決算を受けて、これは次回決算まで株価の上昇に期待が持てそうだと思った銘柄をピックアップするコーナーです。
銘柄ピックアップ条件はこちら…
- 時価総額300億円以下
- 昨年通期よりも今期は増益予想
- 今回の決算発表が昨年同期よりも好印象である
- 不動産、バイオ関連は除く
採点もしていますが、あくまで主観なのでその点ご了承願いますね~。
採点項目と点数配分はこちら。
今回から地合いの採点項目を加えました。
- 地合い:10点満点・・・日経平均MACDの位置で0~10点採点
- 決算内容:40点満点・・・文字通り決算の内容評価点です
- 信用データ:15点満点・・・信用取り組み具合を採点。いくら決算が良くても信用買いが多ければ売られやすいため
- 業種:20点満点・・・次決算まで期待度が継続する業種かどうか
- 株価位置:25点満点・・・現在の株価位置。基本は翌日成行買い出来るかどうか、を採点
ちなみに『場中決算発表銘柄は省略』させて頂きます。
既に株価が反応してしまっているため、鮮度が無いためです。。
それではどうぞご覧ください↓
今期通期予想が前年を上回っている銘柄
2/2決算発表銘柄
正興電機製作所 (6653) 60点/100点
地合い 0点/10点
決算内容 30点/40点
株価位置 5点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点
前年1347百万⇒今期2050百万と52.2%増益予想
電力向け受変電設備・開閉装置が中心。九電、日立と密接。制御・情報システム技術で広く展開
四季報より
環境エネルギー部門が凄い勢いで伸びた4Qだったので、今後も期待できそうだ。
週足が急騰しすぎで今購入に向かうのはリスキーだが、かといって悠長に待っても落ちてきそうにないので、日足の支持線反発を狙って買い向かうと良いだろう。
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2/3決算発表銘柄
サイオス (3744) 70点/100点
地合い 0点/10点
決算内容 30点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点
前年256百万⇒今期350百万と36.7%増益予想
オープンソースやクラウド製品を開発・販売。システム障害回避ソフトが柱。AI開発に意欲
四季報より
DXへの積極的な投資が継続すると見て増益予想を立てている。
この経常予想は過去4年間を見ても最高益で、自身の表れを感じる。
期待買いはしばらく継続すると見て、購入推奨だ、ただ、財務は少し不安が残る。。
通期予想が昨年を上回り、かつ高進捗決算な銘柄
2/2決算発表銘柄
TDCソフト (4687) 60点/100点
地合い 0点/10点
決算内容 20点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点
前年2265百万⇒今期2310百万と2.0%増益予想
今回は3Q発表で1845百万と79.9%の進捗、昨年3Qは1626百万
金融関連ソフトの開発に強み持つ独立系SI。クラウドに対応した自社製品の育成に注力中
四季報より
ITコンサル&サービスが86.9%、プラットフォームソリューションが12.3%とそれぞれ増収と堅調だった模様。
堅実系IT銘柄で売上高も結構伸ばしている、チャートの形も良いので長期投資家は要チェックだ。
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2/2決算発表銘柄
キングジム (7962) 70点/100点
地合い 0点/10点
決算内容 30点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 15点/15点
業種 10点/20点
前年1489百万⇒今期2270百万と52.5%増益予想
今回は2Q発表で1033百万と45.5%の進捗、昨年2Qは255百万
事務ファイル首位。厚型ファイルで圧倒的。ラベル作成機『テプラ』ほか、電子文具、雑貨も展開
四季報より
上方修正同時発表済み。
巣ごもりやテレワーク特需で、収納用品などが激増、販管費の削減なども好調の要因だったようだ。
今後は収まってくるとは思うので、期待度は若干薄くはなる。
チャートはそんな絶好調決算発表でももみ合いから抜け出せてないことから、やはり多数の投資家も今後の憂いが払しょくできずにいるのだろう、特需決算はやはり難しいね。。
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2/3決算発表銘柄
ジャパンエンジンコーポレーション (6016) 60点/100点
地合い 0点/10点
決算内容 25点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点
前年174百万⇒今期250百万と43.7%増益予想
今回は3Q発表で191百万と76.4%の進捗、昨年3Qは97百万
舶用ディーゼル機関専業。17年神戸発動機と三菱重工の舶用エンジン事業が統合し現社名に
四季報より
主機関、修理、部品それぞれが増収だったようだ。
船舶に関しては、今後もディーゼル機関は生き残っていくと思われるが、それでもなお、低燃費化など、クリーンエネルギー時代の転換点を迎えている可能性もあり、商機到来の可能性はある。
チャートの形は悪くないが、売上高が伸びていないので、将来性としては懐疑的と言わざるを得ない。
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2/3決算発表銘柄
インテリジェント ウェイブ (4847) 60点/100点
地合い 0点/10点
決算内容 20点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点
前年1074百万⇒今期1190百万と10.8%増益予想
今回は2Q発表で421百万と35.4%の進捗、昨年2Qは360百万
システム開発、製品販売。カード決済システム首位。内部情報漏洩対策等も。大日本印刷傘下
四季報より
クラウドサービスやハードウェア部門が主に伸びたようだ。
月足を見ると牛歩とはいえじわじわと株価位置を上げているが、いかんせん爆発力が皆無で、PERも安くない。
堅実系IT銘柄の中でもかなり安定しているが、配当もそれほど高くなく、もうひとつ魅力が欲しい銘柄である。
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2/3決算発表銘柄
日本ケミコン (6997) 65点/100点
地合い 0点/10点
決算内容 20点/40点
株価位置 20点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点
前年-4245百万⇒今期2200百万と大幅黒字復帰予想
今回は3Q発表で786百万と35.7%の進捗、昨年3Qは-2780百万
アルミ電解コンデンサーで首位。アルミ電解箔の技術は世界級。車載用キャパシタを育成中
四季報より
PC及び家庭用ゲーム関連が巣篭もりで堅調、自動車業界も復調傾向であり、販管費も抑えたことで好決算につながったようだ。
にしても、前年が突出して悪すぎであり、長い目で見ると現在の株価位置はかなりお買い得と言えそうだ。
ただし、日足は跳ねてしまっているので、少し様子を見るのが吉だろう。
ちなみにキャパシタとはコンデンサのことであり、コンデンサとは電気を蓄え、放出する部品のこと。
EVやハイブリッドにも使われるので、ガソリンエンジン車が無くなっても需要は問題ないだろう。
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今回は2日間分をまとめて投稿しました。
日によってかなり紹介該当銘柄が偏るので、今後もこのような形になることがあるかもしれません、ご了承ください。
今回のおすすめはサイオスですね♪
日経はまた29000円を目指し始めたように見えますが、ここでまた29000円で跳ね返されるようであれば、高確率で調整入りしそうです、皆様ゆめゆめ油断なさらぬよう監視願います。
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