高配当小型株分析⑧ GCA 2174

高配当小型株分析

銘柄詳細

GCA 2174

来期配当予想:35円

配当利回り:5.4%(算出日2020年9/8)

株主優待:なし

M&A助言会社。日米欧3極体制でクロスボーダー案件多数扱う。欧州は事業承継助言で強み

四季報より

採点

売上高変化率:6点/10点
20年は軟調な予想だが、21年からは再び上昇の予想

財務健全性:7点/10点
自己資本比率66.6%、有利子負債2312百万で良い方

株価位置:8点/10点
200MAに大きく離されているが、これは少々売られすぎと思う

PER:4点/10点
57.28倍で割高だが、21年以降の業績を加味すると悪くない

ROE: 2点/10点
予想ROEは2.5

決算内容:1点/10点
直近は2Qで-289百万で、非常に苦戦している模様

業種:8点/10点
M&A助言会社なのでコロナが落ち着けば割安の会社をM&Aする絶好のチャンスであり、当銘柄に特需が発生すると予想している

信用倍率:4点/10点
信用買い残687300、売り残140500で若干重い

総評

総得点40点/80点で、現段階ではこのような低得点だが、数年後を考えればかなり面白い先物買いと言える。
現在はM&Aの手控えによって業績は悪いが、基本的には一過性であると考えられ、来年以降は再び上昇気流に乗ると思われる。
チャートを見ると、これ以上下振れの可能性は考えにくく、今が買い時だと見る。
また、配当も数年間変わっておらず、減配の可能性もとりあえずなさそうなので安心感もある。
今回の採点においてあくまで直近の決算や今期の通期予想、PER、ROEでのマイナスが響いており、チャート的にも通期減益の折り込みが終了したという形になってきており、長期投資家であれば今はかなりの好機ではないだろうか。

タイトルとURLをコピーしました