高配当小型株分析17 イチカワ 3513

高配当小型株分析

銘柄詳細

イチカワ 3513

来期配当予想:60円

配当利回り:4.5%(算出日2020年9/18)

株主優待:なし

紙・パルプ用フェルトでは日本フエルトと国内市場二分。ベルトも併営、欧米など海外比率高い

四季報より

採点

売上高変化率:3点/10点
年々ジリジリ下げている

財務健全性:8点/10点
自己資本比率73.3%、有利子負債875百万でかなり良い

株価位置:6点/10点
200MAよりも大きく下に乖離しているが…

PER:6点/10点
23.7倍で現状は割高だが、PBRが脅威の0.35倍

ROE: 2点/10点
予想ROEは1.5で良くない

決算内容:4点/10点
直近は1Q発表で103百万と昨年同時期より改善しているが、通期目標が前年割れ予想だ

業種:5点/10点
段ボール類にのみ期待したいが、それもピークは過ぎたか?

信用倍率:9点/10点
信用買い残2000で問題なし

総評

総得点43点/80点で、相当向かい風な業種だ。
FAXはメールになり、年賀状文化も廃れつつあり、残された希望は段ボールくらいなものか?(巣篭もり需要でティッシュ使用は増えたかもw)
かなりの高配当で財務も完璧ではあるが、やはり購入意欲は湧かない。。
ただ、少し眉唾ものの話にはなるが、情報漏洩がよく聞かれる現代社会において、アナログ回帰として重要機密情報は紙媒体にて保管を義務付ける、などという法律が出来ないとも言えず(実際、本当に漏洩がヤバイ情報などは未だに紙媒体で保管していると聞いたこともある)ワンチャンあるかも、といった具合だが、やはり他を購入検討した方が遥かに良さそうだ。。

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