長期投資において
毎月、なんとな~く投資し続ける
これもとても大事な事です
ただ、具体的なメソッドは
ある程度意識しておいた方がいいと思い
ここでは、ある1例を取り上げたいと思います
●Aさん(独身)の長期投資データ●
- 30歳から投資スタート
- NISAではなく、全て特定口座を使用(NISAだと5年という限定非課税期間があるので、計算がややこしくなるため)
- 兼業であり、給料は手取り20万、ボーナスは1.5倍の2回支給で年間手取り収入は300万円とする(計算を分かりやすくするために、昇給などは一切考慮しない)
- 定年である60歳をゴールとする(再雇用などは今回はとりあえず考慮しない)
さて
順にやることを追っていきましょう
証券口座開設&NISA申し込み
ここで
『投資にあまり興味ないし、時間も割きたくない』
と、いう方は
”iDeCo”と”積み立てNISA”
だけで十分です。
そちらを毎月、満額積み立てましょう(商品などは無難なものをチョイスする知識は必要ですが)
証券口座は上位ならどこでもいいですが
最も安定している”SBI”
1日50万以下なら手数料無料の”松井証券”
楽天ポイントも貯められる”楽天証券”
辺りが無難かと思われます
毎月の入金額
それでは早速給料日に
入金しましょう
では
いくら入金するか?と聞かれたら
”頑張れるなら手取りの25%”
”最低でも手取りの20%”
を推奨します。
逆に
『えっ、手取りの20%も絶対無理』
という方は
生活レベルが釣り合っていないと考えられますので
投資額を抑えながら
いつかは20%入金できるように
家計や生活レベルの見直しを優先してください。
それからボーナスですが
こちらは”手取りの半分”は
必ず入金してください。
ボーナスは
いつなくなるか分からない収入ですので
生活のあてにしてはいけないお金です。
本当は全額投資を推奨したいですが
そこは年に2回のお楽しみなので
半分で手打ちとしますw
これで
毎月4万円(年48万円)+ボーナス年30万円=78万円の
入金確定額が出ました。
言い忘れましたが
これ以外にもちゃんと現金貯金は
しておく必要がありますので
その枠はしっかりと確保しておいてくださいね。
運用方法
年間78万円を
30年貯金のみで貯めた場合は
”2418万円”となります。
まずまずの金額ですね
ですが、ここでは人類が生んだ最強のロジック
”複利”を利用します
百聞は一見にしかず…
貯金VS複利運用では
運用結果の差に明確な差が出ます↓
上が
『毎年78万円を30年間貯金し続けた結果』
下が
『毎年78万円を株式などで3%の配当を再投資し続けた30年間の結果』
になります。
500万円ごとに黄バックでわかりやすくしてあります。
例えば2000万円に到達するのに
貯金よりも複利運用の方が5年も早くなりますね。
貯金であれば30年で2418万円
複利活用した投資ロジックなら30年で3529万円
何と1100万以上の差がついてしまいます
どうですか?
面白過ぎないですか??
これに例えば
- 投資金額を増やす
- 成長株を買って増配を狙う
- NISAも活用
等をMIXすると
更に複利効果は抜群に威力を発揮します。
これが
わたくしがやっている手法です
はっきり言って
こんなに上手くいくとは思いませんが
徐々に精度を上げて
徐々に結果が出るようになってくると
楽しくて仕方がありません。
投信などでは味わえない
小型成長高配当株投資の
妙味です
もちろん
小型株にこだわらずとも
米株や(税金は少々上がるけど)
ETF,大型株でもいいです
とにかく複利効果を知って
毎月楽しく投資していくことこそ
趣味も両立した楽しい投資ライフといえますね。
まとめ
今回の要点は…
- 入金は手取りの20%以上を目指そう
- 複利を狙って配当金は再投資しよう
- 作業にならずに楽しく投資しよう
と、言った感じですかね。
そして最後にお伝えしたいのは
『運用した3500万円は老後の配当金生活のために取り崩すな』
です。
3500万円の3%が配当でもらえれば
年間840000円(税引き後)
月間70000円の不労所得となり
通常の年金と合わせれば
かなりの助けとなりますから
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