第3回おすすめ決算銘柄まとめ(切り抜き裁判)②

雑記

判決裁判第2回

おすすめ決算銘柄紹介内でわたくしが得点度外視でおすすめした銘柄がその後、どんな動きをしたかをチェックして断罪するコーナー、第2回です。

おすすめしたからにはその後の動きを報告する方が、自分にとっても読んで頂いてる方にとっても有益だと考えます。

回顧を経て、次回の第4回おすすめ決算銘柄紹介の時には更に精度を高めた銘柄選定が出来る様に精進します、それでは行ってみましょう↓

ピーエス三菱(1871)

地合い 0点/10点
決算内容 30点/40点
株価位置 10点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点

前年4897百万⇒今期7000百万と42.9%増益予想
今回は3Q発表で6660百万と95.1%の進捗、昨年3Qは3840百万

三菱マテリアル系。建築・土木を国内外で展開。PC(プレストレストコンクリート)橋梁首位級

四季報より

かなりの上方修正を同時に発表してきた。
売り上げ利益率や経費、販管費の削減が奏功した結果のようだ。
チャートが煮詰まっており、今回の結果を受けてしっかり抜けてきそうだ。
増配も同時発表しているので、長期投資用銘柄として将来有望でおススメできる。

〇判決●
決算翌日、大きく窓を開けて720円スタート、現在は680円まで落ちてしまっている。
おそらく窓埋めしてから再上昇すると思うので少し時間はかかるかもしれない。
ここまで上放れて寄るとは思わなかったので判決は『有罪、スクワット50回の刑』

ニーズウェル(3992)

地合い 0点/10点
決算内容 20点/40点
株価位置 20点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点

前年514百万⇒今期537百万と4.5%増益予想
今回は1Q発表で130百万と24.2%の進捗、昨年1Qは92百万

金融システム開発に強み。ソリューション事業強化。エンドユーザーと直接取引は売上高の5割

四季報より

単一セグメントだが、構成比77.9%の業務系システム開発が堅調に推移したと思われる。
堅実系IT銘柄のひとつで、売り上げ、利益共に着々だ。
爆発力はないので、長期で保有がお勧めだ、株価位置も即買い可能な位置で推移している。

〇判決●
決算翌日、680円で寄り付き陰線をつけた。
その後も鳴かず飛ばずで現在は650円、完全に読みとは正反対の動きだ。
確かにさほど良い決算ではなかったが、それにしても弱すぎる…原因は未だ不明。。
しかし今後も浮上の兆しは見えないのでこれは完全に『有罪、ゴムチューブ引き100回の刑』

パピレス(3641)

地合い 0点/10点
決算内容 35点/40点
株価位置 20点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点

前年1491百万⇒今期2034百万と36.4%増益予想
今回は3Q発表で2004百万と98.5%の進捗、昨年3Qは973百万

金融95年富士通の社外ベンチャーとして出発。電子書籍販売、配信の先駆者。07年から電子貸本展開

四季報より

惜しい、そして素晴らしい決算だ。
何といっても『Renta!』が有名だろう、会員数は700万人を突破したようだ。
何故か株価は芳しくないのでかなりねらい目だろう。
過去5年を見ても最高益更新は確実だろう、かなりお勧めの銘柄だ。

〇判決●
こちらは決算翌日2370円程度で寄り付き、長い上ヒゲを付け現状は2200円まで落ちてしまった。
謎の売り圧の強さがあり、正直意味が分からない、ちなみにリアルでホルダーになってます。
ただ、再上方修正が出る確度はかなり高いので、そこで更に動意づく可能性はある、今は我慢とと思っている。
しかし、この軟調ぷりは想定外すぎて何の言い訳もできない、よって『有罪、踏み台昇降運動20分の刑』

アバールデータ(6918)

地合い 0点/10点
決算内容 25点/40点
株価位置 10点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点

前年1523百万⇒今期1635百万と7.4%増益予想
今回は3Q発表で1333百万と81.5%の進捗、昨年3Qは1049百万

半導体製造装置用制御機器の受託製品展開。画像処理、計測通信機器の自社製品との2本柱

四季報より

堅実に着々と成長している銘柄で、株価の推移も成長を綺麗にトレースしている。
半導体装置関連が22.7%増、計測通信機器が22.4%増と全体を引っ張った模様。
教科書に出てきそうなほど美しい株価推移をしているので、支持線でしっかりと拾いたい、購入おすすめできる銘柄だ。

〇判決●
翌日の寄りつきは3800円、そこからいいとこなしで現在3655円。
日足75MAも割ってしまっているが、相当良い押し目に見える。
しかし、小型株はしばらく期待できないので今はまだ監視に徹した方が良さそう。
これも想定外なので判決は『有罪、ゴムチューブ引き50回の刑』

NexTone(7094)

地合い 0点/10点
決算内容 30点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 5点/15点
業種 20点/20点

前年295百万⇒今期500百万と69.5%増益予想
今回は3Q発表で401百万と80.2%の進捗、昨年3Qは251百万

音楽コンテンツの著作権管理を展開。JASRAC対抗へ2社が合併。楽曲等の利用促進に注力

四季報より

素晴らしい上方修正を出してきた。
ストリーミング音楽配信や動画配信サービス市場の伸長などが主な増益の寄与だそうだ。
はっきり言って業種としてはかなり期待度が高い、JASRACをぶっ潰す気で頑張ってほしいw
今後伸びる要素しか見当たらない業種だが、PERが高いので若干の買いにくさはあるが、こういった銘柄は今のうちに入っておかないと永遠に買えないので、検討してほしいところだ。

〇判決●
決算翌日は下ヒゲ付きの3400円弱で引け、現在は伸び悩み3230円。
窓を空けて高く寄り付いてしまったが、よく粘っていると思う、期待度は継続している証拠だろう。
今後もしっかりとした動きは期待できそうだが、こちらもやはり『有罪、プランク1分×3セットの刑』

プラッツ(7813)

地合い 0点/10点
決算内容 25点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点

前年664百万⇒今期800百万と20.5%増益予想
今回は2Q発表で512百万と64.0%の進捗、昨年2Qは324百万

介護ベッド製造・販売の専業中堅企業。個人宅向けレンタルが主柱。ベトナムに持分の生産拠点

四季報より

上方修正発表済み。
介護用電動ベッドの販売が好調だったようだ。
この業界も伸びる絵しか浮かばない、ましてや時価総額はまだ50億弱だ。
インカム、キャピタル双方狙う長期投資銘柄として推奨したい。

〇判決●
決算翌日は1570円程度、現在は1479円と散々。。
チャート的にはしっかりと上昇トレンドを維持しているので今は普通の調整範囲だ。
やはり高く寄り付いた日に飛びついて買うといいことない、難しいね。。
実際、そのままグングン上がっていく銘柄もあるのでその判別を今後見極められるようにならないと。。
というわけで『有罪、懸垂30回の刑』

ズーム(6694)

地合い 0点/10点
決算内容 35点/40点
株価位置 10点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点

前年447百万⇒今期700百万と56.6%増益予想

音楽用電子機器の開発、販売。ハンディレコーダーやマルチエフェクター展開。ファブレス経営

四季報より

素晴らしい来期の通期目標だ。
要因はミュージシャンやアーティストのみならず、写真や放送その他業界のクリエーターにユーザーのすそ野が拡がっているためとある。
ズームと言えばバンドやってた時にお世話になっていたが、ここに来て音楽以外のビジネスチャンスが生まれたことで期待度は相当高くなった、今後の躍進に大変期待が持てる。


〇判決●
決算翌日は寄らずのS高、翌日上ヒゲ長めだが2600円の陽線で引け、現在は2678円と相当な強さ。
やはり商機のすそ野が拡がったのは投資家として魅力的に映ったのだろう、今後も期待できそうな流れだ。
ただ、今は相当買いずらい…押せば入りたいところ。
株価は何とかプラスなので『無罪』

ドラフト(5070)

地合い 0点/10点
決算内容 30点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点

前年350百万⇒今期630百万と80%増益予想

オフィスや商業施設、都市開発などの空間設計・施工の大手、従業員の約6割がデザイナー

四季報より

素晴らしい来期予想が出た、これは株価に期待が持てそうだ。
オフィスにおける空間デザインが他社とは一線を画しているとあり、自信がうかがえる。
日足がピッタリ反発ポイントに来ており、上放れするキッカケになる決算だろう、おそらく高く寄り付くので買いずらい事が難点だ。

〇判決●
決算翌日は1140円程度の寄り付きで、最悪の陰線を形成。
以後、1000円で反発し、現在は1069円、売られるのは想定外。。
ただ、週足を見るといい感じに25MAがサポートし始めているので、今後の反発に期待だ。
順調に上がると思っていたのでこれは完全に『有罪、レッグレイズ30回の刑』

あとがき

かなり有罪が多かったですね、ムキムキになっちゃいますw

これが地合いのせいなのか、選定眼が悪いのかはわかりませんが、少なくとも大きくマイナスしている銘柄がないだけホッとしてますw

確認ですが、決算投資法は『次回の決算(およそ3ヶ月後)までの上昇を獲る』ことが主題なので、今回有罪だった銘柄も次回決算時には大きくプラスしている可能性も十分あります。

一番の目的は、今回の紹介銘柄を読んで頂いた皆様が個々で調べ、良い銘柄と巡り合う橋渡しになることです。

あくまで主観なので『いやいや、この銘柄はアカンやろ~』と思われることも多いかと思いますが、中には『確かにこれはいけるかも…』と思っていただける銘柄もあるかもしれません。。

自分で全ての決算をチェックし、調べるのはすごく大変だと思います、ていうか大変です~~ww

ぜひこのブログを利用して頂き、好決算銘柄を更に自身で精査して、投資対象が見つかる手助けになれれば、そう思い今後もおすすめ決算銘柄紹介は継続していく所存です、ぜひその折にはまた一読頂ければ、と思います。

あっ、有罪の罰は全部しっかりやり切りますよ、プロテインも始めましたので今後は脳筋投資家を目指していきます(いや、それダメだろww)

コメント

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