燃え盛るテーマをあえて外す戦略
数える事、第3回となりましたこの企画。
新テーマと謳ってはいるものの、昔からあるテーマでそろそろまた顕在化してきそうな銘柄も含まれますのでご了承下さい。
第1回、第2回をご覧になっていない方はリンクから是非ご一読頂ければ、と思います↓
それでは第3回、やっていきましょう♪
iPS細胞
2006年のiPS樹立報告から15年経過し、研究は進められておりますが、未だ一般利用の域までは至っていないiPS細胞研究。
IPS細胞とは…
人間の皮膚などの体細胞に、ごく少数の因子を導入し、培養することによって、様々な組織や臓器の細胞に分化する能力とほぼ無限に増殖する能力をもつ多能性幹細胞に変化します。 この細胞を「人工多能性幹細胞」と呼びます。英語では「induced pluripotent stem cell」と表記しますので頭文字をとって「iPS細胞」と呼ばれています。 名付け親は、世界で初めてiPS細胞の作製に成功した京都大学の山中伸弥教授です。
体細胞が多能性幹細胞に変わることを、専門用語でリプログラミングと言います。 山中教授のグループが見出したわずかな因子でリプログラミングを起こさせる技術は、再現性が高く、また比較的容易であり、幹細胞研究におけるブレイクスルーといえます。
京都大学iPS細胞研究所CIRAのHPより
ハッキリ言って半分以上よくわからないと思いますが、簡単に言うとピッコロ大魔王の再生能力…みたいな感じではないかとw
自身の体細胞を利用するので拒絶反応が発生しにくく、様々な医療シーンで活用可能であると認識しています。
例えば料理中、指を切ってしまった時、ips細胞で作ったシートをペタッと貼ればあら不思議、傷口は埋まり、周りの皮膚と同化してたちどころに治ってしまう、みたいな究極系の治療法もあり得るわけです。。
では研究の進捗はと言うと、動物実験段階では相当進捗が進んでいるようです。
ただ、人間への実用化と言う意味では一部治験などが行われているが、実際の活用にはまだまだ時間はかかりそうな様相。
正直、iPS細胞関連は超特大材料のひとつです、研究の進捗が出るたびに相当な資金が関連銘柄に流れ込むことでしょう。
ではそんなiPS関連のおすすめ銘柄はこちら↓
先述した京大のiPS細胞研究所と共同研究をしています。
また、業績も安定しており、コロナやインフルエンザにも関連した銘柄であるため、他のギャンブル的なバイオ銘柄を保有するよりは現実的かつ、夢もある銘柄です。
深く掘り下げるには圧倒的に学力が足りないのでこれ以上は言及できませんがw、仮に他の銘柄がiPS細胞の研究などで動意づいても、必ずこの銘柄も同時に反応するはずです。
3Dプリンター
過去、大注目を浴びたこのテーマも今はあまり語られることもなくなっています。
しかし、今もこの分野は進化し続けており、今度は『医療、教育、福祉』の分野で注目を浴びつつあります。
特に医療分野では、今後マストになる可能性を感じます。
例えば研修の段階、手術などの実用段階、ひいては情報共有などで医療に多大な恩恵と活用用途があると考えます。
そんな3Dプリンター関連銘柄の中でも、医療に注力している銘柄がこちら↓
こちらの会社は医療系模型などの他にも、自動車関連や航空・宇宙市場にも挑戦を始めています。
また、アルミニウムを利用するという点でEV関連にも関係してくる可能性はあり、材料豊富と言えます。
現在はCT事業が絶好調で(前年同四半期比70.5%増)、3Dプリンター事業は減益(前年同四半期比68.2%減)ではありますが、逆に言えばCT事業が好調を維持し、3Dプリンター事業が従来の勢いを取り戻し始めたら大変すばらしい業績が期待できます。
株価も今は低い位置にて推移していますので、投資妙味はかなりあると考えます。
インド
人口isパワー!!
インドの人口は今や13億5000万人と、世界第2位となっております。
日本でも1986年から5年ほど続いたバブル景気、そして今でも続いていると言われる中国のバブル。
次にバブルを迎えそうな国は高確率でインドだろう。
GDPも世界第5位まで上り詰め、サービス業が急速に伸びている(経済に余裕が出てきた証拠)
けして遠くない未来にインドは最盛期を迎え、いつかはアメリカと肩を並べるまでになる…かもしれない。
そんなインド関連銘柄はこちら↓
ETFではありますが、関連企業を探すとなるとかなり難しいので、インドへ丸ごと投資をおすすめします。
18200円で購入できるので、ドルコスト平均法に似た投資法が使えますね。
チャートを見ればわかると思いますが、75MAに沿って基本的には上がっていく可能性が高いので、タイミングを見て購入口数を調整して長期積み立て感覚で集めていきたいですね。
あとがき
今回は過去テーマの再加熱を狙って2つ、新たに国に丸ごと投資するという荒業1つ紹介いたしましたw
他に候補に挙がったテーマは..
・海水淡水化…色々問題があるので今回はスルー
・MR(Mixed Reality:複合現実)…ARがまだ顕在化してないのでスルー
・遠隔ロボ…コンビニなどで活躍できそうだが汎用性の問題でスルー
人は『あんなこといいな、出来たらいいな』を実現させ続けております。
そして『人が想像できることは人が全て実現できる』とフランスの小説家、 ジュール・ヴェルヌは言いました。
とんでもなく突拍子もない想像が、実は次のテーマになるかも…そう考えても誰も笑うことはできません。
映画、バックトゥーザフューチャー2の世界が今や当たり前に実現している現代を見て、改めてそう感じざるを得ないですね。