乗るしかねぇ、このビッグウェーブに…
好評でしたので低PBR分析第二弾です。
今回は『PBR0.5倍前後』の、大ナタ振るわないと1倍なんて夢のまた夢、みたいな銘柄に絞りましたw
誰も得しない前置き(少し傷つくぜw)は割愛してさっさと行きましょ~~!!
① 北越メタル (5446)
指標はご覧の通り、PBRは0.37倍です。
利益剰余金は12652百万円(利益準備金含む)
配当は60円/年で、利回りは3.7%+クオカード1000円分も付いてきます(総利回りは4.3%)
決算進捗はあまり良くありません(人手不足、電力コストなどが要因としている)
配当性向は30%としてますが、ここを50%などにまずはしてほしいですね。。
ただ、う~~ん…あまり特筆するような部分もなく、長年の勘ですが、あまり経営陣に好感を得ませんでした。。
自社株買いなどを行った形跡もないし、IRも非積極的、株価への意識が少し低いような印象を受けました。
ただ、チャートをご覧いただくと分かるんですが、すぐ買ってもいいようないい位置にいます。
あと、これ以上悪い材料もなさそうなので、普通にチャート通り上がるかもしれません。。
ただ特筆すべき点は本当ににゃいですww
② いであ (9768)
指標はご覧の通り、PBRは0.5倍です。
利益剰余金は18788百万円(利益準備金含む)
配当は50円/年で、利回りは2.8%、上積みは十分期待できる水準。
国土強靭化、脱炭素など、国策に突き刺さっている面白い銘柄。
余談ですが秋にトランプ大統領が再選なんてしたら、また脱炭素が注目されますからね、先物買い感覚でも悪くないね。。
業績はド安定、低い山と浅い谷こそありますが安心して保有出来ますね。
ってことは、増配や自社株買いなど、PBR対策に力を入れやすいじゃぁあ~りませんか!!
チャートを見ると、10年チャートがびっくりするくらい安定してて面白い!!
新NISAに放り込んでもおかしなことにはなりにくいでしょう。
株価がバコ~ンと上がる派手さを求めてはいけませんが、結構おすすめです。
③ SBIインシュアランスグループ (7326)
指標はご覧の通り、PBRは0.65倍です。
利益剰余金は6217百万円(利益準備金含む)
配当は15円/年で、利回りは1.4%、かなり低いので増配余地がありそうに見えますが…ここはどうだろう。。
わたくし、実はここを結構評価してますが、利回りが低すぎてリアルでは購入に二の足を踏んでおります。
まずは何と言ってもSBIグループであること。
SBIが日本で覇権を握る未来が近づいていると考えています。
それは『相続』によるネット証券への移行が今後増加する可能性。。
年配の方は最大手、野村証券での資産保有が圧倒的でしょう。
しかし、それを相続する若い世代はネット証券を保有、口座数は1000万を突破していますからね(ちなみに野村証券は500万強とされています)
保険の話に戻しますが、いわゆる『SBI経済圏化』し、資産保有も保険も住宅ローンも何から何までSBIにまとめるというムーブが容易に想像できます。
保険勧誘に関してもアドバンテージが非常に大きいと考えます、事実わたくしも昨年はSBI損保で保険加入しておりました、メイン証券口座と同じにしたかったからですね。
では中身を少し見てみましょう、こちら中期経営計画から↓
2028年の純利益目標は40億円、配当性向30%前後を目指すとあるので、仮に30%とすると年間48円程度となり、現株価で計算すると利回りは4.6%となります。
チャートは200MA にちょうど引っかかっており、打診買いOKな状態です。
売上高も着実に伸びておりますし、中期経営計画を発表(23年5月)してから順調に株価は上昇、今は押し目と考えます。
わたくしもしれっとその内購入予定です、是非ご自身で更に詳しく調べてみてくださいね。
あっ、この記事、低PBRの話しなきゃいけないんだったww
東証からごちゃごちゃ言われる事を、天下のSBIがガン無視するわけないと思ってるので、何かしらのテコ入れはすると考えていますw
あとがき
低PBRブームはけして一過性ではないので、まだまだ追う価値は全然あると思っています。
いくつか調べて思いましたが、会社の体質や経営者をしっかり調べると、よりお宝にありつける可能性が高まると感じました。。
結局はPBR1倍以下というこれまでの現状をどう考えるかは経営者判断ですからね。。
ただまぁ、面倒くさいですよねぇ~~。。
でもその面倒くさいと一般的に感じる物こそ、出し抜けるチャンスだったりします。。
人生において、大切な事重要な事って大体面倒くさい事ですからね。。
ハンターハンターのクラピカが言いそうな事を言えたのでこれで終わりますw