目、と分割購入が良いのではないかと思う。。

まあそんなに上手くいくことなんて10回に1回くらいなものなので、自信があるのであれば5%買い下がり法(勝手にそんな手法名作るなww)でいいんじゃないでしょうか?

わたくしは何かあって下にオーバーシュートするようなことがあれば全力で買い向かいますが、そうでないならスルーかな。。

たまに狙った銘柄が下にゴリッと下がることがあるので、それを拾えるのは監視を怠らなかった者へのご褒美だと思っています。。

皆さんもサボらずにお目当ての銘柄は監視チェックリストに入れておきましょうね!!

⑦ まとめ

おすすめ度は『バイオハザードで言えば5くらいw』とします。

わかりにくいですか?細かい部分を多目に見ればまずまずおすすめ出来る!という意味です(シェバがねww)

ドラクエで言うと2です、難易度が高いという意味でもww

取り扱い商材はとにかく面白いです、将来性もあります。。

株価が400円台というのは皆さん経験あると思いますが非常に手掛けにくいです。。

株価が200万円とかで一向に分割しない会社が多いのは、デイトレーダーが寄り付きにくいように予防しているため、という側面もあるらしいですよ。。

逆に100株4万円で買えてしまうと、どうしても短期勢にかき回されます。。

しかしわたくしが激推しして珍しく上手くいったNPCという銘柄も元は3~4百円でした。。

そこから荒波を乗り越えて瞬間的に1200円まで行きましたので、普段からくるみを使って握力を鍛えておかないとどこかで手放してしまうでしょう。。

あと、握力に大事なのは『実生活の経済安定』もですね。。

実生活で金欠になって泣く泣く株を換金せざるを得ない…という売り方は最も後悔する手放し方でしょうから。。

何か全然違う話になってしまいましたがw、結論はしっかり押すのを待ってなら購入検討余地アリ!ということになりますね~。。

※紹介したデータは2022年9/14現在のものです
※SBI証券様のデータを抜粋させていただきました。

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