7.8月おすすめ決算銘柄結果報告&分析

雑記

第1回おすすめ決算銘柄結果報告

現在絶賛投稿中の『おすすめ決算銘柄』の第1回である、7.8月決算期のおすすめ銘柄の結果報告になります。

7.8月の決算期に抽出した銘柄を10/16の引けにて決済することを決めていました。

理由は次の決算に向かって上がりすぎた株価は調整に向かう可能性が高いためです。

そのため、次の決算集中期である10月末~11月上旬の2週間程度前に利益確定をすることで株価が高い内に逃げてしまおう、という中期投資(投機)法です。

もちろん、全ての銘柄がベストなタイミングで利確できるわけではないので、パフォーマンスとしては妥協です(本当はチャートを見て個別に利確していくべきでしょう..)

その辺りはあくまで実験段階なのでご容赦頂くとして、早速結果からご覧ください↓

総利益+8416百円増減率116.87%での着地となりました、目標の120%に惜しくも届かず。。

株価プラスの銘柄が26銘柄、マイナスの銘柄が5銘柄となっております(名糖産業が赤字になってませんね、すみません..)

上昇率TOPはジェイリースの202.33%です、たった2ヶ月ちょいで2倍以上の上昇は大したものです!

結果として見ると、約500万円を投じて841600円、税引き後67万円程度の利益なので、2か月何の苦労もせず寝かしただけでこれなら大成功と言えるでしょう。

ただし、こちらをご覧ください↓

こちらはマザーズ指数のチャートで、黒で囲った辺りがこの銘柄の株価推移を追った期間となり、上昇トレンドの地合いに乗っただけの可能性もあります、つまりただのラッキーだった…かもしれないのです。

これは悪決算銘柄で構成した同じような表を相対的に見ればどちらが優れているかはハッキリするかもしれませんが、道中でも様々なテーマの発生やトレンドの推移がある相場という世界において、優劣をつけるのは非常に難しく、かつナンセンスだと考えます。。

わたくしの結論である『頻繁に取引をしたくないのであれば、良い銘柄を中長期持ち続けるしか術はない』という考えの元、編み出した決算投資法です。

殆どの中級投資家は、株価を頻繁にチェックすることによる悪影響の方が多く出ます。

例えば急騰して早売りしてしまい、その後の上昇を取り逃した、なんて経験は皆さんおありだと思います。

『そんなことない、ナイストレードだってあった』と反論される方も多いとは思いますが、大抵はパチンコで勝った記憶ばかり残り、トータルで負けているのに勝っている!!と言い張るわたくしの友人みたいな事になっている方が多いのではないでしょうか?w

都合の悪いことは忘れる、これを非倫理的健忘症と呼ぶそうな…。

まぁ程度の差はあれ、人間だもの、仕方ないよね。

相当な上級者でない限り、テクニカルで完璧に近いトレードを出来る方はいません、これは断言できます。。

もちろん今回利確した銘柄の中にも、これからグングン上昇するものもあるでしょう。

しかし、これには『下手すると資金が長期間拘束されてしまう』という最大の弱点があります。

この決算~決算投資法には『好決算による確変モードの熱い部分だけ頂こう』という趣旨があり、非常に効率的だと思っています。

これだけ持ち上げといて何ですが、まだ1回成功しただけです、しっかり分析をして次に活かさなければおそらく常勝は不可能でしょう。

というわけで、今回の結果を受けてわたくしが思う分析を次項でやっていきたいと思います。

おすすめ決算銘柄分析

まず個人的に一番気になるのは『決算翌日寄り買いでいいのか?』という点です。

今回の様な好地合いでもおそらくある程度は翌日寄り付き値よりも下がった瞬間があったように思われるので『決算翌日からの最大下落率』を全銘柄出してみました↓

おっと、これは全く使えないデータです。

決算翌日の寄り付き値から1円も下がっていない銘柄が5銘柄もあります。

これは言ってしまえば『決算翌日寄り付き値が最も安かった』ということになり、数%下がったら購入などという悠長なことは出来ないことになります。

『好決算銘柄は素直に翌日寄り付き買い』

これしか方法はない事が今回の検証ではわかりました。

現在進行中のおすすめ決算銘柄では違う結果になるかもしれませんけどね。。

続きまして『採点別成績』です。

ザっと見た感じ『株価位置』以外の採点ではほとんど大差ないように思うので、株価位置の点数に絞って検証してみましょう、まずは“株価位置20点満点銘柄”からです↓

全体の116.87%よりも1.3%ほど優秀な成績であり、マイナスの銘柄もゼロという素晴らしい成績です。

続いては株価位置15点の銘柄です↓

おっと、こちらの方が成績が良くて123.42%でした。

しかしマイナスの銘柄も3銘柄あり、たまたま大きく跳ねた銘柄が2つあっただけ、の可能性も否定できませんね。

最後に株価位置10点銘柄の分析です↓

何とビックリ、プラマイきれいにゼロですw

4銘柄しかありませんが、株価が高い位置にいるとそれ以上の上昇はやはり見込みにくいと言えそうですね。

つまり『株価位置が高い銘柄は今後除外した方がパフォーマンスが上がる可能性がある』という事も言えそうですので、現在のおすすめ決算銘柄の結果が出たらまた同じ検証をしてみる価値がありそうですね。

結論

最後に今回の検証の結論をまとめると…

①:結果は良好であったが、好地合いの恩恵である可能性もあるので当手法が最適解だと断定はまだ早い。
②:決算翌日寄り付き値で買わないとパフォーマンスは下がる。
③:株価位置が高い銘柄は成績に寄与しなかった。また、20点満点よりも15点の銘柄の方がパフォーマンスは高かったが、たまたまであった可能性が高い。

以上のような結果となりました。

感想としては極端に小型株にとっては好地合いだったため、もう少し平常な状態での検証をしてみたかった、です(地合いなんてこちらで操作できるものではありませんが…)

逆に第2回は現状でかなり悪地合いになりそうなので、真価が問われる面白い検証が出来そうです。

ちなみに第2回銘柄の今日までの成績がこちらです↓

金曜日にマザーズ指数が1.66%下落したため、悲惨な状況になってます、やっぱり地合いって大事ねw

先が思いやられますが、好決算銘柄ならば必ずや踏ん張り最終的にはプラスに着地してくれると信じて株価進捗を追っていくことにします。

なお10月4週目はあまり決算発表ないので金曜日(23日)にまとめて出せるかなぁ、といった感じです。

また投稿したら是非とも読んでくださいね、そしてあなたにとって何らかのプラスになるような情報が得られることを目標に頑張りたいと思いますのでぜひ応援してください☆

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