AIの市場は今後も拡大傾向
AI(Artificial Intelligence)いわゆる人工知能のことですが、着々とビジネスの世界で幅を利かせ始めています。
今回の記事は表題の通りなのでサラッと概要だけ説明します、文字数稼ぎなんて卑怯な真似しないんだから!(よくやるくせにw)
AI市場は主に6つに分類されるようです↓
・翻訳
・検索
・言語解析
・音声合成
・音声認識
・画像認識
この6つの分野で今後面白そうな小型株を探してみよう、といった主旨となります。
株式投資では今後の伸びが期待できる市場(森)を見つけて個別銘柄(木)を探す方法が最もシンプルで分かりやすく、失敗も少ないでしょう。
当然そこから細かく言うと競争力、独自性、会社の方針など多岐に渡って調査すべき点はあるのですが、大分類が決まっている分かける時間の大幅短縮が実現しますね。
では早速各分野からわたくしがいくつかご紹介していきたいと思います。
① 翻訳
翻訳センター (2483)
指標はPER8.5倍、PBR1倍、ROE予想は11.3%、配当利回りは2.5%などなど、軒並み購入しやすい指標が並んでいる。
今期決算もおそらく目標到達は何とかなりそうで、来期予想も順当に行けば増益予想が出そうな感じだ。
AI関連としてはクラウド型AI音声認識文字起こしアプリケーションなどをサービス展開している。
『インターネット未接続の状態で音声認識が可能なため、情報漏洩のリスクを抑えることができ、機密情報等を扱う会議でも安心してご利用いただけます』とのことだ。
その他セグメントの派遣、通訳、語学教育分野なども今後一段と需要が高まる分野ではないだろうか?
財務も完璧で株価週足は200MAのはるか下、打診買いには面白い銘柄に思う。
② 検索
残念ながら紹介したい銘柄はなかった。。
HYUGA PRIMARY CARE (7133)が今後面白そうだと感じたが、上場からまだ半年も経っておらず、適正株価が不明のため残念だがおすすめできそうになかった。。
③ 言語解析
イー・ガーディアン (6050)
指標はPER22倍、PBR6倍、ROE予想は26.2%、配当利回りは0.5%とROE以外は悪い部類。
決算は1Qを2/1に発表、コンセンサス予想を上回っており、まずまずの滑り出し。
四季報にもあるように動画監視の分野が今後も高需要を維持しそうだ。
ディープラーニングを活用した人工知能型画像認識システム『ROKASOLUTION』は、いわゆる動画内にて著作権に抵触するロゴやキャラクター使用、児童ポルノなど公序良俗に反した場面を監視するシステム。
今後、活躍の場がますます広がりそうな商材が多い銘柄なので、ぜひともチェックしておいてくださいね!
④ 音声合成
ゆっくりボイスなどの、人工的に人の声を作り出すアレですね。
残念ながら今後の商材としては若干弱い分野と感じたのでこの分野の紹介は割愛いたします。
⑤ 音声認識
アドバンスト・メディア (3773)
PERは約26倍、PBRは0.93倍、ROE予想は3.7%、配当は無配、財務は完璧といった指標。
業績は毎年順当に伸ばしてきているので、PERが若干割高なのも見方によっては許容範囲だ。
テレワークが増え、Zoomと連携したAI音声認識アプリも今後の期待としては大きい。
医療現場にもAmiVoiceというマイクで話すだけで文章が作成出来るソフトウェアを提供している。
音声認識市場は毎年22%程度の市場規模拡大が見込まれており、当銘柄の出番は多そうだ。
四季報にもある海外事業が更なる業績拡大のキーとなるか?いずれにせよ今後の安定した成長はかなりの確率で間違いないだろう。
⑥ 画像認識
こちらもイーガーディアンを推したいが、あえて他の銘柄を紹介するとしたらずっと株価が燻り続けているJTP(2488)だろうか。
PERなども割安圏に突入、配当利回りは3%オーバーと保有するなら今がチャンスとも言えそうな位置だ。
四季報にはメタバース分野を強化、とあるので他の材料としても度々物色されそうな部分も悪くない。
気長に配当を貰いながら株価が跳ねるのを待つ簡単なお仕事である(絶対跳ねる!とは言っていないww)
まとめ
以上が今回の検証結果ですが、意外と該当銘柄を探すとその他分野も手掛けている銘柄が多く(ビッグデータとかね)そっちの材料に目が行ってしまい、テーマの腰をボッキリと折られそうになりましたw
各6項目、今後も市場規模が拡大するのはほぼ間違いないはずなので、お値打ちな時に仕込んでおくと将来いいことあるかもしれませんよ☆
そしてJTPの説明時にちらっと出たワード『メタバース』
これが今年のテーマとして重要な位置を占めていく予感がします。
メタバースをまとめた記事もいつか作る予定ですのでお楽しみに、まずは勉強しなきゃ!!ww
※文中の指標などは2022年3/23引け後のデータとなっております
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