決算を受けて、これは次回決算まで株価の上昇に期待が持てそうだと思った銘柄をピックアップするコーナーです。
銘柄ピックアップ条件はこちら…
- 時価総額300億円以下
- 昨年通期よりも今期は増益予想
- 今回の決算発表が昨年同期よりも好印象である
- 不動産、バイオ関連は除く
採点もしていますが、あくまで主観なのでその点ご了承願いますね~。
採点項目と点数配分はこちら。
今回から地合いの採点項目を加えました。
- 地合い:10点満点・・・日経平均MACDの位置で0~10点採点
- 決算内容:40点満点・・・文字通り決算の内容評価点です
- 信用データ:15点満点・・・信用取り組み具合を採点。いくら決算が良くても信用買いが多ければ売られやすいため
- 業種:20点満点・・・次決算まで期待度が継続する業種かどうか
- 株価位置:25点満点・・・現在の株価位置。基本は翌日成行買い出来るかどうか、を採点
ちなみに『場中決算発表銘柄は省略』させて頂きます。
既に株価が反応してしまっているため、鮮度が無いためです。。
それではどうぞご覧ください↓
今期通期予想が前年を上回っている銘柄
ニューラルポケット (4056) 70点/100点
地合い 0点/10点
決算内容 30点/40点
株価位置 20点/25点
信用倍率 5点/15点
業種 15点/20点
前年148百万⇒今期370百万と250%増益予想
独自開発のAIアルゴリズムを活用したサービスを展開。端末内でデータ処理する技術に強み
四季報より
良い来期目標だ。
スマートシティ形成のための多様なサービスの提供を基軸としており、テーマ性は素晴らしい。
3D都市モデルプロジェクトが今後どのような展開を見せ、具体的に人々にどのような役に立つのか、注目度は高く、投資資金の集まりやすい状況だろう。
だが、PERは634倍だw
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トヨクモ (4058) 60点/100点
地合い 0点/10点
決算内容 20点/40点
株価位置 20点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点
前年234百万⇒今期310百万と32.5%増益予想
クラウド活用の安否確認とサイボウズ社kintone連携の業務アプリ構築サービス展開
四季報より
安否確認サービスやサイボウズと連携したクラウドサービスなど今後のストック収入は伸び続けていくだろう。
しかし、昨年9月に上場したてで、テクニカル的に全く読めず、下の範囲も分からない。。
PERが169倍なので今は手を出すべきではないだろう。。
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rakumo (4060) 55点/100点
地合い 0点/10点
決算内容 20点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 5点/15点
業種 15点/20点
前年113百万⇒今期210百万と85.8%増益予想
グループウェア拡張製品『rakumo』を提供。低価格のクラウド型で安定収益積み上げ
四季報より
上に同じである、ただ、トヨクモよりも期待度はこちらの方が高く感じた。
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AICROSS (4476) 65点/100点
地合い 0点/10点
決算内容 25点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点
前年190百万⇒今期255百万と34.2%増益予想
企業向けコミュニケーションツール提供。メッセージサービスや企業内チャット。AI解析も
四季報より
BtoBとしてビジネスチャットツールなどを展開しているが、まだ完全に軌道に乗ったとは言えない印象を受けた。
成長力としても並と分析したので、投資対象としては個人的にはスルーしたい。
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CACHoldings (4725) 65点/100点
地合い 0点/10点
決算内容 30点/40点
株価位置 10点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点
前年1909百万⇒今期2500百万と31.0%増益予想
独立系。システム構築、運用や医薬品開発支援(CRO)を展開。信託銀行、製薬業向けに強み
四季報より
我らがCACが素晴らしい来期予想を出してきた、そして相変わらず配当利回りは4.2%と高水準だ。
受注確度の高い大型案件を見込んでいるようだ。
堅実系ITの先駆けとして当ブログで紹介してから実は大して株価は上がっていないが、逆に言うと保有チャンスはまだまだあるということであり、4.2%の配当利回りを享受するチャンスがある状態だ。
わたくしは今後の増益と増配を楽しみに、以後も保有していきます(所感になっちったw)
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通期予想が昨年を上回り、かつ高進捗決算な銘柄
ヒューマンホールディングス (2415) 80点/100点
地合い 0点/10点
決算内容 35点/40点
株価位置 25点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点
前年2127百万⇒今期2300百万と8.1%増益予想
今回は3Q発表で2423百万と105.3%の進捗、昨年3Qは1512百万
1985年に予備校で出発。全日制専門学校や社会人教育、通信制高校、人材派遣、介護へ展開
四季報より
80点獲得。
通期目標超過。
要因は同一労働同一賃金による請求単価の向上、助成金関連の業務受託案件の獲得などで人材関連事業が350%の驚異的な伸びを見せたところが大きいようだ(他セグメントは全て減益)
来期は介護や教育部門も回復を見せるだろう、ますます楽しみな銘柄である。
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石光商事 (2750) 65点/100点
地合い 0点/10点
決算内容 30点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点
前年290百万⇒今期664百万と229%増益予想
今回は3Q発表で554百万と83.4%の進捗、昨年3Qは305百万
コーヒー主力の輸入商社。1906年創業の老舗。業務用に強くシェア首位。冷凍、常温食品も
四季報より
連結子会社となった会社の収益が寄与がほとんどの要因のようだ。
外食関連も緩やかに回復傾向だろう、ただし目新しく期待するような材料はないので特に株価刺激点はないように思う。
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アプライド (3020) 55点/100点
地合い 0点/10点
決算内容 25点/40点
株価位置 10点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点
前年1997百万⇒今期2100百万と5.2%増益予想
今回は3Q発表で1636百万と77.9%の進捗、昨年3Qは1322百万
九州地盤。西日本を軸にパソコン小売店『アプライド』展開。大学など法人向けの売上が主体に
四季報より
上方修正同時発表済み。
在宅ワーク及びオンライン授業等の利用目的のPC導入や、巣ごもり消費の増加が主な好調の要因だ。
こちらも特需なので、今後の推移を見守りたい、とりあえずスルーが吉か。。
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日本一ソフトウェア (3851) 70点/100点
地合い 0点/10点
決算内容 30点/40点
株価位置 20点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点
前年486百万⇒今期910百万と87.2%増益予想
今回は3Q発表で751百万と82.5%の進捗、昨年3Qは276百万
ゲームソフトメーカー。ソニーのPS4、PSV用が柱。RPG『ディスガイア』シリーズなど
四季報より
好調の要因は決算書ではっきり読み取ることはできなかったが、素晴らしい決算。
おそらく巣ごもりによる特需なので、うかつに手出しできない。
何よりも要因がはっきりせず、分析のしようもないのは痛恨だ。。
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アステリア (3853) 65点/100点
地合い 0点/10点
決算内容 35点/40点
株価位置 10点/25点
信用倍率 5点/15点
業種 15点/20点
前年-159百万⇒今期450百万と黒字復帰予想
今回は3Q発表で419百万と93.1%の進捗、昨年3Qは35百万
ブロックチェーン、AI等先進技術有するソフト開発メーカー。データ連携ツールはシェア首位
四季報より
エンタープライズBUの好調推移、子会社の構造改革が奏功しての黒字化、などが好調の要因とある。
売り上げがほぼ前年同、信用買いもかなり溜まっており、ここはスルーとしたい。
長期的に見れば成長性はかなりあり、投資妙味はあるように思う。
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チエル (3933) 70点/100点
地合い 0点/10点
決算内容 30点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点
前年234百万⇒今期500百万と213.7%増益予想
今回は3Q発表で251百万と50.2%の進捗、昨年3Qは34百万
学校教育向けICT事業が柱。授業支援システム、情報セキュリティほか、進路支援サービスも
四季報より
同時上方修正発表済み。
無線LAN最適化ソリューション『Tbridge』の引き合いが伸長した模様、なんて読むか分からないけどw
株式分割と増配も同時発表している、ホルダーにとっては正に盆と正月同時到来だろう。
ただ、PERは若干高く、成長性を加味しても割高感はある、様子見。
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バルテス (4442) 65点/100点
地合い 0点/10点
決算内容 20点/40点
株価位置 20点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点
前年323百万⇒今期432百万と33.7%増益予想
今回は3Q発表で229百万と53.0%の進捗、昨年3Qは172百万
ソフトウェアテスト事業が主力。関連の品質コンサル、人材派遣やセキュリティ・脆弱性診断も
四季報より
ソフトウェアテストサービス事業が30.7%増、オフショアサービス事業が大幅黒字転換などが要因のようだ。
セキュリティや脆弱性診断系のIT企業は比較的堅調成長すると考えているので期待度はまずまずだ。
決算結果はやや悪めなので、一旦売られそうだ、監視して来期の目標を必ず確認したいところ。
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80点以上銘柄が1つ出ました↓
今回も前後半に分ける形になりますが、いかんせん700銘柄以上の決算発表があった日なので、更に厳選させていただきました、その厳選項目は…
・信用買い100万株以下
・チャートに過熱感がない
・出来高が10000株以上 ※2/12終値段階で
としました。
PERも加えようと思いましたがそれをすると今度は紹介銘柄が少なくなってしまうので。。
上場したての銘柄はある程度PERが高いのは仕方ないので、今後の成長性とPERをうまく組み合わせないと買い時はさっぱりわかりませんww
セカンダリー投資は難易度が高いので個人的にはあまりやらないしお勧めしませんが、銘柄を深く細かく見れる方にとってはお宝が眠る船を見つけるサルベージ的楽しみがあります。
投資法は自分に合った方法、銘柄を追うのが最良なので、もしセカンダリーが合いそうだな~、と思ったら一度トライしてみてもいいかもです、生ける伝説サラリーマン投資家の弐億貯男さんが確か好んでた気がしますね。
なお、SBIがロングメンテで明日の21時までHPが閲覧できないので、ひょっとすると後編が作れないかもしれません、他のサイトを使ってみますが、もし後編を投稿できなかった場合は誠に申し訳ございませんといった感じになります汗
コメント
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