おすすめ決算銘柄紹介2021年10/28

雑記

決算を受けて、これは次回決算まで株価の上昇に期待が持てそうだと思った銘柄をピックアップするコーナーです。

銘柄ピックアップ条件はこちら…

  1. 時価総額300億円以下
  2. 昨年通期よりも今期は増益予想
  3. 今回の決算発表が昨年同期よりも好印象である
  4. 不動産、バイオ関連は除く

採点もしていますが、あくまで主観なのでその点ご了承願いますね~。

採点項目と点数配分はこちら。

今回から地合いの採点項目を加えました。

  • 地合い:10点満点・・・日経平均MACDの位置で0~10点採点(ボーナスポイント扱い)
  • 決算内容:40点満点・・・文字通り決算の内容評価点です
  • 信用データ:15点満点・・・信用取り組み具合を採点。いくら決算が良くても信用買いが多ければ売られやすいため
  • 業種:20点満点・・・次決算まで期待度が継続する業種かどうか
  • 株価位置:25点満点・・・現在の株価位置。基本は翌日成行買い出来るかどうか、を採点

ちなみに『場中決算発表銘柄は省略』させて頂きます。

既に株価が反応してしまっているため、鮮度が無いためです。。

それではどうぞご覧ください↓


通期予想が昨年を上回り、かつ高進捗決算な銘柄

サイオス (3744) 60点/100点

地合い 0点/10点
決算内容 20点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点

前年256百万⇒今期510百万と99.2%増益予想
今回は3Q発表で312百万と61.2%の進捗、昨年3Qは-2百万

オープンソースやクラウド製品を開発・販売。システム障害回避ソフトが柱。AI開発に意欲

四季報より

顧客におけるDXへの積極的な投資が継続していることなどが増益要因としている。
予定通りの流れだろうが、もうひと声欲しかった内容の3Qだ、PTSは下落している。
割安さはあり、成長性も問題なさそうだが、自己資本比率がかなり低い上に配当はさほど高くなく、長期で持つには不満。
さりとてオープンシステム基盤事業は驚異の伸びをしているので、かなり注目だが上方修正がほぼなさそうなので、その期待分が剥落してから買い向かおう。

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日華化学 (4463) 70点/100点

地合い 0点/10点
決算内容 30点/40点
株価位置 20点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点

前年1645百万⇒今期260百万と58.1%増益予想
今回は3Q発表で2399百万と92.3%の進捗、昨年3Qは1032百万

繊維加工用界面活性剤が主力。工業用、クリーニング用薬剤、美容室向けヘア化粧品事業も展開

四季報より

上方修正同時発表。
特殊樹脂モノマー、環境衛生関連薬剤やフッ素化成品が堅調に推移したなどが増益要因としている。
んっ?四季報は独自増額評価、PERは7倍台にも関わらずかなり株価は落ち込んでいる。。
PTSは若干の反応、ちょっと修正幅が少なかったかな?
今後は分からないが、一過性の上振れの可能性もあり、ちょっとお薦めしにくい。
でもこれ以上下がるかな、ぶちゃ~~~け、わかんないww

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東邦金属 (5781) 60点/100点

地合い 0点/10点
決算内容 30点/40点
株価位置 10点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点

前年184百万⇒今期510百万と277.2%増益予想
今回は2Q発表で391百万と76.7%の進捗、昨年2Qは49百万

タングステン、モリブデンの複雑加工が主力。照明用減少で新規用途や他素材展開を模索

四季報より

上方修正同時発表。
タングステン・モリブデン製品の半導体市場、自動車業界での需要回復、自動車用電極部品における材料市況価格連動による販売価格の大幅な上昇などが増益要因としている。
ほえぇ~、これは恐れ入る好決算!!
しかもどうやら織り込んでなかったようで、PTSで株価上昇、これは今から買いにくい!!
四季報も独自増額評価、しかしこれもコロナ禍が明けた際の需要集中の可能性も高く、買い向かうにはリスクが伴う可能性ありだ。。

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協栄産業 (6973) 70点/100点

地合い 0点/10点
決算内容 35点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点

前年415百万⇒今期700百万と68.7%増益予想
今回は2Q発表で753百万と107.6%の進捗、昨年2Qは-154百万

三菱電機系の商社。半導体、電子デバイス・材料、FA主力。IT部門拡大、組み込み開発も

四季報より

中国を中心に景気が回復したことにより、自動車、産業機器、民生市場向けのパワー半導体、メモリ、金属材料等が好調に推移したなどが増益要因としている。
何ですか、こりゃw
しかし上方修正はなし、まだ上振れ中…とでも言いたげな慎重さが伺える。。
しかも株価位置は200MAよりも低く、完全に織り込んでいない、PTSは爆上がり中だが、それでも現状のPERは6.3倍、適正水準まで買われたとしても2000円~2500円あってもおかしくない株価なのに。。
上方修正が出なかったことは後の楽しみとして期待度は激高だ、明日成買いで買い向かうのも面白そうだ。。

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エリアリンク (8914) 70点/100点

地合い 0点/10点
決算内容 25点/40点
株価位置 10点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点

前年2161百万⇒今期2800百万と29.6%増益予想
今回は3Q発表で2349百万と83.9%の進捗、昨年3Qは1727百万

室数首位のストレージ(収納トランクやコンテナ)運用柱に底地事業も展開。配当性向30%目安

四季報より

上方修正同時発表。
ストレージ事業の稼働率の上昇に加え、コンテナの買戻しに伴う原価低減等により、利益率が大きく改善したなどが増益要因としている。
指標もまずまずで、配当性向30%も株主還元に積極的で好印象。
ただ、う~~ん、売り上げ高減ってるんだよね~。。
株価位置が最近ようやく200MAを突破したところからもわかる通り、あまり期待感の高くない銘柄と言える。
決算は良いけども…積極的な買われ方もしない気がする、単なる勘だけどw

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グローセル (9995) 65点/100点

地合い 0点/10点
決算内容 25点/40点
株価位置 20点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点

前年-261百万⇒今期710百万と黒字復帰予想
今回は2Q発表で362百万と51.0%の進捗、昨年2Qは-457百万

半導体商社。09年に2社合併。車載向けのルネサス製品が柱。自社製ひずみセンサーを育成

四季報より

自動車分野を中心とした販売が予想を上回り、販管費などの圧縮に努めたなどが増益要因としている。
ただし構造改革費用として莫大な赤字となっており、PERは測定不能となっている。。
ここ2年は赤字になる模様だが、配当&優待が優秀なのでインカミストはチェックすると良いだろう(インカミストって何だ?w)

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システムリサーチ (3771) 60点/100点

地合い 0点/10点
決算内容 25点/40点
株価位置 10点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点

前年1589百万⇒今期1747百万と9.9%増益予想
今回は2Q発表で748百万と42.8%の進捗、昨年2Qは535百万

独立系SI。製造業を中心に企業向け情報システム構築と保守・運用。トヨタG向けが4割弱

四季報より

製造業の設備投資需要の回復を背景に請負案件の受注高が増加したなどが増益要因としている。
チャートはキレイな上昇トレンド、決算期待は十分織り込んでいるように見えるので、上がるとしても緩やかだと思われる。
堅実な業績の伸び方で、こういった銘柄はしっかり引き付けての買い&長期保有がテンプレだ。
配当&優待のクオカを合計すると利回り2.8%程度あるので、堅実系ITファンは監視に入れておこう。

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菊水電子工業 (6912) 55点/100点

地合い 0点/10点
決算内容 30点/40点
株価位置 5点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点

前年460百万⇒今期951百万と206.7%増益予想
今回は2Q発表で591百万と62.1%の進捗、昨年2Qは-37百万

独立系の電子計測器、電源機器メーカー。耐電圧試験器、据え置き型直流安定化電源でトップ

四季報より

売り上げ拡大、努力しました、といった増益要因のようだw
しかしV字回復も甚だしい、もちろんいい意味でね。
株価位置は結構高いが、それでいてなおPTSは上昇、半導体&EVの2大材料の恩恵は凄まじいものがある。。
ちょっと買い参戦はおすすめしにくいが、監視に入れるだけ入れておこう、この先もちょいちょい動意づく可能性はありそうだ。
昔500円くらいで持ってた記憶があるが、いつの事だか忘れたくらい昔すぎて何でこんな事書いたのか自分ですら分からない(これほど無意味な文章もそうそうないなw)

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日本アビオニクス (6946) 65点/100点

地合い 0点/10点
決算内容 25点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点

前年1289百万⇒今期1500百万と16.4%増益予想
今回は2Q発表で932百万と62.1%の進捗、昨年2Qは285百万

NEC発祥。防衛用表示・音響機器大手で防衛関連4割。赤外線など民需も。ファンドの傘下に

四季報より

様々な改善活動の成果が上がった、などが増益要因としている。
なかなか好結果だと思われる、PTSもしっかり反応している、株価位置も悪くない。
このまま行くとうまく行けば上方修正も期待できるため、向こう3か月は堅調な動きとなりそうだ。
5G関連の期待度が最も高そうなので、それも追い風となりそうだ。

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NCS&A (9709) 60点/100点

地合い 0点/10点
決算内容 25点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 5点/15点
業種 15点/20点

前年958百万⇒今期1160百万と21.1%増益予想
今回は2Q発表で677百万と58.4%の進捗、昨年2Qは460百万

ソフト開発の老舗。SI、アウトソーシングなど総合情報サービス展開。NEC経由の請負多い

四季報より

上方修正同時発表。
開発業務の効率化や収益性の高い主力ソリューションの取り組み強化及び経費削減の継続した取り組みなどが増益要因としている。
おや?結構良い決算なのではないかな??
配当利回りも3%弱ある、業績の伸びもちょっと足踏み気味だけど悪くない。
しかしチャートを見るとわかる、何か買いたくない形w
チャートをたくさん見てきた方々ならお分かりいただけるだろうが、引力が強めで株価の上放れしにくい印象がする。。
従って株価上昇のターゲットにはしにくく、あくまでインカム狙いの長期向け、となるだろう。

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本日の特におすすめは『協栄産業』です。

こうして決算記事を毎回書いていると、コロナが海外ではかなり薄まってきていることが分かります、同時に国内の停滞感も。。

しっかりと特需なのかどうなのかを判断しないと、売れるからって大量に在庫を抱えた商才のない店主のようになりますw

特需であれば次に確認すべきは『次回決算まで期待度は保てるか』です、これさえあれば中期ならば買ってよいでしょう。

いずれにせよ今は特殊な時期です、判断の誤りがあれば素直に認めてしっかりと損切りしちゃいましょう、まぁ損切した後は株価、上がっちゃうんですけどね~(これに耐え続けてパイセン達は今も生き残ってるんですw)

コメント

  1. […] 第3位 おすすめ決算銘柄紹介2021年10/28 […]

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