まだまだ伸びしろ大の小型株紹介

雑記

チャートよりも将来性

去る6/18に四季報夏号が発売されました。

わたくしのフォロワー様もかなりの方がチェックをしてみえるようで、投資家のバイブルとしての地位は未だ揺らぎないように思いますね。

今回はそんな四季報の評価を見て『この銘柄はまだまだ伸びしろありそうだな…』と感じた銘柄をいくつかご紹介したいと思います。

当然、短期での上昇は鑑みず、あくまで長期保有前提の銘柄群となります。

従ってチャートは殆ど参考にしませんが、現価格でも購入する価値はあるかな?と感じたもののみとします。

また、わたくしのスタンスとして、知名度、人気、一切考慮しません、完全ふくりんオリジナル発掘銘柄となります。

これが吉と出るか凶と出るかは分かりませんが、これまでも数々の数倍株を掘り当ててきた自負はほんのちょこ~~っとありますので、参考までに読んでいただけると幸いです(同じくらい見当外れな銘柄もありましたけどねw)

それでは行ってみましょう、気になった銘柄はご自身で精査、検討も忘れずにね★

伸びしろ大銘柄その①

セントケア・ホールディング (2374)

◆四季報評価◆

まずはセントケアHDです。

21年3月の経常利益がなんと2倍に成長しており、22年3月予想は更にそれを10%程度上回る予想となっております。

今後、高齢者は40%を占めるとも言われており、介護系銘柄はますます必要性が増すことでしょう。

新規出店を再加速、とあり、業績拡大の期待が大きいところも評価ポイントですね★

配当利回りは優待のクオカード500円を含めると2.2%、3年間保有するとクオカードは1500円にランクアップされ、利回りは3.1%になります。

毎年1円ずつ増配されており、今後も増配傾向は続くと思われます。

今回、チャートは鑑みない方針ではありますが、実は日足がいい感じの反発タイミングになっていますので、打診買いする絶好の機会でもあるかもしれませんね(日足画像参照)

伸びしろ大銘柄その②

双信電機 (6938)

◆四季報評価◆

残念ながら6/23にかなり上昇してしまいました、一歩遅かったか~~、と後悔しています。

当銘柄の期待は厚膜印刷基盤とノイズフィルターで、今後の新車増勢と半導体需要の拡大時などに必要とされます。

また、新規格wifiや5Gの拡大、バッテリーのリチウムイオン電池化など、期待度の高い関連商材が目白押しです。

22年3月の予想では過去5年間で最高益を予想、為替レートも105円と保守的で、23年には更にそれを上回る予想を立てています。

ただし配当は0.7%と低く、優待もないため、基本的には値上がり益重視の中期銘柄とさせていただきます(業績予想次第では長期に切り替えも検討)

中期的には株価MAX1000円程度までは伸びしろを感じますね★

伸びしろ大銘柄その③

アイ・エス・ビー (9702)

◆四季報評価◆

堅実系IT銘柄として何度かおすすめしてきた銘柄です。

売上高、利益とも着々と成長しており、配当利回りは約2%ですが、四季報は増配上乗せ余地有りと明示しています。

PERも14倍と割安圏におり、自己資本比率も66%と抜群の安定感です。

セグメントとして情報サービス事業がけん引する形ではありますが、セキュリティシステム事業がじわじわと売り上げを伸ばしてきており、今後の伸びしろにひと役買うのではないかと予想しております。

育成分野の事業があるだけで期待買いの入りやすい状況であるのも評価高いですね。

ここは完全長期、購入したらかなり安定した株価推移をしてくれる銘柄だと感じますね。

伸びしろ大銘柄その④

バルテス (4442)

◆四季報評価◆

最後は少しギャンブル的な銘柄紹介となりますが(今は若干割高に感じるので)、バルテスの登場です(バンド紹介みたいやw)

将来的にソフトウェアテストや脆弱性診断は伸びしろたっぷりに感じます。

もちろん売り上げ、利益共々順調に推移しております。

ゲームのデバッグの重要性を知る者として、ソフトウェアテストの重要性はその上を行くと考えており、自社では行いにくいテストは外部委託がほぼ主流になってくことでしょう(すでになっているとは思いますが)

問題点としては現在ゲームデバッグなどをメインにしているデジタルハーツHDやポールトゥウィンなどがこの領域に進出してくる可能性は大いにあり(デジタルハーツはすでにその様相)、競争が激化し、単価下落などの懸念点が考えられます。

それまでに更に軸となる事業を育てておき、環境対応力の高い会社に成長してほしいですね★

頭を真っ白にして四季報は読もう

以上4銘柄を紹介しましたが、四季報をチェックする時はなるべく予備知識を完全リセットして読むことをお勧めします。

特に近年のコロナ騒動を受けて、過去に目もくれなかった銘柄が躍進したり、順風満帆だったが大打撃を受けたり、状況は大きく変わりました。

そんな時代だからこそ、より深部まで調査してくれる四季報を無になって読んでみてほしいのです。

普段、逆張りをおすすめしないタイプの人間ですが、今は株価が沈んだ銘柄にも逆転チャンスが生まれています。

そういった銘柄にいち早く気づくのにも四季報は有用であり、写真集クラスの高価格であるにも関わらず飛ぶように売れる要因なのでしょう。

全て読むのが厳しい方には、予算内でスクリーニングして(例えば5万円以内の銘柄、とか)それらから発掘するスタイルなども面白いでしょう。

銘柄を購入せずとも、目を付けた銘柄が予想通り買われるのかを監視するのも、自身の銘柄探しの感度を高めるいい練習になると思います。

四季報の利用方法は千差万別、銘柄を探すも良し、飾って眺めるも良し、へそくりを隠すも良しw、ぜひ有効活用してくださいね(鈍器として使用してはいけませんw)

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