① 各指標
PERは28.69倍、PBRは5.68倍と親会社のソフトクリエイトHDよりも割高で期待感が高いようだ。
ROEは驚異の19.4%と文句なし、自己資本比率も78%、有利子負債ゼロの安心感も素晴らしい。
配当金は年22円で利回りは0.9%と低いが、年2回の1000円×2回のクオカード優待があり、こちらを含めると1.8%まで向上する。
クオカードは税金が取られない上に、手元に届く金券としては使い勝手が良く、また、投資の恩恵を直に感じられるため、個人的には大好きな優待だ。
以前、クオカードについてまとめた記事も書いたので、良ければ読んで欲しいNA★(/ω・\)チラッ(宣伝ww)
② 四季報評価
四季報評価は順調、とあり、まずまずの評価だ(個人的には微妙寄りのまずまず)
何といってもここはDX関連で、RPA関連、ワークフローソフトは今後も順調に販売拡大していくであろう。
表記にある「SaaS」は「Software as a Service」の略であり、簡単に言うとスプレッドシートなどを思い出して頂ければ良いかと思う。
ネット上で複数人が同じ画面を編集したり書き込んだり悪口を書いたりできるアレである(スプシで良く遊んだな~w)
取扱商材は時流に乗っており、利用料などのストック収入も安定していると予想できるため、今後の業績大崩れの心配が少ないのは保有安心感として大きい要素だろう。
③ 業績推移
ご覧の通り非常に順調である。
21.3~22.3の伸び率には少し疑問符はつくが、23.3には大台の1000百万円を目標にしている。
普通に考えればこれだけ順調であれば株価も相当堅調であろうことが予想できる。
少し穿った見方をすれば、順調は順調でも大幅増、というわけでもなく、どちらかと言えば堅実に徐々に伸ばしており、いい意味で派手さはない。
この増益率を維持してくれるのであれば、長期投資家としては株価の変調が少なく、穏やかに保有出来ることだろう。
ただ、配当率は低めなので、今後の増配と地道な業績UPを期待してひな鳥の成長を見守るような思いで保有しよう。
④ 直近決算
通期目標は880百万円、前年比11.4%増益予想だ。
2Q目標は440百万円であることから逆算すると一見、1Q決算は若干物足りなさを感じる。。
しかし前年比から計算すると、実に46.8%もの伸びを達成しており、1Qとしては好調だったことが分かる(2Qの440百万円は前年比30.6%増だから)
仮にこのままの前年推移で行くと、通期着地は1160百万円となる。
おそらくそこまでは行かないにしろ、1000百万円に届くかもしれない水準までは射程圏内だと予想する。
その時の予想PERは約25倍となり、あまり変わり映えしないことから考えると、現状の株価から今後大きくは伸びにくい可能性が高いと言わざるを得ない。。
そんな時の伝家の宝刀、中期計画書だが、残念ながら見当たらなかったので、是非とも策定してほしいところだ(もしあれば教えてください)
⑤ 各セグメントの業績
セグメントは単一のようだが、製品・サービスごとの業績概要があったので確認しよう、数字は売り上げ高の実績と前年比となる↓
パッケージソフト 315百万円(+19.3%)
クラウドサービス 174百万(+29.8%)
クラウドサービスの伸びが素晴らしい!
説明部分を抜粋したので確認してみよう↓
ワークフロー需要は現在かなり旺盛であることがお分かりいただけると思う。
特にクラウドサービスは安定的な収入を確保できるため、今後の企業努力に注目しておきたい。
ちなみに2020年9/7にこんなIRも発表している↓
5年連続シェアNO1だそうだ、これは今後新規導入する企業などに向けて強烈なアピールポイントとなる。
やはり営業をかける際でも、この看板は絶大な効果を発揮するだろう、例えば自動車であればト●タ車を売るのとミツ●シ車を売るのでは、営業側の苦労は雲泥の差だ(例えです、例えですよ~、ミツ●シ党の人怒らないでね)
あとは分母の問題であるが、こちらも順調に拡大するのは間違いないだろう。
こんな記事もあったので併せて掲載しておこう↓
SaaS市場が年平均成長率通り成長したとすると2025年には95億円まで成長することになる。
エイトレッドのX-POINTcloudは2019年度時点で23%のシェアを持っているため、そのままこのシェア率を当てはめると、2025年には22億円の売上高になる計算だ。
えっ?ヤバくない??w
ちなみに1Qのクラウドサービスの売り上げ高は前述した通り、174百万円、単純に4倍すると通期売上高は696百万円となる。。
これが2025年には2200百万円まで伸びると言うのか?答えろ、エイトレッドォォ~~!!(興奮すなっw)
もちろんこんなおいしい市場には各社なだれ込んでくるだろうし、単価競争も激化し、利益率は低下していくことは容易に想像できるが、やはり期待度はかなり高いだろう。
若干、眉唾物の話が多かったかもしれないが、これだけは言えるのは、前年比減益という可能性はかなり低い会社だということだ。
⑥ 週足チャート
当記事は、2021年10/5の引け後に書いているのだが、目下日経は、いや、全世界が大調整の最中である。
そんな中でも75MAにサポートされ、堅調な株価となっている、素晴らしい。
これを見て言えるのは、200MAまで待つのは諦めた方がいい、ということ。
75MAをくぐったらおそらくだが強めの買いが入ってくるだろう、そんな連中と一緒に突撃は賢い選択、かもしれない。
ただ、ここの所は3000円を伺う機会もなく、BOXステップを刻んでいる、PERと決算と配当利回りを見ればそれも納得だろう。
エイトレッドさ~~ん、中期計画、お待ちしてますわよっ(はぁとw)
⑦ まとめ
おすすめ度は『眉唾話を信じるなら子供を質屋に入れてでも買え』としたいw
個人的にも持ってます、クオカード年2回に完全に惚れたのでw
安定感は抜群ですね、株価ずっと見てないですもん、安心しきってww
コロナっちょ終わってもワークフローソフトの需要に陰りは見えないでしょう、期待度に変化はないはずです(んっ?コロナっちょ?w)
また、ソフトクリエイトHD傘下であるところも高評価ポイント、どこかの傘下である方がブレーンが多いのでおかしなことはしないし、安定感もこれまた増します。
日経が投げ売り状態なので買いに向かいにくいですが、ぶっちゃけ先物主導の爆売りであり、連れ安してくれるのはむしろ好都合!!
お子様を質に入れる準備はOKですか??(これ冗談で通じない人にはヤバイかもしれんなw)
※紹介したデータは2021年10/5現在のものです
※SBI証券様のデータを抜粋させていただきました。
コメント
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