決算を受けて、これは次回決算まで株価の上昇に期待が持てそうだと思った銘柄をピックアップするコーナーです。
銘柄ピックアップ条件はこちら…
- 時価総額300億円以下
- 昨年通期よりも今期は増益予想
- 今回の決算発表が昨年同期よりも好印象である
- 不動産関連は除く
採点もしていますが、あくまで主観なのでその点ご了承願いますね~。
採点項目と点数配分はこちら(前回とは配分が若干異なります)↓
- 決算内容:40点満点・・・文字通り決算の内容評価点です
- 信用データ:15点満点・・・信用取り組み具合を採点。いくら決算が良くても信用買いが多ければ売られやすいため
- 業種:20点満点・・・次決算まで期待度が継続する業種かどうか
- 株価位置:25点満点・・・現在の株価位置。基本は翌日成行買い出来るかどうか、を採点
ちなみに『場中決算発表銘柄は省略』させて頂きます。
既に株価が反応してしまっているため、鮮度が無いためです。。
今回も数が多いので前後半に分けさせていただきますね、今回は後編となります。
それではどうぞご覧ください↓
通期予想が昨年を上回り、かつ高進捗決算な銘柄
ブロードバンドタワー (3776) 50点/100点
決算内容 30点/40点
株価位置 0点/25点
信用倍率 0点/15点
業種 20点/20点
前年-352百万⇒今期140百万と黒字転換予想
今回は3Q発表で470百万と335.7%の進捗、昨年3Qは-273百万
都市型データセンター(DC)運用。東京・大手町に5G対応DC新設。IoT・AI関連も強化
四季報より
信用買いが9637000溜まっており、とても買えないが、業種自体は将来性が素晴らしく期待度大。
しかし、3Qで業績は既に通期超過しているが、着地は140百万と3~4Qは赤字を予想している。
下に落ちる要素は特にないのでこの辺りの株価でモミモミがいいところだろう。。
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日本電子材料 (6855) 45点/100点
決算内容 25点/40点
株価位置 0点/25点
信用倍率 5点/15点
業種 15点/20点
前年993百万⇒今期2200百万と221.6%増益予想
今回は2Q発表で1150百万と52.3%の進捗、昨年2Qは415百万
半導体検査用プローブカード大手。ブラウン管カソード等から出発。海外生産比率向上に注力
四季報より
こちらも信用が溜まっており、株価位置も既に前回決算以降の高騰で買える位置ではなく、会社目標の1200百万も下回ったので一旦売られる可能性が高いため、しっかり引き付けて購入することができれば再上昇の恩恵を享受できるかもしれない。
メモリーIC向け製品の拡販はまだまだ継続しそうなので、一旦押した後、次回決算に向けてV字回復する可能性は高いだろう。
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音通 (7647) 55点/100点
決算内容 25点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 5点/15点
業種 10点/20点
前年65百万⇒今期230百万と353.8%増益予想
今回は2Q発表で146百万と63.5%の進捗、昨年2Qは-6百万
100円軸に安売り食品・雑貨店展開。カラオケ機器賃貸、スポーツジム運営、コイン駐車場も
四季報より
セグメントが多すぎて必死さが伝わってくる、いや、苦言ではなく。。
株価2ケタの超低位株なので、購入は難しくおすすめしない。。
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エー・アンド・デイ (7745) 70点/100点
決算内容 25点/40点
株価位置 20点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点
前年3432百万⇒今期3450百万と0.5%増益予想
今回は2Q発表で1511百万と43.8%の進捗、昨年2Qは771百万
産業、医療用の計量・計測機器メーカー。自動車開発などに用いるDSP演算処理装置を拡大中
四季報より
70点獲得!!
決算同日に素晴らしい上方修正を出しているので、これは週明け寄らないかもしれない。。
医療健康機器事業の大幅な増益と経費削減が主な要因のようだ。
おそらくやや売り上げなどは鈍化するような気がしないでもないが、まだまだ世界中はコロナに苦しめられているので、海外を中心に堅調な売り上げは維持できるだろう。
なお、子会社にあのホロンがいる(あの、とは以前あの人が煽った銘柄の事ですw)
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ハリマビステム (9780) 60点/100点
決算内容 20点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点
前期655百万⇒今期860百万と31.3%増益予想
今回は2Q発表で529百万と61.5%の進捗、昨年2Qは403百万
ビルメンテ中堅。独立系。首都圏中心。医療施設、官公庁の比率大。民間建物の管理業務を開拓
四季報より
同日、上方修正提出済み。
要因は政府によるビルメンテナンス業が社会安定維持の観点から事業継続を求められたこと(これが業績の向上とどう関係あるのかは不明)、従業員に占める短時間労働者の比率の高まりによる経費削減のため、とある。
PERはなんと4.3倍でおそらく相当株価は上昇するだろう、PBRも0.47倍。
また四季報には室内用の抗ウイルス、滅菌装置の拡販とあり、こちらにも大注目だ。
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デイトナ (7228) 45点/100点
決算内容 25点/40点
株価位置 0点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点
前期705百万⇒今期1065百万と51.1%増益予想
今回は3Q発表で829百万と77.8%の進捗、昨年3Qは600百万
2輪車部品・用品の企画、卸売りを手がける。小売店も3店展開。インドネシアに進出。独立系
四季報より
株価が高騰しており、これは買えないが、自転車が再脚光を浴びているので、業績は今後も期待できるが、冬はおそらく売り上げは下がるだろうw
傘さし運転の罰則化(地域による)によって、自転車は逆風だと思われたがコロナ回避と健康意欲の増進が追い風となった。
電動自転車はわたくしも使ってますが、最高です、是非おすすめしたい♪
しかし、雨風に相変わらず弱く、これは永遠に解消されない課題のため、やはり乗らない人はずっと乗らないと思われる。。
海外は日本よりも更に2輪の需要はありそうなので、今後も業績は期待できそうだ。
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アドウェイズ (2489) 60点/100点
決算内容 30点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 0点/15点
業種 15点/20点
前期406百万⇒今期1010百万と248.8%増益予想
今回は2Q発表で866百万と85.7%の進捗、昨年2Qは-21百万
ネットのアフィリエイト(成果報酬型)広告で国内大手。海外広告配信網やSNSとの提携強化
四季報より
同日、上方修正提出済み。
前回の素晴らしい決算を受けても大して株価は上がっておらず、信用が溜まっているので今回もスルー推奨だが、ゲーム&マンガアプリの拡大による広告収入の増加で素晴らしい通期予想だ。
しかし、それ以上の強みが今のところ顕在化していないので、やはり株価の大幅向上はまだまだ先の話のように思う、博報堂との提携によるシナジーに期待したい。
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ヴィンクス (3784) 65点/100点
決算内容 25点/40点
株価位置 15点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点
前期1652百万⇒今期1696百万と2.7%増益予想
今回は3Q発表で1679百万と99.0%の進捗、昨年3Qは1502百万
小売り・流通向けソフトを開発。イオン関連取引が柱。同じ富士ソフト傘下企業と13年に合併
四季報より
3Qで進捗99%だが、上方修正は出してこなかったため、かなり慎重のようだ。
売り上げ高はコロナによるハードウェア販売を中心とした受注遅れの為減少したが、利益は開発生産性の向上により向上した、とある。
不透明な点はあるが、PER16倍なので、上方修正を出したとすると更にPERは下がるので、安いところは拾っても良さそうだ。
根拠としては、コロナによるセルフレジの導入は目に見えて進んでいるので、今後確実に恩恵は受けると考えたためだ。
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メディカルシステムネットワーク (4350) 60点/100点
決算内容 20点/40点
株価位置 20点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 10点/20点
前期1560百万⇒今期2500百万と60.3%増益予想
今回は2Q発表で1397百万と55.9%の進捗、昨年2Qは784百万
薬局向け医薬品情報仲介が祖業の調剤薬局持株会社。M&Aで店舗全国化。介護・医師開業支援
四季報より
決算進捗は普通だが、積極的な攻めの営業をしているそうなので、今後に期待したい。
コロナによる診療抑制のため苦戦とあるが、これから春にかけてはインフルエンザも流行するのでそうも言ってられない状況になるため、増益幅の拡大に期待したい。
ただ、残念なことにPERは43倍を超えており、決して安いとは言えないため、株価の大幅な上昇はしばらく見込めないだろう。
今後の決算が毎回順調であればその度に株価ステージは上がっていくと思われるので、監視して動きを見極めたいところだ。
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N・フィールド (6077) 75点/100点
決算内容 25点/40点
株価位置 25点/25点
信用倍率 10点/15点
業種 15点/20点
前期481百万⇒今期600百万と24.7%増益予想
今回は3Q発表で496百万と82.7%の進捗、昨年2Qは295百万
精神疾患の患者に特化した訪問看護事業を展開。退院患者向けに賃貸物件への入居支援も実施
四季報より
75点獲得!!
まず業種に期待が持てる。
経済競争が激化する資本主義の国において、精神疾患患者は増加の一途をたどることは明確であり、それを政府も理解しているため、保護は手厚くなっていくだろう。
そしてここに追い打ちのコロナによる失職や身内の不幸なども相まって、更に増えたと想像すると、この銘柄は今後更に業績の加速が進むのではないだろうか?
売上高はしっかり毎年伸ばしており、財務も完璧!!
長期としてもおすすめ出来る上に、株価位置もかなり低いので中期でもOKと見る。
個人的にも応援したくなる会社なので、必然的に同じ想いの投資家からの買いは強まっていくだろう。
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今回、70点以上の銘柄は2件でした。

なお、今回はあまりにも多かったので明らかなコロナ特需銘柄は途中から省きました。。
感想としては、今回は個人的にも欲しい銘柄がいくつかありました、豊作です。
現記事を書いている今、バイデン氏当選確実、みたいなニュースも出ており、今週の株価にどう影響が出るか不安ですが、おすすめ決算銘柄のデータはルール通り取っていきます。
一応、再現性100%を目指していて、そうなると地合いを考慮出来ないため、当面は決算翌日寄り付き買いでのデータ取りを継続します、怖いけどw
今週が決算発表ピークの最終週なので、最終的に何銘柄になるか、楽しみですね♪
コメント
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