ひとつは持っておきたい介護関連銘柄
皆さまご存知の通り、日本は超高齢化社会であり、今後も悪化の一途を辿ることはほぼ間違いないでしょう。。
原因は様々ですが、大きな要因は『若者の経済不安』『長寿化』『未婚者への価値観の変化』などが挙げられますね。。
こういった社会的問題は雑談コーナーででも書くとして、今回のテーマはそんな高齢化社会で隆盛を極めそうな『介護関連銘柄紹介』となります。
個人的には介護関連銘柄はぜひともPFに加えてもらいたい分野であります。。
もちろん競争は年々激化することでしょう、介護職従事者の人手不足も深刻です。。
しかし、そんな高齢者の比率が高ければ高いほど、政治家は票取りのために介護分野への補助を手厚くせざるを得ない、そう考えます。。
今後も政府からの補助を享受しつつ、緩やかに業績が伸びやすい分野としてこれからお見せする表からぜひお好みの銘柄が見つかれば幸いに思います。。
と、いうわけでまずは表を御覧いただきましょう↓
各評価などの概要は以下の通りです↓
・時価総額300億円以下の小型株を対象としました
・売上高伸び率の評価は毎年伸びていればA、横ばいならB、今後に期待!はCです
・チャート評価は月足、週足、日足の総合判断です、上場から浅い会社は解析不能としています
次項で個別に所感を述べていこうと思います。
個別所感
まずは『ケア21』
先日、通期下方修正が発表されましたが、株価はほぼ元の位置に戻りつつあります。
原因はコスト高によるものなので、おそらく一時的と見ていいでしょう。。
優待含めた配当利回りと売上高伸び率は優秀です。
PERが高く感じますが、来期に期待するのであれば問題ない水準と言えます。
次は『セントケアHD』
PER10倍前後、優待含めた配当利回り、売上高伸び率の部門でそれぞれ優秀です。
毎年増配している点も保有安心感としては満点でしょう、今回紹介する銘柄でも1,2を争うオススメ銘柄です♪
次は『ケアサービス』
ここは何と言っても時価総額とPERの低さが目を引きます。。
しかし、1Q決算の出足が悪く、近年業績の伸びが微増であることから投資家から買いが入りにくくなっているようです。
自己資本比率が62%あり、資金が潤沢な分、今後の巻き返しに期待ですね。。
次は『エフビー介護』
上場が今年の4月ということもあり、未知数な部分が多いです。。
しかしPERは全銘柄最低の6.6倍、配当利回りも悪くなく、発行済株式数が時価総額比率でいくとかなり少ないです(EPSが高く、ひと株あたりの価値が高い)
チャート分析は出来ませんがおすすめ出来る銘柄と言えます。。
『シダー』『ロングライフ』の2銘柄は良い点が特にありませんので割愛します。。
『AIAI』は認可保育園なども経営しています。
1Q決算が悪く、チャートは地の底を這いずっています。。
現状ではおすすめしにくく、様子見としましょう。。
『日本ケアサプライ』は福祉用具レンタル大手です。
ここはかなり鉄板です。
配当利回りが圧倒的高さを誇り、売上高、チャートも順調そのものです。。
EPSも100円を越えており、発行済み株式数は時価総額比率で行くと少なめです。
全ての時間軸のチャートで200MA上にいるので、ここを割らない安心感は抜群です、今回のイチオシですね!!
最後に『リカバリー』、ここは全年齢対象の訪問介護なので高齢者に限らないため例外枠とします。。
ここの魅力は時価総額の低さ、売上高の伸び率、そして発行済株式数の圧倒的少なさにあります。。
このまま順調に業績拡大することができれば、株式分割は十分期待でき、株価上昇に最も期待ができる銘柄と考えます。
しかし無配であることが最大のウィークポイントで、どうしても株価上昇のみへの期待しかありません。。
また、板が薄く売買には細心の注意を払う必要があります、成り行き買いは危険がデンジャラスでありんす。。
まとめ
以上となりますが、おすすめ度としては『日本ケア→セントケアHD→エフビー介護』の順とします。。
こうした小型介護関連銘柄の魅力は、今後の全国展開などの業績拡大を大きく狙えるところにもありますので、ぜひご自身で調査してPFに加えてみてはいかがでしょうか??
日本ケアなどは特に高配当なので、長期保有に大変向いている銘柄だと思いますよ♪