第3回おすすめ決算銘柄まとめ(切り抜き裁判)①

たくさんあったぞ、好決算＆良銘柄！！

2021年１~2月に発表された決算の中で、個人的に評価の高かった銘柄のまとめ、いわゆる今流行りの『切り抜き』をしたいと思います。

ついでに、決算発表からこれまでの株価の動きにも少し触れて、わたくしの評価が確かだったのかザルだったのかを判決したいと思いますww

長くなるので早速行ってみましょう♪

テクノスジャパン(3666)

地合い　0点/10点
決算内容　35点/40点
株価位置　20点/25点
信用倍率　5点/15点
業種　15点/20点

前年307百万⇒今期920百万と300％増益予想
今回は3Q発表で852百万と92.6％の進捗、昨年3Qは49百万

ＳＡＰ中心にＥＲＰ導入を支援するＩＴコンサル。顧客管理システム（ＣＲＭ）が第２の柱に

四季報より

惜しい！！
信用さえ溜まっていなければ80点クリアでした。。
上方修正も同時発表している。
決算書が非常にあっさりしており、詳しいセグメントごとの経常が不明だが、DX銘柄として今後の成長は比較的確度が高そうだ。
堅実系IT銘柄としてもオススメだが、配当はさほど高くないので注意。

〇判決●
決算発表翌日は660円付近だったが、現在は720円付近に上げた。
いまだ週足200MAの下で推移しているので引き続き監視お勧めだ、判決は『無罪！！』

東光高岳(6617)

地合い　0点/10点
決算内容　30点/40点
株価位置　10点/25点
信用倍率　10点/15点
業種　15点/20点

前年2253百万⇒今期2400百万と6.5％増益予想
今回は3Q発表で1928百万と80.3％の進捗、昨年3Qは284百万

機器主体に電力ネットワーク関連が主力。旧高岳製作所、旧東光電気が１４年経営統合。東電系

四季報より

EVの充電器で注目の銘柄だ。
電力機器事業、計量事業が主にけん引したようだ。
高配当かつ優待もあり、利益面の安定感も高いので長期投資銘柄としてお勧めできる。
EV充電器などでの拡販で、株価高騰の夢もある良い銘柄だ。

〇判決●
決算発表翌日は1580円開始で一気に下落、翌日から盛り返し、現在は1620円付近で推移。
ちょっと動意づいた後なので今の株価は時間調整中(平均線が上がってくるのを待っているヨコヨコの状態)
ギリギリで『無罪！！』

ビジネスブレイン太田昭和(9658)

地合い　0点/10点
決算内容　25点/40点
株価位置　10点/25点
信用倍率　10点/15点
業種　15点/20点

前年2256百万⇒今期2300百万と2.0％増益予想
今回は3Q発表で1804百万と78.4％の進捗、昨年3Qは1509百万

コンサルやシステム開発受託。会計システムに強み。情報セキュリティや医療向け事務代行も

四季報より

情報セキュリティコンサルティングが伸長し、利益面で貢献。
会計システムコンサル及びシステム開発が柱ではあるが、売上高の伸びが素晴らしい情報セキュリティに期待度大だ。
チャートは日足、週足共に美しく、大崩れするイメージが湧かないので、日経暴落による連れ安時に確保しておきたい銘柄だ、かなりおススメ！！

〇判決●
決算発表翌日は1700円開始で現在は1740円程度。
ただ、一時は1850円を突破しており、現在は調整中、チャートは相当強い動き！！よって『無罪！！』

伯東(7433)

地合い　0点/10点
決算内容　20点/40点
株価位置　15点/25点
信用倍率　10点/15点
業種　15点/20点

前年2139百万⇒今期3200百万と49.6％増益予想
今回は3Q発表で2506百万と78.3％の進捗、昨年3Qは2410百万

半導体や機器の専門商社。外国製も多く、開発営業に特色。工業薬品製造も併営。中国市場開拓

四季報より

上方修正同時発表済み。
電子部品需要が伸長し、5G関連の光製品も好調だった模様。
経常3200百万は18年19年に迫る好成績で、コロナ禍でも底固さを感じさせてくれる。
未だ週足は200MAよりも下で推移しているので、ここを突破してくる可能性もあるだろう、次回決算までは堅調推移が予想される。

〇判決●
決算発表翌日は1250円開始で現在は1320円程度と堅調に動いている。
目下、200MAの真下にきており、いったん跳ね返されるかもしれないが『無罪！！』

サイオス(3744)

地合い　0点/10点
決算内容　30点/40点
株価位置　15点/25点
信用倍率　10点/15点
業種　15点/20点

前年256百万⇒今期350百万と36.7％増益予想

オープンソースやクラウド製品を開発・販売。システム障害回避ソフトが柱。ＡＩ開発に意欲

四季報より

DXへの積極的な投資が継続すると見て増益予想を立てている。
この経常予想は過去4年間を見ても最高益で、自身の表れを感じる。
期待買いはしばらく継続すると見て、購入推奨だ、ただ、財務は少し不安が残る。。

〇判決●
決算発表翌日は740円開始、その後800円まで一時は伸ばしたが現在は750円前後での動き。
200MAが下向きなので慌てて上に行きそうにないが、逆に言うとここは割らない可能性も高いので『無罪！！』

ビジネスエンジニアリング(4828)

地合い　0点/10点
決算内容　30点/40点
株価位置　20点/25点
信用倍率　10点/15点
業種　15点/20点

前年1577百万⇒今期2000百万と26.8％増益予想
今回は3Q発表で1651百万と82.6％の進捗、昨年3Qは1322百万

ＥＲＰで自社製ＭＣフレーム、独ＳＡＰ製品など扱う。筆頭株主ＴＥＣが１８年春持株全部売却

四季報より

本日上方修正同時発表、素晴らしい決算だ。
ほぼ全てのセグメントが好調だったようだ。
ここにきて売り上げ、経常がグンと伸びており、株価にも過熱感がないのでかなりお勧めの銘柄。
一気に上放れしてくる可能性もありそうだ。

〇判決●
決算発表翌日は3300～3400円付近、その後3600円まで一時は伸ばしたが現在は3200円ちょいでの動き。
自信に揺るぎはないが、現状では含み損となってしまっているので『有罪、禁固3日！！』

中締め

以上、6銘柄の途中経過でした、有罪が1個ありましたねw

さすがにまだ1か月も経っていない状況ので有罪も手厳しいですが(自分でやってて何言ってるw)概ね予想通りの動き方で結構うまくいってる方だと思います。

それも地合いの恩恵が半分くらいあります、全体調整入ったらどんな銘柄も関係なくたたき売られますので。

今は短期～中期で利益をとりつつ、現金比率を高める時期にあると思います、個別株投資限定の話ですが。

次回、第2回をお楽しみに♪