決算を受けて、これは次回決算まで株価の上昇に期待が持てそうだと思った銘柄をピックアップするコーナーです。
銘柄ピックアップ条件はこちら…
- 時価総額300億円以下
- 昨年通期よりも今期は増益予想
- 今回の決算発表が昨年同期よりも好印象である
- 不動産、バイオ関連は除く
採点もしていますが、あくまで主観なのでその点ご了承願いますね~。
採点項目と点数配分はこちら。
今回から地合いの採点項目を加えました。
- 地合い:10点満点・・・日経平均MACDの位置で0~10点採点(ボーナスポイント扱い)
- 決算内容:40点満点・・・文字通り決算の内容評価点です
- 信用データ:15点満点・・・信用取り組み具合を採点。いくら決算が良くても信用買いが多ければ売られやすいため
- 業種:20点満点・・・次決算まで期待度が継続する業種かどうか
- 株価位置:25点満点・・・現在の株価位置。基本は翌日成行買い出来るかどうか、を採点
ちなみに『場中決算発表銘柄は省略』させて頂きます。
既に株価が反応してしまっているため、鮮度が無いためです。。
それではどうぞご覧ください↓
通期予想が昨年を上回り、かつ高進捗決算な銘柄
アイロムグループ (2372) 75点/100点
地合い 5点/10点
決算内容 30点/40点
株価位置 20点/25点
信用倍率 5点/15点
業種 15点/20点
前回1352百万⇒今期2500百万と84.9%増益予想
今回は3Q発表で2334百万と93.4%の進捗、昨年3Qは1002百万
SMO(医療機関向け治験支援)主力。海外中心にCRO(医薬品開発受託)も。医療モール運営
四季報より
SMO事業において基幹病院との提携が拡大し、がん領域の試験の受託が増加するとともに、新規に受託した大型案件が開始し順調に進捗したことにより大きく業績に寄与したなどが増益要因としている。
毎年着実に業績を上げてきており、今後の期待感もかなりあると見る。
懸念点としては信用買いが100万近く溜まっていること、PERが20倍であることなどがあるが、決算書がしっかりと予想に基づいて丁寧に作成されていることや、株価位置が全体調整のあおりを受けてかなり低い位置にいることなどは好感出来るだろう。。
ただ、テクニカル的な事を言うと200MAが真横を向いており、上値が重い印象で、吹き上げてもすぐに叩き落されやすい形であることは注意だ。
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テクノクオーツ (5217) 65点/100点
地合い 5点/10点
決算内容 25点/40点
株価位置 5点/25点
信用倍率 15点/15点
業種 15点/20点
前回2368百万⇒今期2760百万と16.6%増益予想
今回は3Q発表で2408百万と87.2%の進捗、昨年3Qは1801百万
半導体製造向け石英部品の専業。山形県に3工場。中国では第3工場竣工。GLサイエンス系
四季報より
これまでに蓄えた豊富な受注残高と、工場の高稼働に伴う量産効果などが増益要因としている。
何と何と、決算当日にも関わらず、出来高がゼロだ、しかも1単元400万円以上もするw
もちろんスルーだが、寂しいので余談をお話するが、高単価になればなるほど、イナゴや短期売買のノイズが減るのでこれはこれで企業側が得てして放置している可能性もあるだろう、何も考えてない可能性も否定できないがw
まぁわたくしはこういった企業を、お金をこれ以上集める必要がない=業績を拡大する気がない、と捉えるので監視すらする気が起きない、あくまで個人的意見ですが。。
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ダイショー (2816) 50点/100点
地合い 5点/10点
決算内容 20点/40点
株価位置 5点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点
前回827百万⇒今期900百万と8.8%増益予想
今回は3Q発表で1448百万と160.9%の進捗、昨年3Qは1279百万
焼き肉のたれや塩こしょう、鍋スープの国内大手。コンビニ向けなど業務用の調理だれを育成中
四季報より
家庭内の食事機会の高まりの継続と惣菜市場の回復の影響などが増益要因としている。
外食する機会は今後、コロナが収まろうとも確実に減るだろう、こういった内食関連は今後も注目だ。
需要が減れば供給も減ると思われ、外食産業に進出する企業や個人事業主もおそらく減少することも追い風に思う。。
ただ、指標に特段の魅力もなく、配当も多くない、出来高も4ケタであることから特にマークする必要もないだろう。
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日本動物高度医療センター (6039)70点/100点
地合い 5点/10点
決算内容 20点/40点
株価位置 20点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点
前回410百万⇒今期420百万と2.4%増益予想
今回は3Q発表で330百万と78.6%の進捗、昨年3Qは297百万
犬猫向け高度医療を行う動物病院を東京、川崎、名古屋で運営。全国連携病院からの完全紹介制
四季報より
犬猫の高齢化に伴い、疾病が多様化する中で飼い主の動物医療に対する多様化・高度化要請は高まってきているなどが増益要因としている。
鈍足ではあるが、着実に毎年増益を重ねている、猫狂のわたくしにとっても是非とも頑張ってほしい会社だw
株価は日々下がり続けており、やはり業績急上昇の可能性が低く派手さがないこと、無配であることなどがどうしても投資家の握力に関わっているようなイメージを持つ。
配当は無理でも例えば『株主優待優先診察権』などを実装すれば、ペットを持つ投資家から多少は買いが入る様な気がする。。
何はともあれ現状では保有の魅力が足りないので是非一考してほしいところだ。。
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三信電気 (8150)85点/100点
地合い 5点/10点
決算内容 35点/40点
株価位置 20点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点
前回1878百万⇒今期3100百万と65.1%増益予想
今回は3Q発表で1939百万と62.5%の進捗、昨年3Qは885百万
半導体商社大手。ゲーム機向けに強い。ルネサスと契約解消。ITインフラ構築、保守が利益源
四季報より
上方修正同時発表。
デバイス事業における第3四半期連結累計期間までの業績が前回発表時の想定を上回って進捗していること、また第4四半期以降も総じて好調に推移する見通しであることなどが増益要因としている。
これはサプライズだろう、株価位置はかなりどん底だが、凄まじい上方修正と増配をかましてきた!!
PTSは11%も上がってしまっており、明日はかなり高く始まりそうだが、押すようなら狙いたい。
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今回のおすすめはダントツで三信電気です。
数は多くありませんが、今週1記事も書けてなかったので無理矢理ねじ込みましたw
本日、またしてもマザーズは4%以上の値下がりとなり、好決算銘柄とは言え旗色はよくありません。。
わたくしは毎年NISA枠を優先で使用するため、マザーズの月足チャートを良く見ます。
月足を見ますと…今年1個も買えんかもしれん、なんて思っちゃったりしておりますw
今年中にダブルボトムを付けるかは不明ですが、NISA枠は5年間、またはロールオーバーで下手すると永遠に所持するものなので、買い時は慎重に選ぶ必要があります。。
『数十年を見越して考えればどこで買っても誤差っしょ!!』なんて事をたまに聞きますが、向こう何年間も含み損って状態は精神衛生上よろしくありません、数千円くらいなら誤差と言えますが数万、数十万となると処理したくなりますよね。。
基本的に投資において『絶対の自信を持つことはありえない』と思っています、故に買い時をミスると自身の判断を疑い続けることになり、疑心暗鬼が止まらない…そんな状況になりかねません。。
ならば我々が出来ることは『最適な銘柄』を『最高のタイミング』で購入することくらいしかないんですね、あとは運ですw
わたくしも絶対の自身を持ってた銘柄がどん底に叩き落とされたなんて経験はゴマンとあります。。
だからこその銘柄分散です、一点投資で稼ごうとする行為を止めはしませんが、わたくしはしません、全知全能の神ではないしお金大事なんでw
あとがきがしつこくなってきました、最近レバナスや全世界投信にブッパしている方々を良く見ますので、警笛を鳴らしたく思いこんなに長々と書いた次第です。。
投資において『絶対的自信』と『先入観』は非常に良くない思考なので、皆様におかれましては頭をやらか~~~くして投資活動続けていきましょうね☆
コメント
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