まだまだあるぜPBR1倍以下
というわけで続編も好評だったので第3回。
わたくしも調べたいので記事にすれば動機付けにもなって一石二鳥だね♪
いい銘柄見つかるかしら~~(書きながら分析するスタイルなのでいい銘柄かどうかは現段階では分かりませんww)
① ウイルテック (7087)
指標はご覧の通り、PBRは0.81倍です。
利益剰余金は6186百万円(利益準備金含む)
配当は40円/年で、利回りは4.5%、こいつは上玉だぜ!!
決算はかなり酷い、マニュファクチャリングサポート事業が今期足を引っ張っているようです。
前年同期と比較するとこのセグメントだけで342百万円マイナスしていることになります。
仮に前年通りの利益だったとすると、前年比微減程度で収まっていたわけですね。。
しかし売上高が極端に落ちたわけでもないので、わたくしは一時的な減益と考えます。
それを証拠に株価は全然崩れていません、高配当に低PBR、以上の様な分析の結果、売りは限定的というわけですね。。
つまり結論としては悪くない!!とします。
ITサポート事業がメキメキと利益を伸ばしているので、こちらでカバー、何なら一番の柱になることだってありますので、現状は押し目と判断しましょう、監視銘柄決定です。
② エノモト (6928)
指標はご覧の通り、PBRは0.51倍です。
利益剰余金は9385百万円(利益準備金含む)
配当は70円/年で、利回りは4.3%、これもなかなか!!
PERがちょっと高いですね、コネクタ用部品の在庫調整がかなり響いているようです。
ただ、四季報では25年3月決算時には底打ちしている、と書いてあります、業績回復も近いか??
昨年11月に『資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について』というIRを出しています。
う~~ん、なんかとりあえず出しました感をそこはかとなく感じるのはわたくしだけでしょうか?w
しかし中期経営計画の策定も進めているそうなのでとりあえずそちらに期待かな?
配当に関しては配当性向ではなくDOEを採用しているようです。。
DOEだと安定感は出ますが、業績の伸びで大幅な増配とはなりにくいので、この低PBRが騒がれている昨今では少しズレている、と感じました。。
ちなみにDOEは株主資本が分母になるのでよほどの事がない限り配当額は安定します。
業績、展望、指標、その他もろもろを加味すると、株価値上がりはあまり期待できず、大幅な増配もなさそうなので、現状の配当額で満足出来る方のみご自身で調査してみてください。
わたくしは今回の購買意欲となりえる趣旨からは少し外れているように感じたのでスルーとします。
③ ミタチ産業 (3321)
指標はご覧の通り、PBRは0.66倍です。
利益剰余金は10564百万円(利益準備金含む)
配当は40円/年で、利回りは3.4%、まぁまぁです。
持ち株です、随分前にNISAにぶっ込みました、一応含み益ですねw
決算は前年よりも大幅な減益を見込んでいます、はっきり言ってあまり芳しくなく、復調の兆しも弱いですね。。
現状、低PBR対策の声明は会社側からは出ておらず、たんまりある利益剰余金をどのように活用していくのか注目しています。。
ただ…現状ではあまりおすすめ出来る銘柄ではないので、スルーでいいんじゃないでしょうか??(あっさりw)
あとがき
低PBR記事第3回でした。
いくら低PBRだからと言って、ノーフューチャーな会社がガツガツ買われるほど甘くはないです、上がっている銘柄はそれなりに業績やその他諸々も期待されているってことですね。。
今回だとやっぱりウィルテックかなぁ~、以前にも分析記事書いた銘柄なので仮面ライダー龍騎の登場ライダー全員の変身ポーズを練習するくらい暇なら見てくださいw(マジでそういう動画あって感動しました)