小型株ランク付け② 230628

雑記

不定期に投稿します

わたくしが気になった銘柄を複数ランク付けするコーナーです。

ランク付けの基準は以下の通りとします。

① 業績や配当の伸び
② 材料の期待度
③ 購入タイミング
④ 短期or長期保有の期待度

⑤ ランクはA~C±の9段階で評価 

なお、投稿時点での期待度ランク付けとなりますので数日で評価は変わる可能性があることは予めご了承願います。

わたくしの好みも多分に含まれますので、ご購入の際はしっかりと主観的な分析をお願いいたします。

① 富士ピー・エス (1848)

PER:15.89
PBR:0.8
ROE:5.0
年間配当額:9円(クオカード500円優待あり)
配当利回り:2.0%

23年の決算が相当悪かったが、これは契約のズレや遅延によるものとしており、今期は大幅復活を予想している。

上記の通り、PBR&ROEが東証のテコ入れターゲットにダブル受賞しており、物色対象としては悪くないだろう。

また、配当額は9円+クオカード500円で実質14円とすると、総利回りは3.1%となりまずまずだ。

配当額9円以下の減額もおそらくないだろう、結構おすすめ出来る時価総額80億円の小型株である。

チャートも425円を底にヨコヨコを繰り返しており、需給も引き締まっていそうだ。

PBR対策のIRが出る前に確保しておきたい銘柄である。

よって評価は…短期:B+、長期:A+、とする。

短期で爆上げは望み薄だが(PBR対策で何かしてくればありえる)長期はとにかくオススメ!!

IRに積極性が見られないのがちょっとネックか。。

② オプトエレクトロニクス (6664)

PER:19.9
PBR:0.42
ROE:5.5
年間配当額:0
配当利回り:0

6/27に決算発表、結果はまさかの赤字

売上も減少、訴訟問題の弁護士費用の増加なども大きい。

決算書も非常にあっさりしており、何かを期待しての投資家からの資金はしばらく入らなさそうである。

しかしながらPBR&ROEはこちらもダブル受賞おめでとう!!w

状況的に厳しいが、何かしらの手を打つことは考えられる。

しかし、それでいてなお、購入意欲は正直湧かないのが本音だ。

よって評価は…短期:C-、長期:B-、とする。

こちらもIRが仕事していない。

投資家から自社の株を購入してもらうには何をすればいいか、は全社しっかり考えるべきである。

上場している意味を改めて思い出してほしい、そりゃ東証も怒りまっせw

③ トーセ (4728)

PER:16.86
PBR:0.93
ROE:5.5
年間配当額:25円
配当利回り:3.2%

トーセと言えば過去、数々の名作を作り出している会社。

直近だと先日、任天堂ダイレクトで発表されたドラクエモンスターズ3の開発を担当するようだ。

ただ、ゲーム関連商材は好不調の波が激しく、あまり長期で持つ気にならないのだが、この会社は全然OK!

無借金であり、業績も完全に復活している。

配当も魅力的だ。

決算説明資料を見ると開発依頼が多く寄せられており、むしろ人手不足を心配するほどである。

ただし、チャートを見るとこの先どう動くかが皆目検討がつかない…難しい形だ。

よって評価は…短期:B、長期:A-、とする。

悪い意味で業績は安定しており、株価爆上げ材料はない。

反面、長期保有にはかなり向いており、配当性向は現状53.8%。

更にこちらもまたPBR&ROEダブル受賞しており、盤石な資金で自社株買い、配当増額などの期待もある!!

どちらかと言うと自社株買いかな~、今後の動向に注目である。

④ サンセイランディック (3277)

PER:6.41
PBR:0.66
ROE:9.9
年間配当額:32円
配当利回り:3.6%

1Qで70%越えの達成率を叩き出したが、株価が全然上がらないかわいい奴w

優待は廃止して配当と自社株買いを加速、とあり、個人的にこのムーブは高評価だ。

海外投資家にとって株主優待は邪魔なだけですからね。

指標を見てもらうと分かるがとにかく安い!!ナメられている!!

今期の決算は相当良さそうなので、PER5倍切っちゃうんじゃなかろうか…と心配している。

更に10年以上連続増配をしており、決算説明資料からすると、24年12月期以降は中間配当と自己株取得の意志を表明。

地味だけど随分前から保有しているわたくしは、おいしい配当をずっと享受出来ており、今後も保有し続けるつもりだ。

業種が少し理解しにくく、投資家にとって判断つきずらいところがイマイチ人気化しない部分なのだろうか。

よって評価は…短期:B+、長期:A、とする。

短期、というか中期になりそうだが、23年12月期は安心して保有出来るだろう。

長期としては上記通り、24年12月以降の動向には期待感が高まる。

PBRが現状で0.66倍なので、早急に手を打つことも考えられるため短期でもB+とした。

あとがき

今回は低PBR銘柄を中心に紹介しました。

オプトエレ以外は全部オススメしやすい銘柄ですが、短期上昇は読めないものが多いですね、PBR対策の手をいつ打つかが読めません。

自身のPFと相談して、例えばゲーム関連持ってないならトーセを選択したりするといいんじゃないかと思います。

ただ、長期で持つならやはり増配を第1に考えたいので、そういう意味ではサンセイランディックが一歩リードかな~、と思います。

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