2020年10/30おすすめ決算銘柄①

決算を受けて、これは次回決算まで株価の上昇に期待が持てそうだと思った銘柄をピックアップするコーナーです。

銘柄ピックアップ条件はこちら…

時価総額300億円以下
昨年通期よりも今期は増益予想
今回の決算発表が昨年同期よりも好印象である
不動産関連は除く

採点もしていますが、あくまで主観なのでその点ご了承願いますね～。

採点項目と点数配分はこちら(前回とは配分が若干異なります)↓

決算内容：40点満点・・・文字通り決算の内容評価点です
信用データ：15点満点・・・信用取り組み具合を採点。いくら決算が良くても信用買いが多ければ売られやすいため
業種：20点満点・・・次決算まで期待度が継続する業種かどうか
株価位置：25点満点・・・現在の株価位置。基本は翌日成行買い出来るかどうか、を採点

ちなみに『場中決算発表銘柄は省略』させて頂きます。

既に株価が反応してしまっているため、鮮度が無いためです。。

今回は銘柄が多かったので、前後編に分けさせていただきます、今回は前編ということで。。

ちょっと長いですが、どうぞご覧ください↓

通期予想が昨年を上回り、かつ高進捗決算な銘柄

ショクブン（9969）　55点/100点

決算内容　25点/40点
株価位置　20点/25点
信用倍率　0点/15点
業種　10点/20点

前年166百万⇒今期183百万と10.2％増益予想
今回は2Q発表で69百万と37.7％の進捗

食材宅配の大手。特産品等注文販売も。東海地盤だが京阪も進出。コメ卸最大手・神明が大株主
四季報より

食材宅配ということで巣ごもり特需だろう。
決算は3~4Qに集中するので進捗はかなり良い。
チャートの形がものすごく良いので手が出そうになるが、信用が思ったより貯まっており買い気が削がれる、PERもお高めで割安感はない。。

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日本製罐（5905）　45点/100点

決算内容　15点/40点
株価位置　15点/25点
信用倍率　10点/15点
業種　5点/20点

前年97百万⇒今期140百万と44.3％増益予想
今回は2Q発表で24百万と17.1％の進捗

製缶中堅で産業用１８リットル缶大手。粉乳用等美術缶も。接着缶で先鞭。ＪＦＥコンテイナーと提携
四季報より

渋い…渋すぎる銘柄だ。。
出来高がすこぶる少なく、神に選ばれし本物の割安放置銘柄だ。
今後、産業用18L缶がホットトレンドになることは考えにくく、夢がなさ過ぎてスルー。

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日本食品化工（2892）　60点/100点

決算内容　40点/40点
株価位置　0点/25点
信用倍率　10点/15点
業種　10点/20点

前年284百万⇒今期950百万と334.5％増益予想
今回は2Q発表で1601百万と168.5％の進捗

三菱商事子会社。コーンスターチ首位。輸液用糖質も首位級。糖化品は飲料向け等気象条件左右
四季報より

なっ、何だこの決算は！？
調べたところ主に原油価格下落による製造費用の低減が理由のようだ、それにしてもすごい。。
もちろん他のファクターも巣ごもり特需で増収している。
約4年にもわたる株価調整の末、反発開始しており、前回高値3500円を目指す動きに今後なっていくか注目だ。

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テクノスジャパン（3666）　55点/100点

決算内容　30点/40点
株価位置　5点/25点
信用倍率　0点/15点
業種　20点/20点

前年307百万⇒今期820百万と267.1％増益予想
今回は2Q発表で497百万と60.6％の進捗

ＳＡＰ中心にＥＲＰソフトの導入を支援するＩＴコンサル。デジタル革新事業を第２の柱に
四季報より

ERP(統合基幹業務システム)を根幹に、DX銘柄として伸びしろの期待が高い銘柄だ。
ツール、ライセンスの売り上げ伸び幅が半端じゃない。。
上場来高値である、1750円付近までは上り詰める可能性しか感じない。。
当然の如く、信用買い残が貯まりまくっている、一度ふるい落として綺麗にしてほしいところだ、要、要監視推奨です。。

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アイティフォー（4743）　60点/100点

決算内容　20点/40点
株価位置　15点/25点
信用倍率　5点/15点
業種　20点/20点

前年1839百万⇒今期1930百万と4.9％増益予想
今回は2Q発表で907百万と47.0％の進捗

独立系ＳＩベンダー。ネットワーク構築や延滞債権管理システム等のソフト開発に強み。無借金
四季報より

良い銘柄ではあるが会社目標に未達の2Qで、印象は若干悪い。。
株価は割とくすぶっている印象で、妙な重力が働いている印象。
また10/22に上方修正を出したにも関わらず、発表前よりも株価は下がっているが、日足を見るとかなり反発ポイントに見える…のだが、妙に重たそうにも見えるので、何か目に見えない部分で問題があるのかもしれない。。

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エフアンドエム（4771）　50点/100点

決算内容　25点/40点
株価位置　5点/25点
信用倍率　10点/15点
業種　10点/20点

前年966百万⇒今期1155百万と19.6％増益予想
今回は2Q発表で454百万と39.3％の進捗

生命保険記帳代行から出発。中小企業向け情報提供サービスに進出。税理士支援事業にも展開
四季報より

コンサルティング事業がかなりの増益で、決算進捗も順調。
BtoBもBtoCも行っており、収益の柱も多そうだ。
財務も完璧で、配当も2%程度出るので長期で持ちたいところだが、正直、内容にもよるが、コンサルティング事業は安定感に欠けるイメージ(あくまで個人的なイメージです)なので、長期保有には若干の不安はつきまとう。
しかし会社としてはコロナにもしっかりと対応しており、非常時に強いところを見せ、本日上方修正を同時に発表したことで、投資家の安心を勝ち取った感もあり、向こう3か月の期待度はそこそこだ。

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ダイニチ工業（5951）　45点/100点

決算内容　15点/40点
株価位置　10点/25点
信用倍率　10点/15点
業種　10点/20点

前年222百万⇒今期550百万と247.7％増益予想
今回は2Q発表で3百万と0.5％の進捗

石油ファンヒーター大手。業務用得意。加湿器が拡大中。国内生産にこだわり。利益は下期偏重
四季報より

ご存じ、ファンヒーターで有名な会社。
今冬は比較的寒い冬を予想されており、ヒーターや加湿器は飛ぶように売れるだろう、下期の業績も期待できる。
どちらかというと加湿器が注目でコロナ関連でもあり、かなりの売れ行きが見込めることだろう。
配当利回りがよく、3%程度あり、長期保有もおすすめ出来るが、PERがほんのり高めで、調整を待ちたい。

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三菱化工機（6331）　55点/100点

決算内容　20点/40点
株価位置　10点/25点
信用倍率　10点/15点
業種　15点/20点

前年2412百万⇒今期2500百万と3.6％増益予想
今回は2Q発表で1271百万と50.8％の進捗

石油・化学装置中心のエンジ会社。下水・排水処理など環境関連装置充実。油清浄機で業界牽引
四季報より

なかなか渋い銘柄。
良い決算だったので調べると、原価率の改善と、コロナによる出張などの営業経費の減少が要因のようだが、平常時、どれだけ出張費に経費掛けていたのか素朴に疑問であるw
取扱商品が環境関連なので、ワンチャン、バイデン氏が大統領になった暁には物色されないか…少～～しだけ期待して監視したい。。

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キングジム（7962）　55点/100点

決算内容　20点/40点
株価位置　10点/25点
信用倍率　15点/15点
業種　10点/20点

前年1489百万⇒今期1490百万と0.07％増益予想
今回は1Q発表で477百万と32.0％の進捗

事務ファイル首位。厚型ファイルで圧倒的。ラベル作成機『テプラ』ほか、電子文具、雑貨も展開
四季報より

妙に良い決算だったので調べてみたら、グループ会社である株式会社ぼん家具の巣ごもり特需が要因のようだ。
日本の文具は海外でも非常に評判が良いようなので、今後伸びる可能性もあるが、ペーパーレスの波が押し寄せているので、若干逆風とみる。
通期予想は前年同程度なので、跳ねる要素もなくノーマークで良いだろう。

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ビジネスブレイン太田昭和（9658）　50点/100点

決算内容　20点/40点
株価位置　5点/25点
信用倍率　10点/15点
業種　15点/20点

前年2256百万⇒今期2300百万と2.0％増益予想
今回は2Q発表で1105百万と48.0％の進捗

コンサルやシステム開発受託。会計システムに強み。情報セキュリティや医療向け事務代行も
四季報より

いつだったか忘れたが、以前当ブログでも紹介したことのある優良銘柄。
隙のない事業内容にテレワーク関連が乗っかり、ますます期待が高まった。
やはり評価され、株価はぐんぐん上がり、今は買いにくい位置まで上がってしまった、カットケバヨカッタ。。
しかしPERを見るとまだ13倍と割安で、配当利回りも優待合わせて2.5％ほどの利回りがある。
信用もあまり貯まっていないので、注目が集まる前に再度、購入意欲が湧いてしまいそうなほど気になる銘柄だ。

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双信電機（6938）　55点/100点

決算内容　20点/40点
株価位置　15点/25点
信用倍率　5点/15点
業種　15点/20点

前年-434百万⇒今期20百万と黒字転換予想
今回は2Q発表で-213百万と赤字縮小

ノイズ除去フィルター主力の電子部品中堅。産業機器用が主体。情報通信関連も。日本ガイシ系
四季報より

Wi-Fi6という絶対そのうち話題沸騰になるであろう材料を備えた銘柄で夢がある。
また5Gも併せて関連があり、物色対象にそのうちなるだろう。
ただ、売り上げは伸びておらず、業績も不安定なのでスポットで買う方がいいだろう、長期投資には少々不安定だ。。

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タケエイ（2151）　65点/100点

決算内容　30点/40点
株価位置　15点/25点
信用倍率　5点/15点
業種　15点/20点

前年3025百万⇒今期3450百万と14.0％増益予想
今回は2Q発表で1657百万と48.0％の進捗

建設関連産業廃棄物の中間処理、再資源化から最終処分までの一貫処理に強み。首都圏地盤
四季報より

惜しいっ、限りなく70点に近い65点だ。
建設関連産業廃棄物という、オリンピックが開催、非開催に関わらず必ず来夏には特需が発生するだろう。
配当も3%程度あり、PERも割安、これはかなりの確度で株価上昇するだろう。
また、バイオマス発電も取り扱っており、クリーンエネルギー関連であることも今後の期待材料だ。

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イマジニア（4644）　60点/100点

決算内容　30点/40点
株価位置　10点/25点
信用倍率　5点/15点
業種　15点/20点

前年1132百万⇒今期1250百万と10.4％増益予想
今回は2Q発表で639百万と51.1％の進捗

モバイルコンテンツ配信、企画が柱。パッケージソフト、キャラクターのライセンス商品販売も
四季報より

メダロット、スイッチソフトFit　Boxingなどを取り扱うメーカーだ。
9/18にはFit　Boxing2の発売を発表しており、ここにきてくすぶっていたゲームメーカーだった印象の同社が一気に盛り上がり始めている。
財務がとにかくパーフェクトで、過去何度も長期投資として選択肢に入っていたが、今イチ地味な印象だったのでスルーしていたが、いよいよ長期投資としても購入検討OKな状態になった。
PERも16倍で全然安く、また、今後の業績の伸びも考えると結構バーゲンセールではないかと思えてくるほど、期待度は格段に高くなった。

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正興電機製作所（6653）　50点/100点

決算内容　25点/40点
株価位置　0点/25点
信用倍率　10点/15点
業種　15点/20点

前年1006百万⇒今期1300百万と29.2％増益予想
今回は3Q発表で708百万と54.5％の進捗

電力向け受変電設備・開閉装置が中心。九電、日立と密接。制御・情報システム技術で広く展開
四季報より

太陽光発電関連と検温カメラの2枚看板が材料だ。
おそらく検温カメラの需要は今後も維持されるだろう。
また、道路設備向け受配電システムなどインフラ方面の材料も利益貢献しているようだが、中国の事業活動がネックか？
株価位置が高く、そこまで上値を追うような材料の強さもないのでおそらく調整入りするだろう、様子見推奨だ。

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電算（3640）　50点/100点

決算内容　20点/40点
株価位置　5点/25点
信用倍率　10点/15点
業種　15点/20点

前年313百万⇒今期374百万と19.5％増益予想
今回は2Q発表で41百万と11.0％の進捗

信越地盤の情報処理・システム開発中堅。首都圏へも展開。市役所など地方自治体向けに強み
四季報より

一見、決算進捗が悪く見えるが、3～4Qに偏重しているので問題なし。
売り上げを毎年しっかり伸ばしており、好印象だ。
AI外観検査システムをリリースしており、こちらを今後伸ばしていけるかが収益の柱造りの課題と言えそう。
2013年に株価のピークを作ってからほぼボックスで動いており、上に抜けると3000円は狙えそうだが、若干PERが高く、少々過剰期待気味なのかもしれない。。
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今回は10/30のおすすめ決算紹介第1回でしたが、これでまだ半分ですw

しかし不思議なことに70点以上が1つもありませんでした、こういうこともあるのか。。

明日には第2回を投稿する予定ですが、かなり時間がかかるので来週以降全て紹介できるか不安ですが、やれるだけ頑張りますのでぜひまたご覧いただければモチベーションになります、エナジードリンクなんて久々に飲みましたよww