2021年夏おすすめ決算銘柄 きずなHD

雑記

① 各指標

PERは16.41倍と普通、配当は過去から無配が続いている。

クオカード500円くらいの優待からまずは始めてみませんか?(個人的希望w)

② 四季報評価

出店予定数は10件、コロナ渦でも既存店の成績は堅調とあり、営業努力が見て取れる。

また、下段表記にあるように外部提携がうまくいけば、更なる上積みも期待できそうだ。

③ 業績推移

営業利益にバラツキがあるのは気になるが、売上高は毎年右肩上がりと堅調な模様。

時価総額が58億円程度の会社と考えると伸びしろを凄く感じる業績推移となっている。

④ 直近決算

直近決算は7/15で、対会社予想進捗率は122.8%と、素晴らしい実績となった前期だった。

今期予想は820百万円と、対前年比145.1%と過去最高を望む。

まだ上場から1年半だが、かなりの成長速度だと感じ、上場した意味をしっかりと活かしている。

また、今期の売上目標は9200百万円と、前期の8030百万円から1000百万円以上伸びることを想定している。

しかし、コンセンサスは810百万円を予想しており、会社予想が若干過大ではないか?と見ているようだ。

どちらにせよ前年からすると大幅増益予想なので、株価刺激材としては十分だろう。

⑤ 各セグメントの業績

セグメントは単一で、葬儀場経営のみとなっている。

今後の見通しをチェックしてみよう↓

コロナの影響で、葬儀単価の回復は2023年5月以降と見込んでいるようだ。

家族葬を全面的に押し出している当社としては、今後の需要増は確実視しているようであり、出店攻勢は継続する模様だ。

ただし、前年は18ホールの開業だったが、今年は10ホールとやや少なくなったところは気がかりではある。

葬儀単価が低くなる分、店舗を増やし実績を増やしつつ、販管費や経費諸々を削減していくことが目下の課題と言えそうだ。

成長性はかなりあると見るので、今まで通りの営業活動+αの企業努力があれば、目標到達は難しくないだろう。

⑥ 週足チャート

1200円を切ってからかなりの勢いで株価上昇している。

しっかりと25MA上で推移しており、投資家の期待が高い事が見て取れる。

現状は買いにくい位置ではあるが、よほどの事が無い限り毎年成長する可能性は高いので、この位置からでも購入はけして悪手ではないだろう。

個人的に急騰するような材料を内包している銘柄ではないので、慌てて買う必要もないだろう。

25MAが近づいてきたら購入し、キャピタルゲイン目当ての中期~長期保有目的とするのが正道だろう。

初配当などを発表してくれれば正に鬼に金棒ではあるが、自己資本比率が18.5%と激低のため、あまり期待できそうにはない。

今は会社の成長を第1に考えてもらって、遠い将来に配当が出れば良い、くらいの気持ちで保有しよう。

⑦ まとめ

高い成長力と、コロナを逆に見方に付けた家族葬特化の業態、おすすめ度は高めだ。

ただし、葬儀場経営は多様化しており、嫌な言い方をすれば死者の取り合い状態になっている。

出し抜くにはやはり生前に本人や家族にアクセスし、いかに営業を掛けられるかや、まとめサイトなどでしっかりと選んで貰いやすいプランや口コミ評価を付けてもらったりなどの努力が必要に思う。

年々、葬儀単価は下落していくだろう、葬儀場経営だけでは近い将来『増収減益』となってしまう可能性も否定できない。

ココイチがトッピングメニューで儲けたりといった、その他付加価値を見出して収益を向上する策を新たに考案してほしいところだ。

思い付きで話すが、葬儀場として使用しない時は違う用途で貸し出したり…などもいいかもしれない(バンドスタジオなどが思いついたが、隣で葬儀やっててロックバンドの音が聞こえてきたらカオスやん!という事でこれは没ですww)

※紹介したデータは2021年9/7現在のものです
※SBI証券様のデータを抜粋させていただきました。

タイトルとURLをコピーしました