以前に検証した決算ギャンブル(決算日の引け値で購入し、決算翌日のギャップアップを狙う手法)が惨憺たる結果だったことは、記事にて証明しましたが、今回の直近決算ではどうだったのでしょうか?
コロナの影響で各銘柄大きく売られた後だったので、どんな決算が出たとしても織り込んでいたのであれば、多数の銘柄が決算キッカケで上昇しても何ら不思議ではありません。
今回もいつもわたくしが損益を記事にしている銘柄群で検証を試みてみました(casa7196のみ決算が6月になると思われるので除外しています)
そして、結果がこちらです↓
うん…
やっぱり駄目でした(-_-;)
損益通算は-427百円で損益率は-2.1%。
でも、前回の検証よりも健闘した感があります(アクモス、エイトレッドだけですがw)
やはり決算ギャンブルをするのであれば、決算に向けて上がっていくところでINして決算直前で売り抜けるのが最も確度が高いと思われます。
しかも不透明感が強いうえに、良決算銘柄はその後も一定の期間上がり続ける傾向にありますのでわざわざギャンブルをする必要もないように思います。
でもこういった検証をしないと、本当のリスクリワードを測ることが出来ず、つい出来心で手を出してしまいがちです。
今回の検証ではっきりと『決算ギャンブルは絶対にしない』と心に誓えたので、素晴らしい成果と言えます。
場合によっては長期投資銘柄も決算前に売る、という選択肢も入りそうですが、わたくしの長期投資用銘柄はNISAにて買い付けているものが多いため、これがNISAの罠とも言えます(安易に売買できないところがよく考えられている)
感情論になりますが、万が一NISA銘柄を無理して決算前に売却し、良決算からの上昇を指をくわえて見守る事しかできなかったら、と思うとやはり安易に売れません(銘柄数によっては確実に決算跨ぎは損すると思いますが、分かっちゃいるけど、ってやつですね)
ただ、ヘッジとして同じ銘柄を売り入れておくというのは面白い対策法だと思います、こちらも要検証ですが(貸借銘柄であるという条件を加味する必要があるため)
決算持ち越しのパフォーマンス検証 ←前回の決算ギャンブル検証記事です。併せてお読みください。