小型株詳細分析 セントケア・ホールディングス

雑記

① 各指標

PERは10.47倍PBRは1.6倍と、割安。

ROE予想は14.6%とこちらも高め。

自己資本比率50.1%、流動比率(流動資産/流動負債×100)も問題ない水準。

配当は年20円+クオカード500円で総利回りは3.1%。

3年以上継続保有するとクオカードが1500円にパワーアップ、利回りは4.3%に跳ね上がる。

これだけ見ても長期保有向けの銘柄であり、NISA枠で出来れば所有したいと思わせる。

しかし5年の縛り(縛りってわけでもないですけどw)で銘柄を保有するのであれば『業績向上』と『増配』は第1に意識したいところ…その辺りの期待度も今記事で解説出来れば、と思っている。

どうなるドナルドドッキドキ(この行いらんかったなw)

② 四季報評価

四季報は『増勢』で当企業を評している。

増勢のキーワードはわたくしの感覚ではTOP10に入る良ワードだと思っている。

文面から読み取れる情報は多いが、23年3月期は新規出店を更に加速させるという部分に着目したい。。

つまり今期は踊り場である可能性が高く、来期以降に業績の伸びが加速する可能性があると捉えることも出来る。

従って当銘柄で注視すべきは『来期の目標』であり、今期はむしろずっこけてくれた方が株価が安くなり、より買いやすくなる…そんな邪推をしてしまいそうになった、ってかしてしまったww

次次項で今期の業績推移をチェックするのでお楽しみに。。

③ 業績推移

業績推移はとにかく順調と言える。

コロナを経て業績の伸びが一段と加速、これは他企業にもよく見る『無駄な経費の削ぎ落とし効果』だろう。

やりすぎは良くないが、業務の効率化、合理化の加速はコロナによる恩恵とも言える。

そして右欄の配当推移を見ても分かる通り、毎年1~2円の増配を続けており、仮にこれから購入したとしても5年後には配当金が現状の1.5倍近くになっている可能性は高い。

仮に5年後30円になっていたと仮定すると配当利回りは優待クオカ1500円含め5.5%となっている、皮算用ではあるがこのままの業績拡大傾向であればそれほど高いハードルとは思えない。。

余談だがわたくしは各社から送られてくる優待のクオカードを名刺入れ(大)に収納して、たまに開いてはニヤニヤしているw

10年後にクオカードだけで50万円くらいにならないかなぁ~~…わたくしのプチ目標であり、投資の楽しみのひとつであります。。

④ 直近決算

通期目標は3023万円、前年比8.6%増益予想だ。

コンセンサスは2900百万円を予想しており、会社計画は過大との判断のようだ。

確かにコンセンサスの予想推移を下回っており、通期目標達成は若干難しいかもしれない。

そのため株価は停滞気味と思われるが、前述したとおりこれこそが買いのチャンスと捉える事もでき、23年の通期目標には大注目である。

ただし、新規出店から利益が通期寄与するまでのタイムラグは読めないので、もしかすると24年に業績の急拡大はズレる可能性もあるので注意は必要だ。

個人的には慌てて買う必要もないと考えていて、来期目標が出てから株価の安いところを狙い撃っても遅くはないと思っている。。

直近の株価はどうでもいい人であれば即購入も止めはしないZO!!

⑤ 各セグメントの業績

セグメントは『介護サービス事業』ほぼ単一のようだ(その他もあるが気にする必要のない売上高)

決算書での説明文を抜粋したのでチェックしてみよう↓

利用控えの影響は残りつつも、順調であることは確認できる。

連結子会社の拡大も好影響のようだ。

今後、これ以上の利用控えを引き起こす可能性は考えにくいので、やはり業績に関しては特に心配する事はないと考える。

出来れば今期中に計算される出店経費などは計上してほしいところだ、期末決算結果はぶっちゃけどうでも良いのでw(大事なのは来期計画)

次は昨年12/15に発表された中期経営計画の中身をチェックしてみよう↓

以上の様な目標を掲げている。

この目標からEPSを算出すると96円となり、PERはおよそ8.6倍となる。

現状が10.4倍程度なので劇的な変化というわけではないが、2024年から現状の株価を見るとかなりの割安度なのは分かるだろう。

まして増配に積極的な企業姿勢から鑑みても、PERの割安度以上に購入検討余地はより高くなることだろう。

このことから株価の推移に派手さはないが、ゆっくりじっくりと上昇していく保有安心感高めな銘柄であると分析する。

こういった銘柄はNISA枠にかなり適しているので、ぜひともPFをこういった銘柄で埋め尽くしてみてはいかがだろうか?

上昇根拠のない銘柄を触るよりも遥かに収支は安定してくるだろう、『まどろっこしくてやってらんねぇ!』って方は指数取引の世界で荒波に揉まれてくるといいでしょう。。

しかし多くの相場の世界で生き残っている連中は、結局こういった安定度の高い銘柄に回帰した方がほとんど。

わたくしも指数取引はやりますが、あくまで勝てると判断したときだけ参加するようにしています、年中張り付いてると友達を失い、情緒は不安定になり、自律神経をやられ、お金も失いかねません。。

大げさに言ってるように見えて結構マジなんで怖い世界ですねぇ、指数取引は。。

⑥ 週足チャート

ここまで読んでくださった皆様ならこのチャートを見てすぐに理解できたことだろう。

『あぁ、1400円は明らかなオーバーシュートだったんだなぁ…』と。。

これぞファンダ分析の効能であり、現株価の高い安いの判断能力の礎となるのですね。

そして非常に分かりやすい調整トレンドを経て、今はおそらくヨコヨコ期間といえる。

おそらく5/16の決算まで大きく動くことはないだろう。

では問題は今後どうなるかだが、来期予想次第では長期線アタックは十分ありえる。

しかし仮に一度長期戦を下回ったとしてもすぐに線上に戻ってくると予想できる。

慎重派又は購入意欲が半々な方は、長期線の下で網を張るのがベスト。

購入意欲の高めな方は、5/16までの間で安くなったところを買うといいだろう。

直近株価は決算次第ではあるが、長期で考えるとかなり勝率は高いのではないだろうか?

ただし環境の変化などは考慮に入れていないので、その辺りは目を光らせておく必要はあるだろう(介護者人件費の高騰などは懸念点かな)

⑦ まとめ

おすすめ度は『インカムもキャピタルも長期なら勝率高し!』とします。

わたくしは間もなく保有2年になるところです、当時の購入価格からは約2倍となっています。

最近株価がくすぶってるので買い増し検討のためにこの記事を作った次第ですw

惜しむらくは買い増したところで、クオカードの枚数は増えないところですね、ぜひ保有株数に準じた優待のグレードアップも還元策に加えてほしいと思います。。

検討の結果買い増し考慮に加えます、5/16までに更に買いたくなる銘柄がなければ恐らく買い増し発動しますね。

誰かが手を滑らして大量の売り注文出してくれないかな~、かつてのあの有名な事件みたいに(その時板見てないと全く意味ないですけどw)

※紹介したデータは2022年4/6現在のものです
※SBI証券様のデータを抜粋させていただきました。

コメント

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