高配当小型株分析② 新日本建物 8893

高配当小型株分析

銘柄詳細

新日本建物 8893

来期配当予想:22円

配当利回り:6.9%(算出日2020年8/28)

株主優待:なし

首都圏でマンションと流動化事業など展開。販売部隊保有せず、開発のみに特化。配置転換頻繁

四季報より

採点

売上高変化率:7点/10点
今期以降、再び上昇予想

財務健全性:3点/10点
自己資本比率27.1%、有利子負債15679百万円(不動産関連なので低め許容)

株価位置:7点/10点
200MA上にほぼいるので期待感はある模様

PER:7点/10点
4.35倍で他の不動産関連よりも安めだが、決算が不安なので微妙か

ROE: 8点/10点
予想ROEは23.0%だが同上

決算内容:3点/10点
直近は1Qで347百万と昨年1Qよりも大幅に減益のため暗雲

業種:4点/10点
開発特化なので他の不動産関連よりも優位か

信用倍率:2点/10点
信用買い残1254100と重すぎる

総評

総得点41点/80点で、とにかく不動産関連は今後かなり不安定なので出来れば避けたい。
物流施設などは活況な分野なのでそちらで埋められるかもしれないがそれでもオリンピックが本当に開催されるのか?アフターオリンピックの市況はどうなるのか?テレワーク化が進み、都心がゴーストタウン化するのではないか?など、人の動きや投資意欲などが今後どのようになっていくのかが不明瞭なので、買いにくさがある。
高配当株投資は、最低でも数十年は保有することを大前提とするので、そう考えると高配当銘柄投資の選択肢は自ずと決まってくるだろう。

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