新NISAの最適解
新NISAにおすすめ出来そうな銘柄をランク付けして紹介する記事の第2回です。
概要は前回と同じ文章をコピペしてありますので第1回をご覧になっていない方はお読み下さい、既読の方は銘柄紹介まで飛ばしちゃってくださいね。
(以下、記事概要文です↓)
今年よりNISAが刷新され、新NISAになった事でより使いやすくお得になりましたね。
ここでは『成長投資枠』に絞ってのお話となりますのでご了承下さい。
主な旧NISAとの大きな変更点は以下の通りです↓
マネックス証券HPより引用
- 年間投資枠が120万円から240万円へ拡大
- 非課税保有限度額が600万円から1,200万円になる
- 非課税保有期間が5年から無期限化される
- 売却分の非課税保有限度額(総枠)の再利用が可能になる
- つみたて投資枠との併用が可能
年間投資枠&保有限度額の倍化、売却分の非課税枠の復活が特に大きいですね。
わたくしはこの変更を見て『より株価値上がり益(キャピタルゲイン)を狙いたい』と思ってしまいました。
しかし、キャピタルゲインで稼ごうというのは簡単ではありません。
ではどうすれば良いか…そう『ハイブリッド化』してしまえばいいのでは?と考えました。
つまり『買付時はそこそこの配当額でも、増配と株価値上がりの両方を狙える銘柄』で新NISA枠を埋めることこそ、最適解だと思った次第です。
会社の成長=増配=株価値上がり、となる事が多いため、こういった銘柄を探そうよってな趣旨でございます。
こういった銘柄で枠をパンパンにし、新しい銘柄が見つかれば最も利益の出ている銘柄を売却し枠を空け、購入するを繰り返す、そんな運用を理想としています。
そして今NISAより『損切りも割と気軽に出来るようになった』事も大きいです。
もちろん損益通算は出来ませんが、枠を空ける事が出来ます。
全てが全て、分析通り値上がり&増配するなんて不可能ですから、この改善点は非常にありがたいですね。
というわけでわたくしが思う新NISAに親和性の高い銘柄をランク別に見ていきましょう。
ランクC
システム・ロケーション (2480)
年間配当は38円で利回りは2.6%/年。
中古車取引データを収集し、それを多方面で利用するビジネスモデルです。
こちらの妙味としては、現状『新車の納車にめっちゃ時間がかかる!!』こと。
いつからか、新車の納車の数か月、車種によっては数年かかるようになっています。
つまり『中古車の需要』が相対的に上がると考えています。
中古車の需要が上がれば、売買が活性化し、こういった業種に旨味成分が出てきます。
Cランクの理由としては、そもそも車関係が斜陽産業である可能性があること。
また出来高がなく、IRもあまり活発でないこと、などが挙げられます。
ただ、リカーリング(継続収入)が思ったより安定していると判断し、ギリギリCランクとしました。
ランクB
ハードオフコーポレーション (2674)
年間配当は62円で利回りは3.6%/年。
ご存じリユースと言えばここ、というくらい有名でしょう。
そしてハードオフと言えば『全員永田バンド』w
是非見て下さい、この人すげぇや(視聴回数600万とかエグいww)
話を戻すと物価上昇につき、リユースが今結構面白い!!
こういった店舗を運営している会社は、自社割引券などの株主優待を設定している事が多いですが、ここはしっかりと配当を出すのみとしています。
これは個人的にプラスポイントです。
配当オンリーにすることで海外の投資家でも買いやすくなります、つまり株価に好影響(多分w)
自社割引券貰っても外国人さんは使えません、つまり海外マネーを意識するなら圧倒的に配当金です。
もう株主優待は前世代的な施策なのでオール廃止してほしいくらいです…(優待楽しみにしてる方ごめんなさい)
売上高はしっかりキッチリ毎年上昇、配当も最近は毎年の頻度で増配してくれています。
業績が落ちるイメージが現状湧かず、暫くは売上高も伸び続ける可能性が高いと予想しています。
また、昨年10/21に新業態をオープンしたようです。
ハードオフPC館ですね。
これ系(ガジェットやPC関連)はネットでリユースを購入すると失敗やトラブルが怖いので、店舗での購入がわたくしもオススメです。
こんなに有名な会社なのに実はまだ時価総額は210億円ちょっと。。
個人的には300~500億円はあってもおかしくないと考えています、いや、店舗拡大が続けば時価総額1000億円だって夢じゃない!!
時価総額1000億円ってことは株価7000円ですよ、大儲けだ!!w
8割冗談ですが、これから成長が続けばひょっとして実現するかもしれませんね。
では何故ランクBなのかというと、株価がかなり上昇してしまっていて買いにくいからです。
ただ、下振れの可能性もかなり低いと思ってますのでA寄りのBという評価です(B+)
押したら自分も欲しい逸品です。
ランクA
デジタル・インフォメーション・テクノロジー (3916)
年間配当は46円で利回りは2.7%/年。
四季報にもあるようにIoTを商材として扱っており、個人的には暫くは伸びが期待できると考えます。
もちろん売上高も年々右肩上がりで申し分ありません。
しかし株価は1年ちょい前に2000円で跳ね返されて以降、1400円~1900円の間でBOX踏んでおります。
いつになるかは分かりませんが、2000円へ再トライする時期はきっと訪れると考えます。
では中期経営計画をチェックしてみましょう↓
2030年には40~50億円の営業利益を目標としています。
仮に営利40億円として、現在の株価でPERを算出するとおよそ9倍となります(ザックリです)
もうひとつ画像を御覧ください↓
現状、配当性向を35%以上とする事を宣言しています。
これも計算すると2030年に営利40億円を仮に達成したならば、配当金はおよそ60円強/年となり、利回りは3.6%となります。
皮算用なのは否めませんが、株価&配当金ダブルアップの可能性をかなり秘めていると感じますね。
グロース市場が日経に比べて調子悪いため、少し待って安く買うもよし、今買って2030年まで気長に持っても良し(その間に高騰すれば売っても良しw)と判断し、ランクAとしました。
ただし、中期経営計画の具体性が薄かったので、B寄りのA(A-)とします。
あとがき
第2回、いかがでしたでしょうか?
初回が思ったよりアクセスが多かったので、今後もネタが続く限りこのコーナー続けていきたいと思っています。
小型株はバリュー株以外、相変わらずよろしくない状況です。
しかし、いざグロースのターンになれば、ゴリっと上がりますので、今の内に確実に上がりそうなグロースを少しずつ仕込んでいくのも面白いですね。。
聞いてるか、バルテス~~~!!!ww