理論株価から銘柄を探す②

理論株価から銘柄を探す、というテーマで以前記事を書きました。

今回は純粋に『理論株価が超割安な銘柄』を分析してみたいと思います。

理論株価超割安銘柄を採点

今回も理論株価Web様のサイトを参照させていただきます。

サイトを拝見すると『上昇余地+300%』という項目があり、こちらは現在30社存在するようです。

30社全てを採点するのはさすがに大変なので、今回は『400%以上』の銘柄10社に絞ろうと思います。

その結果がこちら↓

左から…

  • 銘柄名..銘柄の名前です
  • 証券コード..各銘柄の4桁証券コードです
  • 現在の株価..2020年5/1時点での株価です
  • 理論株価..株価Web様が算出された理論株価です
  • 売上高伸び..ここ数年と次回決算予想の売上高の伸びを10点満点で採点
  • 業種..今後の業種としての期待度を10点満点で採点
  • 信用残..信用買いや売りの残数を10点満点で採点。買い残が多いと必然的に上値が重くなる傾向があります
  • テクニカル..週足を見て、現在の位置、暴落前の株価、上値余地などを10点満点で採点
  • 合計点..以上4項目を40点満点とし点数を出してあります
  • ふくりん的年内目標株価..年内にどれだけ上がる余地があるか、独断と偏見予想。地合いなどもあるため、あくまで参考値として見てね
  • 現株価からの上昇率..5/1から年内目標株価まで上がったとすると、上昇率はどれくらいになるか

SECカーボン、FJネクスト、サンデンHDなどが高得点で、上昇率予想のTOPはサンデンHDという結果になりました。

割安とは何か?

以上の10社はPERが10倍以下はおろか、5倍以下という銘柄が殆どです。

おそらくPERを投資基準のメインに据えている方は、こういった銘柄を購入対象とすると思います。

しかし、今回のコロナショックで、割安銘柄も皆一様に売られています。

そして株価の戻り方もこれまた他の銘柄と同様の動き方になっている銘柄が殆どです。

『株を安く買って高く売る』という事がどれだけ大変かお分かりいただけたでしょう。

“安い”というのは『理論株価と相対して安い』『数年後を見れば今は安い』の2通りがあり、後者の場合は今安いかどうかを判断するのは極めて難しいです。

安いがゲシュタルト崩壊してきましたw

基本的には株式取引の本質とは”会社の成長を予想して投資する”ことにあります。

インカムゲイン狙いの銘柄探しはまた少し探し方が変わりますが、基本的に会社の成長なくして、投資家に恩恵は薄い、と言えます。

では理論株価自体を否定しているわけではなく、財務やある程度の安定性がないと、新たにビジネスのすそ野を拡げるチャンスが減ったり、設備投資や業務提携、TOBなどの積極策に出にくいのです。

こういった時代ですから、お金を借りるにも一苦労のはずです。

順番はどちらでも良いですが、理論株価から割安株を見つけ、その中から成長性の高そうな銘柄を選んだり、成長性の高そうな銘柄を見つけたら理論株価もチェックするなど、セットで調べるクセをつけるとなお投資精度は向上すると思います。

まとめ

理論株価からお宝株を探すには、プラスアルファで成長性を加味していくことが必要だと思いますが、やはりそれにはしっかりと決算書を見たりIRを注視したりなど、相応の努力は必要になります。

特に、材料業務提携によるシナジー大幅な利益向上などの発表が出た時、株価への影響がどの程度なのかをしっかりと冷静に(イナゴに釣られずにw)見極めることが重要だと感じます。

それが出来る様になり、更に理論株価と成長株を鑑みて投資を続けていけば、好結果を出し続けやすい投資家になれる事でしょう。

色々な投資理論が存在するこの世界ですが、いきなり会得できるものではありませんので、こういった側面からも一度ご自身で銘柄を探して結果を追っていただければ、と思います(結果を追わないと意味がないので必ずシミュレーションしてくださいね。トライ&エラーを繰り返すことも大切なので)


<<参照サイト>>

理論株価Web