堅実系IT企業とは?
長期投資を行う上で個人的にこだわっている部分があります、それが…
ワンチャン!!ww
もちろん成長力、配当利回り、財務など、基本的な面は抑えつつ『株価が跳ねる可能性のある銘柄』という側面を持った株を保有することで、長期投資という割と退屈な投資法でも日々、株価や相場に意識が向き、楽しみが増えると思います。
では、どのような銘柄をチョイスすればいいのかと言うと、ズバリわたくしは『堅実系IT企業』をお勧め致します。
自身で定めた定義は以下の通りです↓
・IT関連の商材を扱っている
・売上高が年々増加している
・安定的な配当金を還元している
・財務が安定している
世の中の流れとしてITは世界中で欠かせない分野であり、日々需要は高まり続けています。
今回は長期投資を主にしておられる方向けとなりますが、中期でも期待度はそこそこあるかと思いますので、是非銘柄探しの参考にして頂ければ、と思います。。
銘柄紹介① ジャステック(9717)
まずは“ジャステック”です。
システム開発・販売専業。一括請負を志向。金融や通信を中心に多方面に顧客を持つ。独立系
四季報より
・安定した売上高の増加
・財務は完璧
・配当利回りは約2%
どこを見ても完璧な堅実系IT企業です。
幅広い業種への売上高があり、これから改革が進むであろう“電力・運輸業”や“金融・保険業”などに対する売上高が伸びていることも好感出来ます。
ただ、株価が高騰してしまってますが、高値圏では上ヒゲが頻出していますので、一旦は頭を打ったと見る事も出来、これから調整の期間が訪れるのかもしれませんので、しっかりと監視して、タイミングを計って購入したいところですね。
銘柄紹介② SRAホールディングス(3817)
・今期の通期予想は前年割れだが、2Qまでの進捗は前年を上回って推移
・財務問題なし
・配当利回りは驚異の4.5%
独立系のシステム開発一括受託会社。Linux等オープンソース系に強い。海外展開積極化
四季報より
驚きの配当利回り。
2019年5月に策定された中期計画によると、、①持続的な成長 ②収益性の向上 ③株主還元の更なる充実の3点を挙げており、期待を裏切らない株主還元率で今後も経営を続けていく所存が見て取れます。
また、成長性の高い東南アジアを中心とした海外展開も推進しており、軌道に乗ったら営業利益の上乗せもかなり期待できそうで、他にはDXへの意識も相当高いことがうかがえます。
株価は好調とは言えず、まだコロナ前の株価水準を回復できていない出遅れIT銘柄でもあります。
しかし,75MAはいよいよ横を向き、下値は限定的な印象を受けるため、かなり買いを意識しても良い状態になってきています、今年のNISA枠などがまだ余っているような方は購入ご検討、いかがでしょうか?
銘柄紹介③ ユニリタ(3800)
独立系ソフト開発会社。メインフレームからオープン系までカバー。15年にビーコンITと合併
四季報より
・配当利回り3.5%+優待でJCBギフトカードが2000円分もらえ、総利回りは4.5%!!
・財務完璧
・売上高堅調増
今期の決算は若干の苦戦を強いられているが、要因としてはコロナによる人の移動制限による、地方交通事業者向けのIoTサービスの不振や、その他コロナ禍におけるプロジェクトの遅延やキャンセルが挙げられています。
いずれにせよ、アフターコロナにおいては回復する事情なので、現状の決算予想は既に織り込み済みだと思われます、その証拠に株価はかなり高い位置まで上昇していますね。
現在は目下株価調整中で、200MA&75MAが待ち構えている位置まで調整が進むのであれば、おそらく買い支えはかなりの確率で入ると思われます。
テレワークや働き方改革が追い風になっているクラウドサービスに今後も期待が持続する以上、株価の堅調さにおいて確度は高いと思われます。
出来高が少ないので無理に成行買いなどせずに、しっかりと引き付けてから指値で購入したいところですね。
補足とあとがき
こうして探してみると、意外と買いやすくて堅実な高配当IT企業はまだまだありますね。
この企画が好評でしたら、マザーズ指数がしっかりと調整してから(これ大事w)また続編を作りたいと考えています。
また、当ブログ内でもたまにご紹介する『IDホールディングス(4709)』や『CACホールディングス(4725)』などもおすすめ度は高いです(今回は売上高や決算進捗の兼ね合いにより割愛しました)
長期投資は”基本的には売らない”ことが信条となるので、安定した配当を得るには、必然的に長期間売上高が伸び続ける成長性の高い銘柄を選ぶ必要があります。
その選択肢の中で、今後の成長に期待が高い業種として『堅実系IT企業』は第一候補にしても良いのではないかと考えます。
安定配当&株価上昇の恩恵を得るために、しっかりと銘柄の精査をして、タイミングを計って購入できるように日々の監視を怠らないようにしたいですね。
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