高配当小型株21 光ビジネスフォーム 3948

高配当小型株分析

銘柄詳細

光ビジネスフォーム 3948

来期配当予想:18円

配当利回り:4.4%(算出日2020年9/25)

株主優待:なし

情報用紙や帳票類印刷主体から好採算のデータ出力サービスも柱に育つ。金融機関向けに強み

四季報より

採点

売上高変化率:4点/10点
ほぼ横ばい状態

財務健全性:10点/10点
自己資本比率72%、有利子負債0でパーフェクト

株価位置:6点/10点
18/1から下降トレンド中で、下値を切り上げるまで買いにくい

PER:9点/10点
14.77倍で普通だがPBRは0.34倍とかなり低いので好印象

ROE: 2点/10点
予想ROEは2.3で低い

決算内容:9点/10点
直近は2Q発表で253百万と昨年同時期より120%強の増益で、既に通期予想クリア済だ

業種:5点/10点
印刷物中心の業種なので、今後の書類デジタル化は大きな向かい風か

信用倍率:6点/10点
信用買い残67300で良くも悪くもない印象

総評

総得点51点/80点で、この会社の最大の敵は菅首相か河野さんか?w
どれだけ古い体質の会社でも昔はなかったPCは導入済みとなり、デフォルトとなった。
じわじわとではあるがFAXやはんこも削減されつつある日本で、書類の必要性は徐々に失われつつあり、この流れは継続するだろう(日本のFAXの普及率に外人さんは驚くらしいですw)
よって、収益の軸足が印刷物にある当銘柄は正直、長期投資には向かないと言わざるを得ない(NISAの5年とかなら問題ないだろうが..)
ただ、高配当、完璧財務、低時価総額、直近決算の好調さと、割と安心感と期待感が入り混じった面白い銘柄であることも確かだ。
もし、業種をフルモデルチェンジしたり、ノウハウを生かしたIT業種に鞍替えするようなことがあればそれこそ面白い、低時価総額故に面白いくらい株価は跳ねるだろう。
人は『哲学者タイプ』と『芸術者タイプ』があり、前者は運を全否定した現実主義者、後者は理想や不確定な未来を楽しむ空想主義であり、前者は当銘柄を買うべきではなく、後者には面白い銘柄ではないだろうか。
言い忘れたがこの銘柄の時価総額は”23億円”だ、これを聞いてどう感じたかのあなたの感覚を大切にしてください。

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