おすすめ決算銘柄紹介2021年11/11

雑記

決算を受けて、これは次回決算まで株価の上昇に期待が持てそうだと思った銘柄をピックアップするコーナーです。

銘柄ピックアップ条件はこちら…

  1. 時価総額300億円以下
  2. 昨年通期よりも今期は増益予想
  3. 今回の決算発表が昨年同期よりも好印象である
  4. 不動産、バイオ関連は除く

採点もしていますが、あくまで主観なのでその点ご了承願いますね~。

採点項目と点数配分はこちら。

今回から地合いの採点項目を加えました。

  • 地合い:10点満点・・・日経平均MACDの位置で0~10点採点(ボーナスポイント扱い)
  • 決算内容:40点満点・・・文字通り決算の内容評価点です
  • 信用データ:15点満点・・・信用取り組み具合を採点。いくら決算が良くても信用買いが多ければ売られやすいため
  • 業種:20点満点・・・次決算まで期待度が継続する業種かどうか
  • 株価位置:25点満点・・・現在の株価位置。基本は翌日成行買い出来るかどうか、を採点

ちなみに『場中決算発表銘柄は省略』させて頂きます。

既に株価が反応してしまっているため、鮮度が無いためです。。

それではどうぞご覧ください↓

今期通期予想が前年を上回っている銘柄

助川電気工業 (7711) 55点/100点

地合い 0点/10点
決算内容 25点/40点
株価位置 5点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点

前年288百万⇒今期365百万と26.7%増益予想

熱と計測に関する研究開発型メーカー。熱制御技術に特化。MIケーブルや溶融金属機器に強み

四季報より

低炭素社会にむけて、核融合炉の液体ブランケット材としてリチウムなどの溶融金属、蓄熱材あるいは冷却材等としての利用が期待される溶融塩等の研究開発が進むものと思われ、当社におきましても溶融金属試験棟において関連機器等の開発を進めるとしている。
少し長いが非常に重要な部分だと思ったので掲載した。
PERが少し高いが、チャートは美しいのひと言、今後の社会にもマッチした商材であることから、次決算まで株価堅調を思わせる。。
配当利回りも2.5%(優待は1000株からなので除外)あり、これは監視銘柄に是非加えていただきたいと感じた。

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通期予想が昨年を上回り、かつ高進捗決算な銘柄

イナリサーチ (2176) 55点/100点

地合い 0点/10点
決算内容 20点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点

前年177百万⇒今期195百万と10.2%増益予想
今回は2Q発表で113百万と57.9%の進捗、昨年2Qは75百万

医薬品の非臨床試験受託が主軸。免疫寛容サルや小型サル・マーモセットなどサル試験に強み

四季報より

Webによる営業の定着と海外受託の伸長により、受注は引き続き好調を維持したなどが増益要因としている。
指標も平凡で、株価は停滞…買いたい意欲が全く湧かない。。
非臨床試験には少し期待感あるが、まぁスルーでいいだろう。。

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ピエトロ (2818) 50点/100点

地合い 0点/10点
決算内容 20点/40点
株価位置 10点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点

前年575百万⇒今期630百万と9.6%増益予想
今回は2Q発表で288百万と45.7%の進捗、昨年2Qは222百万

野菜用ドレッシングが収益柱。中・高級品に強い。国内外でイタリアンレストランも展開

四季報より

通信販売でのギフト関連売上が好調に推移したなどが増益要因としている。
ドレッシング銘柄なので過疎化しているかと思いきや、意外に株価は堅調、そしてPERも割高。。
世界中に健康志向が拡がっているのだろうか…決算としては平凡なのでスルーで良い。。

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アルファグループ (3322) 55点/100点

地合い 0点/10点
決算内容 25点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 5点/15点
業種 10点/20点

前年351百万⇒今期540百万と53.8%増益予想
今回は2Q発表で400百万と74.1%の進捗、昨年2Qは92百万

携帯電話販売が主柱。併売店中心。コクヨのカタログ通販代理店や太陽光発電など多角化推進

四季報より

上方修正同時発表。
環境サステナ事業の LED 照明機器の販売・レンタルを感染拡大の防止対策を講じた上で営業活動を継続したことなどが増益要因としている。
割安だが出来高が死んでいる。
多角化経営はわたくしの好むところではないのでスルーするが、割と有望な商材も多いので気になる方は追いかけてみても面白いかもしれない。。

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FIG (4392) 50点/100点

地合い 0点/10点
決算内容 25点/40点
株価位置 5点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点

前年-256百万⇒今期468百万と黒字復帰予想
今回は3Q発表で408百万と87.2%の進捗、昨年3Qは-163百万

移動体通信システム主力のモバイルクリエイトが子会社・石井工作研究所と共同持株会社設立

四季報より

公共交通を中心としたペイメントサービスや業務用IP無線システムiMESHの導入が好調に推移しているなどが増益要因としている。
オムロンと医療機器を共同開発しているなど、面白い動きをしている。
株価位置はすでに高く、PERも割高圏、今期は好調を維持しそうだが、来期以降が読めないので今回は監視のみとしたいところだ。

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岡本工作機械製作所 (6125) 50点/100点

地合い 0点/10点
決算内容 25点/40点
株価位置 5点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点

前年1869百万⇒今期2700百万と44.5%増益予想
今回は2Q発表で1596百万と59.1%の進捗、昨年2Qは497百万

平面研削盤で国内首位。液晶、半導体製造装置も手がける。汎用機はタイ、シンガポールで生産

四季報より

半導体業界からの需要を背景に工作機械市場の回復が継続しているなどが増益要因としている。
割安であり、良決算、PTSも反応しているが、株価位置がすでにかなり高い。
この手の類の決算は殆どが織り込み済みで株価位置が高く、もはやtoo lateだ。
半導体の好調はしばらく続くと見てはいるが、さすがにここから買うのはおすすめ出来ない。。

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ヒーハイスト (6433) 45点/100点

地合い 0点/10点
決算内容 20点/40点
株価位置 10点/25点
信用倍率 5点/15点
業種 10点/20点

前年93百万⇒今期245百万と263.4%増益予想
今回は2Q発表で178百万と72.7%の進捗、昨年2Qは-87百万

産業機械用直動ベアリングが軸。液晶製造装置用位置決め部品も。売上の過半はTHK向け

四季報より

半導体業界を中心に市場からの引き合いが強まったなどが増益要因としている。
売り上げが1社に偏っている会社は個人的にはあまり好きではないのでスルーとしたい。
指標的には若干の割安だが、配当利回りが低いので特に留意する銘柄ではないだろう。。

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東京コスモス電機 (6772) 60点/100点

地合い 0点/10点
決算内容 25点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点

前年201百万⇒今期600百万と298.5%増益予想
今回は2Q発表で520百万と86.7%の進捗、昨年2Qは-158百万

産業機器用可変抵抗器の有力メーカー。自動車用電装センサー、抵抗体応用の面状発熱体も展開

四季報より

上方修正同時発表。
80→600百万円に修正されりゃそりゃS高になるわな~~~(PTSでS高なので分析する気が失せたww)

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キョウデン (6881) 45点/100点

地合い 0点/10点
決算内容 25点/40点
株価位置 5点/25点
信用倍率 5点/15点
業種 10点/20点

前年2504百万⇒今期4000百万と59.7%増益予想
今回は2Q発表で2634百万と65.9%の進捗、昨年2Qは1017百万

プリント配線基板中堅、試作品用が主。量産品用も拡大中。混和材、ガラス長繊維原料等も展開

四季報より

需要の急速な回復が増益要因としている。
指標はまだ割安圏だが、株価位置が高く、信用買いも溜っており、PTSも上昇しているため、ザラ場での出る幕はなさそうか。。
しばらくは業績好調を維持しそうな雰囲気なので、万が一押したら検討しても面白いが、信用買いの利確が大きな壁となりえるため、ドカ売りを想定しながら保有することになるだろう、余はごめんぢゃ!!w

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アイティフォー (4743) 65点/100点

地合い 0点/10点
決算内容 25点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点

前年2317百万⇒今期2850百万と23.0%増益予想
今回は2Q発表で1759百万と61.7%の進捗、昨年2Qは907百万

独立系SIベンダー。ネットワーク構築や延滞債権管理システム等のソフト開発に強み。無借金

四季報より

上方修正同時発表。
高水準な前期末の受注残が売上に寄与したことなどが増益要因としている。
堅実系IT銘柄として以前から紹介していた銘柄だが、株価は8~900円付近で停滞している。
今回の上方修正でもPTSはマイナス評価のようで売られている。
長い目で見れば7~800円台は買い場に見えるので、何回かに分けて購入も面白い。
若干信用買いが溜まりつつあるので注意は払っておこう。。

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時間切れです、しかも全てをチェックできませんでした汗

今回のおすすめは助川電気工業、かな~。。

半導体関連の決算が軒並み良いですが、そろそろ織り込み下落が来そうです。。

株価は基本的に半年~1年先を織り込みます、発芽~成熟~完熟~腐敗の流れで、発芽~成熟の間で株価はピークを迎えます

半導体は現状成熟~完熟の間辺りでしょうか、株価上昇する銘柄も多いとは思いますが、半導体に特化している銘柄に関してはそろそろ警戒すべきでしょう、反転のきっかけは得てして好決算だったりもします。

投資家は常に未知の成長を期待して資金をつぎ込む傾向にあります、ミド●ムシで有名なあの会社も以前は株価がえらいことになってましたね。

そういった銘柄はチャートも利益も関係なく資金が入ってくるので、短~中期で狙うなら絶好の銘柄でしょう。

わたくしは地味な銘柄と期待の銘柄を分けて考えているので、アイティフォーみたいなうじうじした株価の銘柄も結構好きな部類ですがww

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