小型株詳細分析 ウイルテック (7087)

雑記

① 各指標

PERは10.86倍PBRは0.81倍と割安、東証に怒られる水準w

ROE予想は9.0%とこちらは東証の叱責条件を免れている、現状w

自己資本比率は55.1%と問題なし、流動比率(流動資産/流動負債×100)は問題なし。

配当は40円/年で利回りは4.5%と素晴らしい!!

バリュー銘柄が軒並み上昇しているが、こちらはまだ割安水準。

業種も来年以降も悪くなさそうなので今回分析を試みることにした。

新NISAに放り込める銘柄かどうかが個人的に気になるので…。

② 四季報評価

四季報は『増勢』で当企業を評している。

技術者派遣は今後も期待して良いセグメントだろう。

悪い言い方をするとこれが屋台骨すぎる…のかもしれない、後でしっかりチェックしよう。

③ 業績推移

売上高は順調に伸びている。

配当も安定しており、業績悪化さえなければ減配リスクはなさそうだ。

急速な成長は望まないが、こういった徐々に伸びていく地味な会社でNISAの半分以上は埋めたい…そんなイメージで銘柄を探している。

まぁ要は放ったらかしたいのだ、投資は動けば動くほど儲かるわけではない事は長年の経験で身に叩き込まれたからねw

④ 直近決算

今期目標は1102百万円、前年比2.7%の減益予想となっている。

ど、どうした2Q??

研修費や先行投資が嵩んだだけと信じたい…しかし、株価はだいぶ買いやすい状況になっているのではないかな?

分析次第ではすぐに買いに行けるかもしれない、こういうの、いいですねぇ~~♪

⑤ 各セグメントの業績

セグメントは5つのようだ。

・マニュファクチャリングサポート事業
・コンストラクションサポート事業
・ITサポート事業
・EMS事業

・その他

双方の売上高前年比は以下の通り↓

・マニュファクチャリングサポート事業 -8.3%
・コンストラクションサポート事業 +12.9%
・ITサポート事業 +8.4%
・EMS事業
 +15.9%
・その他 -8.2%

5つのセグメントの売上高比率は59:15:9:15:2マニュファクチャリングサポート事業が6割を占める。

なお、利益は順に-160・68・31・101・-43百万円となっており、EMS事業が2Qは稼ぎ頭となっていたようだ。

気になるマニュファクチャリングサポート事業の概要をチェックしてみよう。

基幹事業がまさかの打つ手なし!?

文面を見た限り、ちょっと短期的な利益低下に見えないが…今後盛り返せるのだろうか?

おいおいおい、って事で急いで決算説明資料の当該部分を抜き取ってきた↓

情報通信機械器具製造業の売上高減少がエグい!!

個人的な意見にはなるが、これは長引くような気がするっす!!

しかし、それ以外のセグメントは今後も好調の匂いがする、中でも面白そうなのがEMS事業だ。

本気出してきた感、あるねw

この勢いで伸びてくれれば、根幹事業のマイナスをカバーできるかもしれない。。

更に『株式会社ホタルクス』という会社を子会社化したと発表、詳細は以下の通り↓

毎年200百万円程度の上積みが期待できる。

おそらく今期は下方修正を覚悟するべきだろう。

しかし、多くの投資家がそう考えているのであれば、今は絶賛その下方修正を折込み中で、下方修正がキッカケで出尽くし上げとなる可能性もある。

現状のわたくしの評価は『ニュートラル』で、様子見がいいだろう。

どっちみち来年のNISA枠候補なので、来年5月の本決算まで待つのも悪くない判断と考える。

⑥ 週足チャート

おんやぁ~~??

想像と違う形w

高配当が下支えとなっているのだろうか、妙に強いっす。

しかし75MAで考えると、ここを上回るには心理的ハードルが高いと考える。

700円後半から800円台をウロウロするのではないだろうか??

チャートを見ての最終評価は『ニュートラル』で変更なしとする。

700円前半とかまで推したら買ってもいいかもしれないね。

⑦ まとめ

おすすめ度は『下方修正が出るまで我慢』とします。

何なら来年の決算予想もネガティブに出してくる可能性もあるので、本決算である5月以降まで待つのもアリですかね。。

ただ、800円ジャストになれば配当利回りは5%まで向上するので…えへへぇ~~ぼくたんほしいなぁ~~でへへ~~(正常な判断能力を失う甘美な数字、利回り5%w)

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