高配当小型株分析10 フォーバルテレコム  9445

高配当小型株分析

銘柄詳細

フォーバルテレコム 9445

来期配当予想:17円

配当利回り:5.3%(算出日2020年9/10)

株主優待:なし

中小企業向け通信料最適化・請求書一本化サービス展開。携帯電話強化。子会社で印刷、保険も

四季報より

採点

売上高変化率:7点/10点
順調に伸びており、この状況下でも売上高純増予想なのは素晴らしい

財務健全性:2点/10点
自己資本比率13.3%、有利子負債4046百万でかなり悪い部類

株価位置:6点/10点
200MAより下にあり、買いやすさはあるが…

PER:7点/10点
11.01倍で割安度は高い

ROE: 10点/10点
予想ROEは31.9で激高

決算内容:4点/10点
直近は1Qで121百万で、若干不安だが昨年と比べ今期の通期予想と照らし合わせると許容範囲か

業種:6点/10点
4つほどあるセグメントで、印刷関連は苦戦模様。電力提供の売上高が順調増なのでそちらに期待か

信用倍率:3点/10点
信用買い残142600で出来高が少ない為かなりの重さ

総評

総得点45点/80点で、印象としてはまずまずだが、自己資本比率の低さは相当な悪印象だ。
長期で持つ前提の高配当銘柄でこれは致命傷とも言え、とてもおすすめできない。
売上高、純利益共に順調に伸びてはいるので心配ないのかもしれないが、配当性向50%は少々高すぎると感じる。
ただ、この状況を乗り切り、再び軌道に乗ると仮定すると、現状は割安で買い判断をしても株価位置的には良いだろう、財務の問題を個々の重要度判断として委ねるならば。

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