おすすめ決算銘柄紹介2022年1/14

雑記

決算を受けて、これは次回決算まで株価の上昇に期待が持てそうだと思った銘柄をピックアップするコーナーです。

銘柄ピックアップ条件はこちら…

  1. 時価総額300億円以下
  2. 昨年通期よりも今期は増益予想
  3. 今回の決算発表が昨年同期よりも好印象である
  4. 不動産、バイオ関連は除く

採点もしていますが、あくまで主観なのでその点ご了承願いますね~。

採点項目と点数配分はこちら。

今回から地合いの採点項目を加えました。

  • 地合い:10点満点・・・日経平均MACDの位置で0~10点採点(ボーナスポイント扱い)
  • 決算内容:40点満点・・・文字通り決算の内容評価点です
  • 信用データ:15点満点・・・信用取り組み具合を採点。いくら決算が良くても信用買いが多ければ売られやすいため
  • 業種:20点満点・・・次決算まで期待度が継続する業種かどうか
  • 株価位置:25点満点・・・現在の株価位置。基本は翌日成行買い出来るかどうか、を採点

ちなみに『場中決算発表銘柄は省略』させて頂きます。

既に株価が反応してしまっているため、鮮度が無いためです。。

それではどうぞご覧ください↓

今期通期予想が前年を上回っている銘柄

シリコンスタジオ (3907) 75点/100点

地合い 5点/10点
決算内容 25点/40点
株価位置 25点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点

前年-71百万⇒今期100百万と黒字転換予想

3DCG技術基盤のゲーム用ミドルウェア主力。自社ゲーム開発撤退。開発受託、人材派遣特化

四季報より

次世代ゲーム機の普及に伴いゲームデベロッパー各社からソフトウェア開発環境の開発支援の引き合いが増加していること、などが増益予想要因としている。
ゲーム業界も昨年辺りから徐々に次のステージへと移行している感があり、こういった開発受託会社には特需と言える期間ではないかと思う。
株価はドン底をはいつくばっているので、今期は絶好の株価上昇機会ではあるが、残念ながら継続的な業績向上の芽はあまり見られないので、今期限定で監視してみるのも面白いだろう。

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ラクト・ジャパン (3139) 70点/100点

地合い 5点/10点
決算内容 30点/40点
株価位置 20点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点

前年2681百万⇒今期2900百万と8.2%増益予想

乳原料でスタートした独立系の食品専門商社。北米、欧州、豪に拠点。東南アジアに自社工場も

四季報より

TPP11、日欧EPAや日米貿易協定など貿易の自由化の進展などにより、輸入乳製品原料への需要は底堅いと予想しているなどが増益要因としている。
ラクトジャパンほどの有名な会社が時価総額300億円以下だとは知らなかった。。
同時に中期計画のローリングも発表、ちなみにローリングとは毎年改定する計画のことで、個人的には信ぴょう性は低くなる印象だ(何が何でもといった努力が少なからず減ってしまうため)
プロテイン人気による高タンパク質商材には個人的にも注目しているので、結構オススメ出来る銘柄だ、特に男性は毎日タンパク質を摂って筋肉の低下を抑えないと太りますわよ♪

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通期予想が昨年を上回り、かつ高進捗決算な銘柄

室町ケミカル (4885) 75点/100点

地合い 5点/10点
決算内容 30点/40点
株価位置 20点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点

前年339百万⇒今期381百万と12.3%増益予想
今回は2Q発表で323百万と84.8%の進捗、昨年2Qは219百万

医薬品原薬の販売・製造、健康食品の企画・製造、液体処理関連など化学品の販売・加工を展開

四季報より

展示会への出展やWebでの面談等を活用し、新規顧客及び案件の獲得に注力したことなどが増益要因としている。
セグメント別の増減を見てみると、健康食品事業が伸びている。
しかし医薬品事業の案件が前倒しになっているようなので、ここから先の決算は若干期待が萎んだ印象。
PTSも下がっており、数字だけ見ると素晴らしいが個人的にも今回の決算のマイナス評価は納得である。。

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関通 (9326) 70点/100点

地合い 5点/10点
決算内容 30点/40点
株価位置 20点/25点
信用倍率 5点/15点
業種 15点/20点

前年383百万⇒今期635百万と65.8%増益予想
今回は3Q発表で530百万と83.5%の進捗、昨年3Qは184百万

EC、通販の物流支援サービスが柱。自社開発ソフト販売にも注力。楽天Gと資本、業務提携

四季報より

Eコマース市場の拡大に対応した成長戦略の遂行に努めたことなどが増益要因としている。
素晴らしい決算内容で、上方修正も視野に入ってきた。
PERも安めで、将来性や安定感も抜群に思うが、信用買いが膨らんでいる、やはりかなりの投資家が目をつけているようだ。
小型株全体調整の犠牲者でもあり、株価は非常に買いやすくなっている。。
PTSも2%弱上昇、次回決算まで期待継続しそうなのでお勧めだ。

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シンメンテホールディングス (6086) 70点/100点

地合い 5点/10点
決算内容 35点/40点
株価位置 10点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点

前年704百万⇒今期732百万と4.0%増益予想
今回は3Q発表で781百万と106.7%の進捗、昨年3Qは527百万

店舗メンテ専業。飲食業向け軸にドラッグストアや介護等に多様化推進。協力業者を全国に網羅

四季報より

決算書に詳細な説明が一切なかったので、好業績の理由は不明だ。
通期目標超過、配当増額修正は出たが、業績の上方修正は発表しなかった。
株価位置がこの全体調整の最中であるにも関わらずかなり強い、ちょっと買いにくくPERも20倍オーバー。
PTSは下落しており、上方修正未発表のガッカリ売りかな?
ドラッグストアや介護施設などにも顧客が多様化しており、飲食店だけなら将来性に疑問符が付いたが、これなら今後も期待できそうだ。

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佐鳥電機 (7420) 65点/100点

地合い 5点/10点
決算内容 30点/40点
株価位置 5点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点

前年1139百万⇒今期2000百万と75.6%増益予想
今回は2Q発表で1200百万と60.0%の進捗、昨年2Qは314百万

半導体・電子部品商社で上位。絶縁監視装置や通信関連など自社製品拡充。台湾への販売強み

四季報より

上方修正同時発表。
リモートワーク需要拡大による電子部品の販売や産業インフラ向け事業の拡大などが増益要因としている。
パワー半導体、EV、脱炭素関連というわがまま贅沢ボディ、そりゃ株価は高いですよ。。
PTSは案の定下落、こういった類の銘柄は前回決算時に目をつけて購入しておかないと利益にしにくいため、個人的にはスルーだ、会社及び決算は文句なしの絶好調だろう。

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今回のおすすめはラクトジャパンと関通

数は結構ありましたが、選りすぐりを厳選したつもりです。

さぁ、決算集中期開始、今回も頑張って無理のない程度に投稿していきます。

日経及びマザーズの不調により、多くの銘柄が買いやすい株価にまで落ちています、地合いポイントは5点としています。

小型株や日経の分析は毎週金曜日投稿の記事をご覧いただくとして、今回の決算はどこに注意するべきか…難しいところです。。

やはり半導体関連は絶好の決算ギャンブル(売り)のチャンスでしょう、一泊二日で。。

アフターコロナ関連も再びオミクロンの影響で元の木阿弥になりかねないので厳しいでしょうか。。

海外渡航関連は、海外の動向次第ですが、世界的には恐るるに足らずなスタンスの国が多そうなので、そこそこ期待できるかも。。

あとは急速な円安の恩恵関連、これもやはり出尽くし売りの可能性が高そう。。

色々な思案を巡らせるものの、とりあえずひとつだけ言わせてください。。

決算ギャンブルは止しましょう…とw

コメント

  1. […] 第4位 おすすめ決算銘柄紹介2022年1/14 […]

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