投機家に欠かせない武器、テーマ株
コロナで大騒動だった2020年も残すところあと1か月余りとなりました。
今年も様々なテーマ株が生まれ、しっかりと財布が潤った方もいらっしゃると思います。
2020年のテーマと言えば…
・当然コロナ関連全般
・IT関連(RPA、テレワーク、DXなど)
・EC関連
・自然エネルギー関連
・医療関連
などなど(自然エネルギー以外はコロナ関連と言ってもいいくらいですが)
もちろん他にもありますが、今後も期待が持てそうなテーマはざっとこの5種類ではないかな?
では、これら以外に今後テーマとなりそうなのは『ラニーニャ』です。。
ラニーニャとは何ぞや?と言うと…
ラニーニャ現象が起こると日本付近では、夏季に太平洋高気圧が北に張り出しやすくなり、気温が高くなる傾向にあります。【暑夏】
お天気.comより
冬季では西高東低の冬型の気圧配置が強まり、気温が低くなる傾向にあります。【寒冬】
そう、今冬は寒くなる可能性が高いのですね、これは関連株は恩恵を受けそうです♪
さて、では次項から『ラニーニャ現象の関連株』を調査してみましょう。。
スタッドレスタイヤ
寒い冬→雪が降る→車にはスタッドレスタイヤ装着、は容易に想像がつくと思います。
何故一番最初にご紹介したかと言うと『ここ2年、暖冬でスタッドレスタイヤの売れ行きが芳しくなかった』からです。
つまりどういうことかと言いますと、スタッドレスタイヤはゴムなので、平均寿命は大体5年~7年で買い替えが推奨されています。
殆どのドライバーが残溝がなくなる前に、経年劣化による交換を余儀なくされる、というわけです。
ここ2年売れていないということは、潜在的に5~7年使用したスタッドレスタイヤを保有しているドライバーは例年よりも多くなっていると想像できますね。
スタッドレスタイヤは保険そのものなので、効きが命、なわけです、文字通り命に関わりますので。。
そんなわけでわたくしが今回推したい銘柄はこちらです↓
ご存じダンロップさんです。
国内有名タイヤメーカーは、ブリヂストン、ヨコハマタイヤ、ダンロップ、トーヨータイヤの4メーカですが、今年新発売されるスタッドレスタイヤは何とダンロップの『ウィンターマックス03』のみなんです。
これはラッキーですね、ダンロップさん!!
新発売という事で店側も売りやすく、また日本人は新し物好き、オマケにラニーニャ現象到来、とダンロップに追い風吹きまくりです♪
株価も相当調整された後で非常に買いやすい位置にいます、まだ動意づいたとはとても言えませんので、もしご自身が納得いくようであれば狙ってみてはいかがでしょうか?
ただ、例年と違って向かい風となっているのはコロナの存在による、テレワークや出張抑制、非常事態宣言懸念などの自動車そのものを乗らない可能性がある、という状況です。
その辺を加味していく必要がありますが、雪予報が多ければ多いほど比例してスタッドレスタイヤの販売数は激増しますので、投資妙味アリ、と判断します。
ホームセンター
寒くなれば当然暖房器具、雪害対策などの需要が増え、ホームセンターの存在感が光ります。
そんなHCの中で推したいのはこちら↓
ニトリと島忠の三角関係の渦中にあるDCMホールディングスです。
他のHCとも迷ったのですが、雪害被害が深刻化しやすい東北地方にも比較的強いこと、日足チャートが反発ポイントにあることなどからこちらをチョイスしました。
かなり明確な反発ポイントで、打診買い(ダメなら撤退)余地の十分ある形です。
ホームセンター好きな筆者としましても、他HCよりも比較的スッキリとした店内で、商品を見て回りやすいと感じます(もちろんコーナンやコメリにもそれぞれ良さはあります)
最後までコメリと迷ったのですが、園芸関係が強いコメリよりもラニーニャにて恩恵を受けやすいHCではないかと感じました。
ラニーニャに限らず、HCは今後も株価を刺激するような状況に度々なると考えられますので、監視下に置くことをお勧めします。
除雪・凍結防止剤散布装置
最後に大雪や凍結への対策に欠かせない特殊車両を扱っている銘柄をご紹介↓
チャートを見て、全くラニーニャ発生を織り込んでいないと思い、逆張りファンの皆様へ送る銘柄です。
凍結防止散布車は厳冬であればフル稼働で動く事でしょう。
指標は軒並み安く、ほぼ放置されている出来高ではあるが、下値不安も少なく、400円を切る可能性はかなり低いと思われます(全体暴落とか来たら別ですが)
こちらも打診買いで寝かせておくといいことあるかもしれませんね。。
あとがき
ラニーニャ現象に関連する銘柄を3つご紹介しました。
他にも家電量販店、巣籠り関連、食料品関連(鍋料理とか)、ドラッグストアなんかも特需候補ですね。
冬は寒い方が季節商品の売れ行きは良くなるので、経済的にはウエルカムだとは思います。
まだ厳冬と決まったわけではありませんが、かといって無視できる材料でもありません。
冬が極端に苦手な筆者の屍を踏み越えて、是非みなさまにおかれましてはしっかりと利益を取って頂いて、懐のぬくもりを感じながら年を越していただければ、と思います(わたくしは冬眠しますw)
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