企画説明
人類が生み出した最強の叡智『複利』
相対性理論で有名なアインシュタインをもってして、複利は人類最大の発明と称賛してやまないこの原理ですが、一体どれほど凄まじいのか…考えた事ありますか?
普通に朝起きて、仕事して、お風呂入って、youtube観て、寝る生活を送っていては複利に触れる場面も少ないかと思います、せっかくの機会です、是非最後までお読みください♪
複利とは簡単に言ってしまうと『利子や配当金を再投資する』ことです。
これにより、借金の雪だるまならぬ、資産運用の雪だるま、とも言える現象が生まれます(どうでもいいけど何で雪だるまなんだろ?それを言うなら雪玉で良い気が…w)
実は以前にも複利についての記事は書いたのですが、今回は“ガチ検証”ですw
過去に書いた複利の記事は『20歳から60歳まで毎年60万円を利回り3%で運用したらいくらになるのか?』といった結果どうなる的な内容であり、痛恨だったのは“税金20%を考慮しなかった”点です。。
20%はとんでもなく影響しますからね、やはり無視はできません、ということで今回は税金を考慮しつつ、可能な限り投資額を増やして検証してみました、果たして1億円は複利で作ることができるのでしょうか?
まずはあるルールに則って“貯金のみ”で20歳から40歳まで積み立てた結果をご覧ください。
貯金のみ40年間の結果
ご覧のような結果になりました(貯金額毎に色分けしてあります)
ポイントは条件にも記載してありますが“5年毎に20万円ずつ積立額を増やしている”ところです。
やはり就職したてではまだ給与やボーナスは満足した額はもらえませんし、若い内は何かと浪費の誘惑があるってもんです(それでも年間60万円って人によっては結構な積立額だとは思いますが)
後半になるにつれてかなりの額を積み立てることになりますが、結婚して共働き(子なし)であれば十分可能な額だと思います。
このルールに則って40年積み立てた結果は5260万円、これだけ頑張ればなかなかの額になりますね。
それではお待ちかね、同ルールに複利を加えた検証結果を発表します、ルールは以下の通りです↓
- 積立額は貯金モデルケースと同様とする
- 積み立て金は全額利回り4%の株式に投資するものとする、なお増減配は考慮しない
- 配当金の計算は、前年の合計額から算出する(例:30歳の時は29歳の合計額に4%を掛ける)
- 受領配当金からは20%の税金を引くこととする(NISAなどの非課税枠も一切考慮しない)
- 投資株式の含み損益も一切考慮しない
以上を踏まえて計算してみました、それでは結果をご覧ください。
複利投資で40年間の結果
ちょっと1億まで足りませんでした(-_-;)
が、ご覧の通り、貯金のみの結果よりも75%以上の資産増加が確認されました、凄いなぁ複利って…(タイトル回収できなくてごめんなさい汗)
年齢の各スパン毎に差額がどれほどになるかの一覧もご覧ください↓
更にNISAで非課税枠を利用すればもう少し利益は上積みされます、もし複利を今後活用予定であれば必ずNISA枠をご利用下さいね。
それから、4%の配当金を掛けるのはあくまで“前年の合計額”であって、当年の投資額には一切配当金はかからない計算にしてありますので、実際はこちらも上積み要素となります(例を言うと、9月に60万円の株をまとめて買ったとしたら、12月に配当を出したりしてる会社からは権利もらえるよね、ってことです)
何となく複利の素晴らしさがご理解いただけましたか?(説明下手でごめんなさい(-_-;))
最後に…
今回はかなり投資に資金を捻出した形で検証しました。
『こんなん無理だって~~』と思われてる方もかなりおられるのではないかと思います。
もちろん必ず1億円を60歳までに稼ぐ必要なんてありません、使うべきところは使う必要がありますし、無理をして投資に資金を捻出して今やりたいことがやれない、なんて事になっては悲しみが深すぎます。。
ですが、複利を知ってるか知らないかで実際に大きな差が生まれるのも事実です、お金持ちにお金が集まる基本原理でもありますから当然ですね。
そこで、次回は初心者の方が少しでも長期投資のパフォーマンスを上げる事が出来る様に、長期投資の基本理念とPDCAの一例を記事にしたいと思います(PDCAとは、計画→実行→評価→改善という意味です)
長期投資は難しくありません、そして再現性も高く、時間もあまり犠牲にしません。
投資の基本を忘れずにPDCAを回していけばほとんどの方は貯金よりも良いパフォーマンスを発揮できると断言できます(投資の基本を忘れずに、ってのが最も重要)
わたくし自身も投資を始めてお金に対する意識が向上し、政治、社会への精通度も格段に上がりました、お金以外の副産物もことのほか大きいのです。
ぜひそう言った意味でも積極的に複利&長期投資を低額からでも良いので始めて欲しいと思います、銘柄のヒントは当ブログにもたくさん記事にしておりますので、暇な時にでもポチポチして参考になるような記事を探してみてくださいね(もっと皆さんに唸っていただけるように銘柄選定の精度を上げていけるよう頑張ります、だから見捨てないでw)
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