① 各指標
PERは12.66倍、PBRは1.5倍と割安。
ROE予想は12.3%と高め。。
自己資本比率71.1%有利子負債ゼロと完璧、流動比率(流動資産/流動負債×100)は省略。
配当は21円/年、配当利回りは1.8%で今後の増配に期待。。
こども家庭庁の発足を見越して来年の期待銘柄に選定した銘柄、利益寄与にどれだけ貢献するか探ってみたいと思っている、関連性がどれほどあるかは現状不明ではあるが。。
② 四季報評価
四季報は『増益基調』で当企業を評している。
先日の公園クレーム問題などで子どもたちが体を動かせる環境が極端に減っている昨今、こういった企業には否が応でも注目は集まるだろう。。
個人的には体育指導よりも幼稚園経営コンサルの方が面白く思う。。
幼稚園は保育園のように比較的値打ちに預かってくれるわけではないので、教育方針や預かっている際の内容が大きく経営に関わってくるからだ。。
しかも現在の幼稚園事情は我々の時代とは子供の扱い方が段違いに難しい(幼稚園時代よく叩かれたし、お仕置きに閉じ込められたりしたなぁw)
すなわちしっかりとしたアドバイザーがもはや必須の時代と言える。。
そちらの面での利益寄与をわたくしはむしろ期待している部分だ。。
③ 業績推移
売上高の伸びは鈍足だが、利益面でのぶれ幅は少なそうだ。
こども家庭庁の爆誕によりどれほどの利益上乗せが期待できるかが、来年1年の株価に大きく影響しそうな雰囲気。。
そもそも特需…あるんすかねぇ??ww
④ 直近決算
今期目標は1430百万円、前年比2.2%の微増予想となっている。。
直近決算は2Qの705百万円で、会社予想を上回っており流れは悪くない。。
とはいえ、おそらくこのまま行けば概ね予想通り程度の水準で着地しそうだが、利益面よりもどちらかというとこども家庭庁絡みの思惑が発生することを期待したいところだ。。
⑤ 各セグメントの業績
セグメントは2つのようだ。
・幼児体育指導関連事業
・コンサルティング関連事業
各セグメントの昨年比売上高増減は以下の通り↓
・幼児体育指導関連事業 +2.5%
・コンサルティング関連事業 +8.4%
両セグメントの売上高比率は95:5でほとんどが幼児体育指導関連事業だった。。
また、利益面もほぼ同様なので、現状は幼児体育指導関連事業を最低でも現状維持レベルで推移させ、コンサル事業を伸ばせるかに今後の利益推移はかかっている、と思われる。。
コンサル事業の説明を抜粋してみた↓
えっ!?
契約件数減ってますやん。。
今の段階で減るとか今後の先行きがもの凄く不安なんですけど…。。
とっ、とりあえずこれはこれで置いておこうw
そして決算説明資料も目を通したが、有益な情報は特に見当たらなかった。。
更に四季報にある新規事業の『療育』関連だが、これも決算説明資料にはなかったが、HP内にこんな文面があったので抜粋した↓
なるほど、今年の4月に設立したばかりなのね、にしてももう少し決算書などで触れてほしいものだがw
というわけで、これ以上の会社分析は難しいので、肝心のこども家庭庁の方針などをチェックしてみたい。。
厚生労働省のHPをある程度チェックしてみたが、わたくしはひとつの結論にたどり着いた。。
具体的になぁんも決まってねぇww
だめだこりゃw 正直これ以上の分析は空想の域を出ないだろう、ギブアップであるww
と、それでは面白くないので、あくまで空想ではあるが以下のことに期待したい↓
・課外授業に対する補助、支援金の支給でどの家庭でも利用しやすくなる
・学童や時間外保育などに対する補助が手厚くなる
・幼稚園に対する補助金を手厚くし、コンサルを利用しやすくなる
と、完全に当銘柄に追い風と成り得るようなことばかり羅列してみたw
純度100%の空想ではあるが、こういった部分は政府側も由々しき問題として理解していると信じているので、少なからず当銘柄への恩恵はあると考える。。
というわけでわたくしの個人的評価は『ニュートラル』ど真ん中としたい(空想込みならやや買いでw)
⑥ 週足チャート
21年4月にバコ~~ンと上がってしまっているため、この表示では全然動いてないように見える、が確かに全然動いていないww
直近1年を見ても上下で200円程度の動きしかない、これは厄介である。。
何が厄介かというと、こういった平坦なチャートでは仮に大きめの材料が出たとしても各移動平均線が全て横向きなので、かなりの確率で『行って来い』になるのだ。。
移動平均線には『引力と斥力』が働いていることを知っておいて欲しい。。
しかし逆に考えるとここから上昇トレンドに移行するにはもってこいの状態である。
ただし株価の推移としては5歩進んだら4.5歩下がり、また5歩進んで4.5歩下がる…といったイメージで、少しずつ高値安値を切り上げていく形になりやすい。。
そういった兆候が現れたら購入は非常に面白いので、監視に入れておくのは悪くない、材料が出てからでは遅く、思惑で上がり始めたところを捕らえなければならない。。
ただし2つ言っておくと、特大材料が出て株価が噴火した時はバッサリ売ることと、出来高が超絶少ないことを念頭に入れておいてね、とだけw
⑦ まとめ
おすすめ度は『ギャンブル要素はほぼないので、買っても悪くない』とします。
ただ、推せるか?と言われたら推しません、判断材料が乏しいので。。
こども家庭庁の方針や施策が決まってからでは多分遅いので、まぁ無理して買う必要もないでしょう。。
個人的にはどれだけ子供向けの政策を打ち出そうとも、少子化は止まりようがないと考えています、金とか地盤とかそういう問題じゃないんだよね。。
いつぞやのふくりんおすすめ銘柄の記事で雑談として語った記憶があるので細かくは語りませんが、やらないよりはマシだと思うので、この政策にはある程度期待はしておきましょう。。
願わくば我々の納得のいく施策を打ち出してくれることを期待したいところです、すっとんきょうなことやりそうな気がしてならないのよw
※紹介したデータは2022年12/14現在のものです
※SBI証券様のデータを抜粋させていただきました。
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