小型株分析75 富士通フロンテック 6945

小型株分析30点以上

富士通フロンテック 6945 時価総額:298億

ATMや現金処理など金融・流通端末主力。公営競技の表示・発払機等も。製造柱はフィリピン(四季報より)

<採点>

売上高伸び率(6点/10点):波があり、ならすと横ばい

ROE(0点/10点):今期予想は-1.3%

ROA(0点/10点):今期予想は-0.9%

配当(1点/5点)配当は年22円、利回りは0.2%

決算進捗率(5点/10点):3Q段階で達成率8%と悲惨だが、会社は計画を据え置いており、来期の予想が株価の命運を分けそうだ。

業種(8点/10点):ATMやクラウド型現金管理システムなど、期待は大きい。
更にMediTrendという医療向け情報サービスなどもあり今後の収益化が楽しみだ。

テクニカル(8点/10点):週足ではキレイな逆V字型をしており、買いやすい形にはなってきている。

信用倍率(4点/5点):信用倍率は34.6倍だが、売りが2100株買いが72600株しかないのでほとんど株価に影響はないだろう。

TOTAL:32点/70点

総評:ROE、ROAの0点以外は悪くない銘柄だが、どうしても点数は低めになってしまう。
来期以降、構造改革の結果が出てくると思われ、期待で買われる可能性も高い。
前述したMediTrendは、院内感染を防いだり待ち時間のストレスの緩和に繋がるため、全病院で導入してほしいシステムだ、こちらには期待大だ。

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